第19回 ヴィクトリアマイル 予想

2024年
2024/5/12 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ライラック 牝5 56.0 戸崎圭
2 02 フィアスプライド 牝6 56.0 ルメール
2 03   スタニングローズ 牝5 56.0 西村淳
3 04   コンクシェル 牝4 56.0 岩田望
3 05 ウンブライル 牝4 56.0 川田
4 06 マスクトディーヴァ 牝4 56.0 モレイラ
4 07 ハーパー 牝4 56.0 池添
5 08   サウンドビバーチェ 牝5 56.0 松山
5 09   テンハッピーローズ 牝6 56.0 津村
6 10 ナミュール 牝5 56.0 武豊
6 11   ルージュリナージュ 牝5 56.0 横山和
7 12   キタウイング 牝4 56.0 杉原
7 13 モリアーナ 牝4 56.0 横山典
8 14   フィールシンパシー 牝5 56.0 横山琉
8 15 ドゥアイズ 牝4 56.0 鮫島駿

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
HS
ミドルスロー
04あたりが逃げるも、何が何でものタイプではなく、競りかける他馬もいない。マイル戦にしては落ち着いた流れで、内枠好位の先行馬が有利な展開となりそう。
信頼度
C
軸馬信頼
スムーズに運べば本命の信頼度は高そう。ただ、ヒモ相手には手広く注意を払う必要がありそう。
予想本文
~ 女王不在 ~
断トツ1番人気が馬券圏外に敗れることもあるが、概ね、クラシック、とりわけ桜花賞で実績のあった牝馬で固く収まるケースが多いこのレース。ただ、今年は最強牝馬リバティアイランドが出走回避し、G1も1勝馬が2頭のみ。そう簡単に実績馬で決まるかどうか、少々読みにくいメンバー構成となった。
◎ マスクトディーヴァ
本命には前走完勝のマスクトディーヴァ。秋華賞ではリバティアイランドを追い詰める異次元の末脚を披露し、一躍、有力牝馬の一頭に加わった。しかし、古馬となり、飛躍の年とするべくスタートを切った東京新聞杯で痛恨の出遅れ。その汚名返上のため、鞍上も変えて挑んだ前走では着差以上に余裕のある勝利で、再び力を誇示した。32秒台の末脚を持ち、先行力もある。1週前の追い切りでは自己ベストを計測し、状態も絶好。引き続き、モレイラ騎手を背にG1戴冠を狙う。
◯ ウンブライル
休み明けの復帰戦となった東京新聞杯こそ9着に敗れたが、次走でしっかりマスクドディーヴァの2着に入り、NHKマイルC2着の地力をみせたウンブライル。これで、G1を含むマイル重賞を2着3回。勝ちきれないもどかしさはあるものの、マイルでの安定感は増してきた。スローだったとはいえ、前走の上がり3Fは32.9。脚質的にも東京コースは合うはずで、確実に差し込んでくることを期待してよさそう。
▲ ナミュール
前走のドバイターフにおいては、ドゥデュース、ダノンベルーガら、牡馬一線級を従え、日本馬最先着を果たしたナミュール。追い込みに徹してG前鋭く迫ったが、1800mだったことを思えば、大健闘。今や名実ともに主力牝馬の1頭にまで成長した。今回は得意のマイル戦。状態も引き続き良さそうだが、検疫後のタイトなローテであるには違いなく、世界転戦慣れしているとはいえ、疲れが心配。鞍上も乗り替わりとなるが、亡き藤原康太騎手の想いも胸に、武豊騎手が手綱を握る。
△ フィアスプライド
もし、フィアスプライドは2走前の勝ちっぷりが素晴らしい内容。しかし、続く前走の中山牝馬Sでは、1番人気を裏切り大敗。早めに仕掛けて外、外を回された挙げ句、最後は脚があがってしまった。1800mの距離も微妙だったのかもしれない。引き続きルメール騎手が騎乗することは大きく、適距離に戻って見直しは必要。
△ ハーパー
古馬一線級で苦戦していても、牝馬限定戦に戻って、その実績が再び輝くのがこのレース。そのパターンに当てはまってくるのがハーパー。有馬記念、大阪杯と惨敗するも、牝馬限定戦に限っては安定株。この馬にとってはマイル戦はやや窮屈な感はあるが、東京コースならその不安は和らぐ。
☆ ライラック
牝馬限定戦に戻れば、ライラック も面白い。オルフェーブル産駒らしく、少々当てにならないところはあるが、ハマれば思わぬ力を発揮してくるタイプ。軽めの追い切りも、ラスト1Fは11秒台連発で、1週前は11.2。昨年のソングライン同様、戸崎騎手が内を活かす競馬をしてくれれば、ライバルにひと泡吹かせることも。
☆ モリアーナ
前走、阪神牝馬Sでは、32秒台の末脚で追い込んだモリアーナ。届きはしないが確実に差してくるという点では東京コースでは頼もしい。また、追い切りでは好時計を連発。過去最高といっていい出来にあり、単純な地力勝負では一歩譲るものの、買いたくなる好調さをアピールしている。
☆ ドゥアイズ
ここは流石に相手が一段強いが、大外のドゥアイズも連下候補に一考。ここ3戦はマイル戦で、堅実な競馬っぷりを披露。前走でつけられたマスクトディーヴァとの差は大きいが、安定した末脚を持っており、混戦になれば顔を出してくる可能性も。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

06
→05,10,02,07,01,13,15
(21点)
やはり、力量的にはマスクトディーヴァとナミュールが一段抜けているように思える。ただ、ナミュールには若干の不安要素があり、単純にこの2頭で決まるかと言うと多少、疑問の余地もある。ただ、大きな波乱もなさそうで、ここは人気でもマスクドディーヴァを本命とし、3連複、1頭軸ながしで馬券は買いたい。
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