2012/12/09 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
- 11R
阪神 A - 芝1600m
外・右回り - 良
見込み
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | △ | ローブティサージュ | 牝2 | 54.0 | 秋山 真一郎 | 差 |
1 | 02 | タガノミューチャン | 牝2 | 54.0 | 藤岡 佑介 | 先 | |
2 | 03 | △ | サウンドリアーナ | 牝2 | 54.0 | デムーロ | 先 |
2 | 04 | メイショウマンボ | 牝2 | 54.0 | 飯田 祐史 | 差 | |
3 | 05 | ○ | プリンセスジャック | 牝2 | 54.0 | 福永 祐一 | 差 |
3 | 06 | ◎ | コレクターアイテム | 牝2 | 54.0 | 浜中 俊 | 差 |
4 | 07 | クロフネサプライズ | 牝2 | 54.0 | 柴山 雄一 | 先 | |
4 | 08 | サンブルエミューズ | 牝2 | 54.0 | 津村 明秀 | 差 | |
5 | 09 | レッドマニッシュ | 牝2 | 54.0 | 北村 宏司 | 追 | |
5 | 10 | × | レッドセシリア | 牝2 | 54.0 | 三浦 皇成 | 差 |
6 | 11 | コウエイピース | 牝2 | 54.0 | 松山 弘平 | 先 | |
6 | 12 | × | エイシンラトゥナ | 牝2 | 54.0 | 幸 英明 | 先 |
7 | 13 | ストークアンドレイ | 牝2 | 54.0 | 川島 信二 | 差 | |
7 | 14 | × | カラフルブラッサム | 牝2 | 54.0 | 和田 竜二 | 先 |
7 | 15 | ディアマイベイビー | 牝2 | 54.0 | 川田 将雅 | 逃 | |
8 | 16 | フィールドメジャー | 牝2 | 54.0 | 国分 優作 | 先 | |
8 | 17 | トーセンレディ | 牝2 | 54.0 | 藤田 伸二 | 差 | |
8 | 18 | ▲ | アユサン | 牝2 | 54.0 | 丸山 元気 | 差 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
SH スローハイ |
道中はゆったりで、後半の上がり勝負は必至の様相。早い上がりのない馬や、追い込み馬には苦しい展開。 |
信頼度
C 上位拮抗 |
2歳、それも牝馬戦だけに何があるかわからないが、コース形態からか、意外にも平穏傾向。上位陣での争いが一応の基本線か。 |
予想本文
今年の阪神ジュベナイルFは重賞 アルテミスSの新設に伴い、例年とは傾向を異にする。これまでほぼファンタジーSが中心といえたが、今年はこの新設重賞組がどのように絡んでくるかに注目したい。抽選の結果が注目されていたオツウが除外となったのは残念だが、それなりに注目度は高いといえよう。
父ハーツクライを彷彿させる末脚のキレを持つコレクターアイテムを本命に据える。前走、アルテミスSは後方から迫るアユサンが一気に飲み込むかと思われたところを2段ロケットで追い抜くことを許さなかった。新馬戦でもこのような競馬をみせており、能力の奥深さを感じさせる。一方で4着に敗れたデイリー杯のような後方からの競馬も可能で、このメンバーではやはり地力を最も感じさせた。
対抗には末脚の安定感を買ってプリンセスジャック。前走ファンタジーSでは1番人気を裏切る結果になったが、一応の形はできていた。ずば抜けた瞬発力があるイメージではないので、このレースでは分の悪さも否めないが、好位からの安定した差し脚には信頼感がある。これからまだまだよくなってきそうな血統背景に、このレースに相性のいい鞍上なら十分信頼に足るだろう。
末脚のキレならアユサンが筆頭か。前走では本命馬の二の脚に屈したが、一時は軽くかわすほどの勢いで大外を駆け抜けてきた。阪神外回りのマイル戦ならやはり期待は大きい。ただ、前もなかなかとまらないので、あまり後方からではいくら33秒の脚を繰り出しても届かない。一概に不利とはいえないが、大外枠もどう出るかも微妙なところ。たが、やはり一発の魅力には溢れている。
ローブティサージュの前走は久々の実戦を踏まえると相当にいい内容。距離短縮で、いきなりの重賞ではあったが、危なげないレースぶりでセンスの良さを披露。将来性はかなりありそうな器の大きさ感じさせた。逆に判断材料がこの1戦のみのため、評価に苦しむところではあるが、同厩の本命馬コレクターアイテムとの併せ調教で凌駕する内容をみせられれば、それも払拭されられる。叩いた後の上積みを考えれば、ここではかなりやれていいはず。
このレースの登竜門的レース、ファンタジーSを3馬身差完勝してみせたサウンドリアーナももちろん有力圏内。気性的な面で距離延長には不安があるのは否めないが、折り合いさえつけばやはり怖い存在。前走のように先行して押し切ることが理想だが、デイリー杯のような後方一気もできる自在性も備えている点も心強い。
1勝馬とはいえ、牡馬と揉まれてきたカラフルブラッサムが気にかかる。やはり黄菊賞組を意識したこともあるが、牝馬同士なら面白い。
エイシンラトゥナの先行力も捨てがたい。1叩き後でもあり、番手につけてうまく出し抜けをはかれば連下には残ることも。
1戦1勝馬は本来買いではないが、レッドセリシアは前走内容がよかっただけに、大駆け注意。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 06=18 |
有力馬の実力は拮抗しており、取捨には難しいところだが、素直にコレクターアイテムを信頼したい。敗れたデイリー杯も内容的には悪くなく、ここでも安定した結果を出せそうだ。相手に悩むがここもレースぶりの安定感と将来性を買ってプリンセスジャックを相手とする。3連単はこの2頭のマルチながし。オッズ次第の面も含むが、相手をアユサンに変えても押さえておきたい。 |