2012/3/25 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
中京 A - 芝1200m
左回り - 良
見込み
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ◎ | ロードカナロア | 牡4 | 57.0 | 福永 祐一 | 先 |
1 | 02 | サンダルフォン | 牡9 | 57.0 | 古川 吉洋 | 差 | |
2 | 03 | アグネスウイッシュ | 牡4 | 57.0 | 武 豊 | 差 | |
2 | 04 | レジェトウショウ | 牝6 | 55.0 | 松山 弘平 | 差 | |
3 | 05 | エーシンリジル | 牝5 | 55.0 | 和田 竜二 | 先 | |
3 | 06 | ベイリングボーイ | 牡8 | 57.0 | 勝浦 正樹 | 差 | |
4 | 07 | アポロフェニックス | 牡7 | 57.0 | 吉田 隼人 | 先 | |
4 | 08 | ツルマルレオン | 牡4 | 57.0 | 小牧 太 | 差 | |
5 | 09 | △ | エーシンダックマン | 牡5 | 57.0 | 川田 将雅 | 逃 |
5 | 10 | △ | カレンチャン | 牝5 | 55.0 | 池添 謙一 | 差 |
6 | 11 | × | サクラゴスペル | 牡4 | 57.0 | ピンナ | 差 |
6 | 12 | マジンプロスパー | 牡5 | 57.0 | 浜中 俊 | 先 | |
7 | 13 | タマモナイスプレイ | 牡7 | 57.0 | 渡辺 薫彦 | 先 | |
7 | 14 | × | グランプリエンゼル | 牝6 | 55.0 | 藤岡 佑介 | 差 |
7 | 15 | ▲ | ダッシャーゴーゴー | 牡5 | 57.0 | 横山 典弘 | 差 |
8 | 16 | × | ジョーカプチーノ | 牡6 | 57.0 | 内田 博幸 | 先 |
8 | 17 | ○ | サンカルロ | 牡6 | 57.0 | 吉田 豊 | 差 |
8 | 18 | トウカイミステリー | 牝6 | 55.0 | 四位 洋文 | 追 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
HM ハイミドル |
G1のスプリント戦だけにそれなりにはハイペース。 ただ、これまでのように割れ先にハナを争う展開はなさそう。 |
信頼度
C 軸不動 |
本命馬の軸は堅そうではあるが、頭固定できるかまでとなると短距離戦だけに難しい。 |
予想本文
今年は中京コースが新設。直線が長くなり、なによりゴール前の坂ができたことが大きい。
平坦であっても決して逃げ有利と言い切れることは難しいかったが、これでより差し馬有利の傾向に拍車がかかる。が、一方で各馬警戒でペースが落ちれば、短距離だけに逃げ切りもあり得るわけで、その点において競馬は本当に難しい。
速い持ち時計こそないが、ロードカナロアの勝ちっぷりはどれも圧巻。葵S時にタダものではない雰囲気が漂っていたが、スプリント戦6戦全勝で、あっという間にここまで昇ってきた。
強力な末脚もさることながら、脚質に自在性があるのも強みで、鞍上も乗れている騎手で死角が少ない。
前走シルクロードSでは、つきぬけてから、まだ余裕があったように思えるほどの完勝で、初の左回りやG1の舞台であったもここは頭固定でもよいほどか。
ただ、この馬の場合、内枠が良い面に出るとは限らない怖さもある。
やはり新設中京で一番気になるのはサンカルロ。今やスプリント界の常連メンバーだが、差し一辺倒の脚質でありながらこれだけ堅実な成績が残せるのは立派。
ただ、一方で、前走の阪急杯のように、善戦はするものの勝ちきれないのは、やはりその脚質に原因があることも否めない。外枠を引いたため、どこかで内に潜り込む必要があるが、かえって競馬はしやすくなるかもしれない。
諸刃の剣タイプだけに大敗の危険性をはらむのも事実だが、直線の差し込みに期待したい。
あまり新設中京を意識しすぎるのもどうかとは思うのだが、坂のあるコースでなら阪神巧者ダッシャーゴーゴーが不気味。昨年、このレースを降着になって以来、迷走状態が続いているが、当時は将来が渇望された逸材。その地力は高く、一叩き後の一発があっても驚けない。
ただ週末の雨での馬場渋化は歓迎材料ではなく、当日の馬場回復は必須条件。
5連勝でG1までもぎとったカレンチャン。海外遠征後、復帰戦も一頓挫となったが、後半はよく追い上げており、むしろ重馬場と斤量を考えれば及第点の内容。一叩きでの上積みを見込める今回は当然の主力筆頭候補。とはいえまだまだ短距離戦線は群雄割拠で力量さは小さいとみている。
その点を踏まえた際、本命馬にロードカナロアを据える以上、2番人気馬は少し敬遠したいというのが本音。逆に言えば、死角らしい死角も見当たらず、好位抜け出しの安定したレースぶりが期待できそう。
このメンバーで逃げ切るのは至難の業ではあるが、エーシンダックマンを穴馬として狙ってみたい。この馬は平坦コースながら1分7秒台の時計を持ち、重賞逃げ切り経験もある。前走こそ早めにつかまり大敗を喫したが、馬場のせいも考えられる。
基本差し馬中心の展開が予想されるが、一概に軽視していい逃げ馬とはいいきれない。
ヒモ穴候補は多士済々で絞りきれない側面があるが、近走安定のグランプリエンゼル、地力馬ジョーカプチーノ、格上も未知の魅力のサクラゴスペルらを組み込みたい。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単
軸2頭マルチ: 01=17 →15,10,09,14,16,11 (36点) |
やはりロードカナロアの軸は不動とみる。終始余裕残しのレース振りに、短距離では久しぶりの大物誕生の予感もある。 ただ、いかんせん短距離戦。頭固定は難しい。また同様に相手を一本に絞るのも危険があるが、サンカルロを相手筆頭に据えての3連単2頭軸マルチながし。 余裕があるか、もしくは頭を固定するなら、ダッシャーゴーゴーやカレンチャンの相手馬券を持ってもよいだろう。 |