2024/12/22 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
スタートはいきなりコーナーからで、内回りのコーナー6回、直線短く、急坂があるという、G1レースの中ではもっともトリッキーなコース設定。外枠不利は言うまでもなく、内枠の先行馬が有利。ただ、1番人気の信頼感は意外に高い傾向がある。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | △ | ダノンデサイル | 牡3 | 56.0 | 横山典弘 | 先 |
1 | 02 | 取消 | |||||
2 | 03 | ○ | アーバンシック | 牡3 | 56.0 | C.ルメール | 差 |
2 | 04 | ブローザホーン | 牡5 | 58.0 | 菅原明良 | 差 | |
3 | 05 | ▲ | ベラジオオペラ | 牡4 | 58.0 | 横山和生 | 逃 |
3 | 06 | ローシャムパーク | 牡5 | 58.0 | T.マーカンド | 差 | |
4 | 07 | ☆ | スターズオンアース | 牝5 | 56.0 | 川田将雅 | 先 |
4 | 08 | レガレイラ | 牝3 | 54.0 | 替 戸崎圭太 | 差 | |
5 | 09 | ディープボンド | 牡7 | 58.0 | 幸英明 | 先 | |
5 | 10 | プログノーシス | 牡6 | 58.0 | 三浦皇成 | 先 | |
6 | 11 | ◎ | ジャスティンパレス | 牡5 | 58.0 | 替 坂井瑠星 | 差 |
6 | 12 | シュトルーヴェ | セ5 | 58.0 | 鮫島克駿 | 追 | |
7 | 13 | スタニングローズ | 牝5 | 56.0 | 替 R.ムーア | 先 | |
7 | 14 | ダノンベルーガ | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 | 差 | |
8 | 15 | ハヤヤッコ | 牡8 | 58.0 | 吉田豊 | 追 | |
8 | 16 | ☆ | シャフリヤール | 牡6 | 58.0 | C.デムーロ | 逃 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
大外16が逃げ宣言。05も続く形も、ペースはスロー。差し馬はまくる形が必要で、内からは閉じ込められるリスクも。やはり先行馬が有利か。 |
信頼度
C 混戦 |
大本命馬の出走取消で各馬色めき立つ。好メンバー揃うも、各馬一長一短。必然的に手を広げる必要があり、軸馬選択が大きなポイント。 |
予想本文
~ 電撃取消… ~
秋古馬三冠とともに、有終の美を飾るべきドウデュースが直前になってまさかの出走取り消し。買う、買わないにかかわらず、この馬が中心であっただけに事態は一転混迷を極めることとなった。とはいえ、グランプリらしい華やかなメンバーが揃ってレースとしては見応え十分。馬券的にも面白みが増した。 ◎ ジャスティンパレス
秋G1 3連闘、やはりその披露が気になる ジャスティンパレス だが、不良馬場の宝塚記念を除き、数々のG1レースで好走を続ける古豪。まだ高速馬場傾向ではあるが、それでもパワーのいる中山競馬場は歓迎のはず。もちろん春天ホースだけにスタミナにも自信あり。あまり派手な追い切りを見せるタイプでないので、わからないところもあるが、いつも通りの力は出し切れる状態にはありそう。スローペースが予想されるため、あまりに後ろでは届かない。そのあたり鞍上の手腕も見もの。勝ちきっていないだけに比較的人気薄だが、3連系馬券の軸として、複勝圏を期待しての本命。
秋G1 3連闘、やはりその披露が気になる ジャスティンパレス だが、不良馬場の宝塚記念を除き、数々のG1レースで好走を続ける古豪。まだ高速馬場傾向ではあるが、それでもパワーのいる中山競馬場は歓迎のはず。もちろん春天ホースだけにスタミナにも自信あり。あまり派手な追い切りを見せるタイプでないので、わからないところもあるが、いつも通りの力は出し切れる状態にはありそう。スローペースが予想されるため、あまりに後ろでは届かない。そのあたり鞍上の手腕も見もの。勝ちきっていないだけに比較的人気薄だが、3連系馬券の軸として、複勝圏を期待しての本命。
◯ アーバンシック
人気馬ではあるが、やはり アーバンシック は有力馬の一頭には違いない。特別切れるというタイプの馬ではないが、菊花賞は圧勝とも言える結果を出した。長距離レースということもあって、鞍上のルメール騎手の手腕というのはかなり大きかったように思うが、今回も継続騎乗となった点が何よりの強み。どんな展開になろうと鞍上が導いてくれるだろう。データ的にも斤量に恵まれる3歳馬、それも菊花賞馬はとりわけ強く、枠順も内枠を引けた。スローで用意ドンの展開は避けたいところだが、その実、どの馬よりもっとも欠点が少ない。
