2025/10/26 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
スタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに、少しでも内に潜り込み距離を稼く必要がある。そのためにはスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイントとなる。当然、内枠はこの点においてかなり有利。
馬柱
| 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 01 | コーチェラバレー | 牡3 | 57.0 | 替 西村淳也 | 追 | |
| 1 | 02 | アマキヒ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 差 | |
| 2 | 03 | ライトトラック | 牡3 | 57.0 | 和田竜二 | 差 | |
| 2 | 04 | ヤマニンブークリエ | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 | 差 | |
| 3 | 05 | △ | ジョバンニ | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 | 先 |
| 3 | 06 | ☆ | ミラージュナイト | 牡3 | 57.0 | 替 藤岡佑介 | 差 |
| 4 | 07 | ☆ | ショウヘイ | 牡3 | 57.0 | 替 岩田望来 | 先 |
| 4 | 08 | レクスノヴァス | 牡3 | 57.0 | 横山和生 | 先 | |
| 5 | 09 | ○ | エネルジコ | 牡3 | 57.0 | C.ルメール | 先 |
| 5 | 10 | ジーティーアダマン | 牡3 | 57.0 | 替 北村友一 | 逃 | |
| 6 | 11 | ▲ | マイユニバース | 牡3 | 57.0 | 替 武豊 | 逃 |
| 6 | 12 | ◎ | ゲルチュタール | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 | 先 |
| 7 | 13 | ☆ | アロンディ | 牡3 | 57.0 | 替 団野大成 | 追 |
| 7 | 14 | エキサイトバイオ | 牡3 | 57.0 | 荻野極 | 差 | |
| 7 | 15 | △ | エリキング | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 差 |
| 8 | 16 | ラーシャローム | 牡3 | 57.0 | 岩田康誠 | 差 | |
| 8 | 17 | レイヤードレッド | 牡3 | 57.0 | 嶋田純次 | 先 | |
| 8 | 18 | レッドバンデ | 牡3 | 57.0 | 佐々木大輔 | 先 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
| S スロー |
10と11の隣同士の逃げ馬。どちらが先手にせよ、長丁場ではペースは緩む。後続馬は早めの仕掛けで、最後はスタミナ、パワーを備えた持続力ある末脚が問われる。 |
信頼度
| D 混戦 |
春の実績馬も抜けた存在はおらず、上がり馬も未知の面が多く、一筋縄ではいかなそうな長距離レース。 |
予想本文
~ 気になるのは雨 ~
ダービー、皐月賞の上位馬が揃って不在。実績的には小粒なメンバー構成も、「強い馬」が勝つ菊花賞。これから飛躍を遂げる勝ち馬が誕生する可能性も十分。気になるのは当日の天候。秋雨前線の影響でいつ一雨あるかわからない状況。長距離レースだけに馬場の状態も十分考慮したい。 ◎ ゲルチュタール
出世レースの日本海Sを制した ゲルチュタール を本命視。条件戦上がりだが、2勝馬クラスも揃う中、3勝クラスをしっかり勝利しているだけに、今回のメンバーでは気後れする必要はない。重賞の青葉賞でも、今回人気するであろう、エネルジコと好勝負しており、下地もある。長くいい脚をつかえる先行馬で、スタミナも十分。鞍上も主戦の坂井騎手で、重馬場もこなす。長丁場向きで、今回は真価が問われるが、大崩れする可能性は低いとみて、馬券の軸に据えたい。
出世レースの日本海Sを制した ゲルチュタール を本命視。条件戦上がりだが、2勝馬クラスも揃う中、3勝クラスをしっかり勝利しているだけに、今回のメンバーでは気後れする必要はない。重賞の青葉賞でも、今回人気するであろう、エネルジコと好勝負しており、下地もある。長くいい脚をつかえる先行馬で、スタミナも十分。鞍上も主戦の坂井騎手で、重馬場もこなす。長丁場向きで、今回は真価が問われるが、大崩れする可能性は低いとみて、馬券の軸に据えたい。
◯ エネルジコ
関東からの刺客、 エネルジコ 。ちょっと重馬場に不安は残るが、なんといっても鞍上は長距離レースでは圧倒的に信頼できるルメール騎手。その鞍上が素質を認めた馬で、ダービーに出ていれば、好勝負もあったかもしれない。休養明け、復帰戦は古馬混合の新潟記念。ひとまず2着にまとめ、早めの栗東入り。その後追い切りでは、終い11秒台連発で、明らかに状態は上向きの最高潮。同世代のこのメンバーなら、やはり主役級だろう。
