2016/2/21 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | パッションダンス | 牡8 | 57.0 | 三浦皇成 | 差 | |
1 | 02 | △ | ホワイトフーガ | 牝4 | 55.0 | 大野拓弥 | 差 |
2 | 03 | ☆ | コパノリッキー | 牡6 | 57.0 | 武豊 | 先 |
2 | 04 | アスカノロマン | 牡5 | 57.0 | 太宰啓介 | 先 | |
3 | 05 | ▲ | ベストウォーリア | 牡6 | 57.0 | 戸崎圭太 | 先 |
3 | 06 | ☆ | ロワジャルダン | 牡5 | 57.0 | 横山典弘 | 差 |
4 | 07 | ◎ | ノンコノユメ | 牡4 | 57.0 | ルメール | 追 |
4 | 08 | コーリンベリー | 牝5 | 55.0 | 松山弘平 | 先 | |
5 | 09 | モンドクラッセ | 牡5 | 57.0 | 田辺裕信 | 逃 | |
5 | 10 | グレープブランデー | 牡8 | 57.0 | ヴェロン | 差 | |
6 | 11 | スーサンジョイ | 牡4 | 57.0 | 和田竜二 | 先 | |
6 | 12 | マルカフリート | 牡10 | 57.0 | 石橋脩 | 追 | |
7 | 13 | タガノトネール | セ6 | 57.0 | 柴田大知 | 先 | |
7 | 14 | ○ | モーニン | 牡4 | 57.0 | M.デムーロ | 先 |
8 | 15 | サノイチ | 牡5 | 57.0 | 勝浦正樹 | 差 | |
8 | 16 | ローマンレジェンド | 牡8 | 57.0 | 内田博幸 | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
HS ハイスロー |
馬場渋化が残り、先行有利のダート戦。先行勢の先手争いは激しさを増す。それでも前は止まりにくく、後方待機組ものんびりとは構えていられない。 |
信頼度
C 軸馬信頼 |
まだ、古馬陣の既成勢力と4歳馬との世代間の力関係は微妙。過信は禁物。 |
予想本文
~ 三連覇 ~
コパノリッキーが史上初の同一G1三連覇に挑む。過去挑んだメジロマックイーンやデュランダルなどと比べると申し訳ないがコパノリッキーでは小粒感は否めない。しかし実は、地方G1であれば、この記録は、アドマイヤドン(JBCクラシック)、ブルーコンコルド(南部杯)、ヴァーミリアン(JBCクラシック)、ホッコータルマエ(川崎記念)と多数いる。地方、中央の差があるとはいえ、ダートレースなら・・・。
前走のチャンピオンSで、破竹の4連勝から一気に頂点を狙ったノンコノユメ。追い込み馬としては非常に厳しい条件ながら、内から馬群を捌いての2着は上出来。今回はそれ以来のぶっつけとなるが、予定通りのことで不安はない。得意の東京コースに戻り、ペースも早くなる見込みで、おあつらえ向きの条件が整った。ここは素直に本命として信頼したい。気になるのはやはり前日の雨による馬場状態。追い込み一手の不器用な脚質だけに、前が止まらない形になると届かないことも。確実に差し込みは期待できるが、頭までとなるとそのあたりにやや不安が残る。
モーニンは2走前の武蔵野Sでノンコノユメに完敗している。今回も同じ東京コースとなると、やはり先行馬のこの馬としては少々分が悪い。勝利のみを考えるなら今回乗り方も変えてくる可能性があり、その点については期待と不安が半々といったところ。折り合いには多少難があるようなので、今回の早い流れは歓迎材料。あとは鞍上の手腕に期待。
昨年このレース3着のベストウォーリア。少し間が空いたが、臨戦過程に特に不安はない。むしろ、フレッシュな状態である方が好結果を生んでいる。この馬は決して飛び抜けた存在ではないが、やはりマイルのダート戦なら安心してみていられる。特に左回りなら申し分なく、このレースと相性のいい南部杯を制していることも好感。
牝馬だからと軽視していたサンビスタがチャンピオンSを勝った以上、同馬に5馬身差での勝利実績のあるホワイトフーガを軽く扱う訳にもいくまい。地方の牝馬限定戦が主戦場のため、今ひとつ力関係が把握しづらいが、少なくともこのメンバーなら十分通用するだけの力量があると思う。むしろ他馬との力関係よりもコースとペース適性がカギとなりそう。
同一G1 3連覇の大偉業を目指すコパノリッキー。ここ2戦の敗退でトーンダウンするも、いずれも展開不向きで、得意の舞台での巻き返しは期待はできる。今回は行く馬がいるため、ハナ切る展開にはならないと思うが、従来どおり積極的には行くだろう。ペース的には不安要素もあるが、幸い足抜きよい馬場。うまく立ち回れば過去2年同様、後続完封は可能。状態も上向きだ。
マイル戦は初めてとはなるが、中距離レンジでは安定勢力のロワシャルダン。1番人気を裏切った前走内容はともかく、今の充実ぶりなら大きく崩れることはなく連下には食い込み十分。このレースにおいて、マイル未経験は割引材料には違いないが、それでも期待を持てる馬。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単 軸1頭マルチ: 07 →14,05,02,03,06 (60点) |
広い東京コース、湿り気の残る馬場を考慮すれば、波乱や紛れのない力通りの決着に収まる公算が高いと見る。とはいえ、その力関係こそ、簡単には推し量れないのが難しいところ。特に牝馬も交えた4歳勢がどこまで通用するかだが、やはり今後と今の勢いを買って、古馬勢を凌駕するとみる。その中でもエース的存在のノンコノユメを軸。相手を絞り、馬券的にはこの馬からの1頭軸マルチ馬券を推奨。 |