人気馬ではあるが、やはり アーバンシック は有力馬の一頭には違いない。特別切れるというタイプの馬ではないが、菊花賞は圧勝とも言える結果を出した。長距離レースということもあって、鞍上のルメール騎手の手腕というのはかなり大きかったように思うが、今回も継続騎乗となった点が何よりの強み。どんな展開になろうと鞍上が導いてくれるだろう。データ的にも斤量に恵まれる3歳馬、それも菊花賞馬はとりわけ強く、枠順も内枠を引けた。スローで用意ドンの展開は避けたいところだが、その実、どの馬よりもっとも欠点が少ない。
▲ ベラジオオペラ
前走の秋の天皇賞では夏バテと報じられ、6着に敗れた ベラジオオペラ 。その後、JCを回避したことが功を奏し、しっかりここへ向け立て直しができたようだ。中山に実績があり、先行タイプで大崩れがない。重馬場の阪神での宝塚記念での3着でパワーも証明済み。早い上がりにも対応できている。その点で有馬記念向きの馬と言えるが、2500mは過去最長距離とはなる。その点を除けば死角は少ない。ハナを切るような展開も予想されるが、その場合はうまく後続に脚を使わせるようなペース配分が必要になるだろう。
前走の秋の天皇賞では夏バテと報じられ、6着に敗れた ベラジオオペラ 。その後、JCを回避したことが功を奏し、しっかりここへ向け立て直しができたようだ。中山に実績があり、先行タイプで大崩れがない。重馬場の阪神での宝塚記念での3着でパワーも証明済み。早い上がりにも対応できている。その点で有馬記念向きの馬と言えるが、2500mは過去最長距離とはなる。その点を除けば死角は少ない。ハナを切るような展開も予想されるが、その場合はうまく後続に脚を使わせるようなペース配分が必要になるだろう。
△ ダノンデサイル
ダービー馬、 ダノンデサイル は前走、菊花賞で6着と敗れたものの、負けて強しの印象。上がり3Fは勝ち馬よりも早く、流れさえに乗れていれば、勝ち負けまであったと思わせる内容。一叩きの上積みは当然見込める状態で、軽めながら追い切りでも好調な姿を披露。今回の最内枠は外よりはずっとよく、道中コースロスなく走れる点は大きい。無論、代わりに脚質的にはどこかで外に出す必要が生じるため、そのあたりは背負うべきリスクにはなる。
ダービー馬、 ダノンデサイル は前走、菊花賞で6着と敗れたものの、負けて強しの印象。上がり3Fは勝ち馬よりも早く、流れさえに乗れていれば、勝ち負けまであったと思わせる内容。一叩きの上積みは当然見込める状態で、軽めながら追い切りでも好調な姿を披露。今回の最内枠は外よりはずっとよく、道中コースロスなく走れる点は大きい。無論、代わりに脚質的にはどこかで外に出す必要が生じるため、そのあたりは背負うべきリスクにはなる。
☆ スターズオンアース
昨年は不利な大外枠から2着に食い込んだ スターズオンアース 。その後、海外で敗戦を喫してしまい、国内復帰の前走のJCでは7着。この馬としては不本意な結果ではあったが、長期休養明けであったことを踏まえれば、強い相手に上々の結果を残したともいえる。今年2戦しかしておらず、現状の力量が測りにくい点はあるが、追い切りの動きを見る限りはまずまずといったところ。ただ、川田騎手の継続騎乗であるが、昨年はルメール騎手だったため、その点では強気になりにくい面もある。
昨年は不利な大外枠から2着に食い込んだ スターズオンアース 。その後、海外で敗戦を喫してしまい、国内復帰の前走のJCでは7着。この馬としては不本意な結果ではあったが、長期休養明けであったことを踏まえれば、強い相手に上々の結果を残したともいえる。今年2戦しかしておらず、現状の力量が測りにくい点はあるが、追い切りの動きを見る限りはまずまずといったところ。ただ、川田騎手の継続騎乗であるが、昨年はルメール騎手だったため、その点では強気になりにくい面もある。
☆ シャフリヤール
大外不利は承知の上。それでも シャフリヤール には未知の怖さがある。昨年このレース5着後、海外の大レースを善戦。しかし、国内では札幌記念で敗れており、なんとも悩ましいが、2400m以上のレースに限れば安定したレースぶりを見せている。今回は大外枠から逃げ宣言もなされており、名手の手綱さばき次第では大外克服の期待も持てる。
大外不利は承知の上。それでも シャフリヤール には未知の怖さがある。昨年このレース5着後、海外の大レースを善戦。しかし、国内では札幌記念で敗れており、なんとも悩ましいが、2400m以上のレースに限れば安定したレースぶりを見せている。今回は大外枠から逃げ宣言もなされており、名手の手綱さばき次第では大外克服の期待も持てる。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連複 BOX: 11,03,05,01,07,16 (20点) |
G1ホースが9頭揃い、現時点の単勝最低人気でもダノンベルーガなのだから、自信を持って切れる馬がいないほどの好メンバー。ドウデュース不在となれば、どの馬にもチャンスがあるが、それぞれに不安点も抱えてるのも事実。そんな中で、これまでの安定した実績を買ってジャスティンパレスを本命とした。ただ、推奨としては確たる軸馬でないことも事実。多分にヒモ荒れの要素も高いレースではあるが、印としては6頭まで絞り込み、この三連複BOX馬券を本線としたい。 |