関東からの刺客、 エネルジコ 。ちょっと重馬場に不安は残るが、なんといっても鞍上は長距離レースでは圧倒的に信頼できるルメール騎手。その鞍上が素質を認めた馬で、ダービーに出ていれば、好勝負もあったかもしれない。休養明け、復帰戦は古馬混合の新潟記念。ひとまず2着にまとめ、早めの栗東入り。その後追い切りでは、終い11秒台連発で、明らかに状態は上向きの最高潮。同世代のこのメンバーなら、やはり主役級だろう。
▲ マイユニバース
前走の逃げが圧巻の マイユニバース 。2500mの中山を大きく逃げて、十分引き付けた後、突き放したのは見事な勝ちっぷり。長距離適性を有することは明らかで、魅力的な価値っぷりを評価したい。鞍上もペース判断に長ける盾男、武騎手。幸四郎厩舎との兄弟制覇にも意欲があるだろう。控える競馬もできるので、今回の動向は読めないが、レースのペースを握るのはこの馬かもしれない。
前走の逃げが圧巻の マイユニバース 。2500mの中山を大きく逃げて、十分引き付けた後、突き放したのは見事な勝ちっぷり。長距離適性を有することは明らかで、魅力的な価値っぷりを評価したい。鞍上もペース判断に長ける盾男、武騎手。幸四郎厩舎との兄弟制覇にも意欲があるだろう。控える競馬もできるので、今回の動向は読めないが、レースのペースを握るのはこの馬かもしれない。
△ エリキング
骨折明けで挑んだ皐月賞を惨敗、しかしダービーでは復調を感じさせる5着の エリキング 。夏を越して挑んだ神戸新聞杯では、ダービー3着馬を相手に、上がり32.3の鬼脚を繰り出し快勝。G1級の能力を十分に感じさせる内容。飛びの大きい馬で、雨が気になるが、極端な重馬場でなければこなせそう。ただ、後方からの末脚勝負にかける馬なので、長距離ではコース取りは難しいところも。
骨折明けで挑んだ皐月賞を惨敗、しかしダービーでは復調を感じさせる5着の エリキング 。夏を越して挑んだ神戸新聞杯では、ダービー3着馬を相手に、上がり32.3の鬼脚を繰り出し快勝。G1級の能力を十分に感じさせる内容。飛びの大きい馬で、雨が気になるが、極端な重馬場でなければこなせそう。ただ、後方からの末脚勝負にかける馬なので、長距離ではコース取りは難しいところも。
△ ジョバンニ
ダービーではリキんでしまったが、皐月賞は不利を受けながらも4着の ジョバンニ 。秋初戦は神戸新聞杯で、3着に敗れたが、相手を考えれば上々の結果。長距離適性には疑問が残るが、先行してのしぶとさはこのレース向きでもある。相手なりにレースはしてくれそうで、人気的に旨味もあり、押さえておきたい。
ダービーではリキんでしまったが、皐月賞は不利を受けながらも4着の ジョバンニ 。秋初戦は神戸新聞杯で、3着に敗れたが、相手を考えれば上々の結果。長距離適性には疑問が残るが、先行してのしぶとさはこのレース向きでもある。相手なりにレースはしてくれそうで、人気的に旨味もあり、押さえておきたい。
☆ ショウヘイ
ダービー3着で、実績的にはもう少し評価してもいい ショウヘイ だが、結構人気が高いので今回は押さえまで。安定した先行力があり、京都新聞杯馬で京都外回りコースもお誂え向き。ただ、主戦騎手が安定せず、岩田望来はテン乗りとなる点は気になる。
ダービー3着で、実績的にはもう少し評価してもいい ショウヘイ だが、結構人気が高いので今回は押さえまで。安定した先行力があり、京都新聞杯馬で京都外回りコースもお誂え向き。ただ、主戦騎手が安定せず、岩田望来はテン乗りとなる点は気になる。
☆ ミラージュナイト
いかにも長距離適性がありそうという点では、やはり ミラージュナイト 。春も、若駒S、すみれSとリステッドレースを好走。夏の札幌で2連勝を遂げ、さらなる成長を遂げた。このメンバーでもやれる可能性は十分。
いかにも長距離適性がありそうという点では、やはり ミラージュナイト 。春も、若駒S、すみれSとリステッドレースを好走。夏の札幌で2連勝を遂げ、さらなる成長を遂げた。このメンバーでもやれる可能性は十分。
☆ レクスノヴァス
穴ではこちらも長距離適性の強い レクスノヴァス 。母系から重馬場は得意そうで、当日雨の影響を受けるようなら、面白みも増す。スタミナは折り合い面も不安はなく。時計的なところがクリアできれば、激走も。
穴ではこちらも長距離適性の強い レクスノヴァス 。母系から重馬場は得意そうで、当日雨の影響を受けるようなら、面白みも増す。スタミナは折り合い面も不安はなく。時計的なところがクリアできれば、激走も。
馬券と総評
| 推奨馬券 | 総評 |
|---|---|
| 3連複 軸1頭ながし: 12 →09,11,15,05,07,06,08 (21点) |
条件戦経由と春の実績馬、神戸新聞杯組とセントライト記念組、なかなか能力比較が難しい中で、雨の長距離戦。正直どの馬にはチャンスがありそうに見える。騎手の力量もウエイトを占めるだろう。その点ではエネルジコの1番人気はもっともだが、ここは安定した先行力を持つ、ゲルチュタールを軸に馬券戦略を組み立てたい。手広く考える必要はあるが、同馬からの3連複ながしをベースとする。 |

