第171回 天皇賞(春) 予想

予想
2025/5/4 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝3200m
    外・右回り

  • 見込み
京都の坂越えが2回。上がりの競馬になりやすく、差し馬は勝負所ではある程度前につける必要もある。また、長距離コースゆえ、内の経済コースを回る必要があり、その点において外枠はやはり不利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アラタ 牡8 58.0 大野拓弥
2 02   ウインエアフォルク 牡8 58.0 幸英明
2 03   ブローザホーン 牡6 58.0 菅原明良
3 04   ジャンカズマ 牡7 58.0 野中悠太郎
3 05 サンライズアース 牡4 58.0 池添謙一
4 06 ヘデントール 牡4 58.0 D.レーン
4 07   プラダリア 牡6 58.0 松山弘平
5 08 ショウナンラプンタ 牡4 58.0 武豊
5 09 シュヴァリエローズ 牡7 58.0 北村友一
6 10   リミットバスター 牡5 58.0 岩田康誠
6 11 マイネルエンペラー 牡5 58.0 丹内祐次
7 12   ワープスピード 牡6 58.0 横山和生
7 13 ジャスティンパレス 牡6 58.0 鮫島克駿
8 14 ビザンチンドリーム 牡4 58.0 A.シュタルケ
8 15 ハヤテノフクノスケ 牡4 58.0 岩田望来

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
04、05のハナ争いも、競うようなことはしない。確実にスローの流れで最終コーナーでの各馬の仕掛けどころがカギ。
信頼度
C
ヒモ穴注意
高速京都競馬場での長距離戦は独特。実績通りにいかなかったり、思わぬ好走馬の出現もありえる背景。
予想本文
~ 次代長距離王決定戦 ~
昨年のこのレースを制したテーオーロイヤルはその後、戦線離脱。菊花賞馬、アーバンシックも出走回避とあって、若干メンバー的には寂しい構成となったが、長距離実績のある馬が顔を揃わせ、馬券的にもレース的にも面白みのある一戦となった。ここを勝った馬がその後もG1戦線で活躍していくかはわからないが、少なくともステイヤーの称号を得るだけの重みはある一戦。
◎ へデントール
菊花賞馬が不在だけにその2着馬 へデントール には注目が集まるは必然。加えてD.レーン騎手が騎乗となれば、1番人気も頷ける。ルーラーシップ産駒で、母系にステイゴールド。ステイヤー色の濃い血統も申し分なし。前走のダイヤモンドSでは、圧倒的1番人気のマークを背負いながら、しっかりと自ら動いて突き放す完勝。ローテーションも間隔が十分とられ、追い切りも絶好ムード。これといった不安点は見つからず、人気でも逆らえない。
◯ シュバリエローズ
前走、日経賞では大敗した シュバリエローズ 。ただ、稍重馬場の中山で終始、後方にいた状態で、本来の競馬はできていない。高速決着の見込める今回の京都での長丁場は改めて見直す必要がある。本来重賞で勝ち負けできる器でありながら、前走の大敗で人気を落としている今回は旨味も高い。もう7歳馬で上積み的な伸びしろは厳しいが、追い切りからは衰えは感じられなかった。
▲ ジャスティンパレス
前年の覇者は不在も、一昨年の覇者はここに登場 ジャスティンパレス 。以降、勝利こそ見放されているが、ずっと一線級相手に走り続け、近走に至っては、G1を10連戦して、大きく崩れたのは重馬場の宝塚記念の10着のみ。実績としてはこのメンバーでは群を抜き、久しぶりの長距離戦が復活の狼煙を上げる勝利を呼び込む可能性はあり、逆にここでそれなりのレースができないようだと、今後も厳しいかもしれない。
△ ハヤテノフクノスケ
条件上がりでいきなりのG1挑戦となる ハヤテノフクノスケ 。菊花賞では完敗しているもが、その後の条件戦の連勝の内容はいずれも圧勝で、時計的にも悪くない。大外をひいたのは、長距離戦だけに致命的ともいえるが、一方で、どこかで内に潜り込めるチャンスもある。何より、追い切りの動きが素晴らしく、一周前追切ではラスト10.9で僚馬を引き離すパフォーマンス。この絶好調ぶりはやはり実績の壁を打ち破るだけの勢いを感じる。
△ ショウナンラプンタ
未勝利ではあるものの、ダービー以降、重賞戦線で安定した実績を残してきた ショウナンラプンタ にもスポットを当てておきたい。前走、阪神大賞典ではサンライズアースにちぎられた形だが、阪神より京都の方がこの馬にとってはよさそうで、鞍上に盾男、武騎手の継続騎乗も心強い。もう少し上位に評価したかったが、追い切りがやや平凡な動きで、その点は気がかり。
☆ サンライズアース
前走の阪神大賞典は格上挑戦での参戦となった サンライズアース 。いざ蓋を開けてみれば、なんと6馬身差の圧勝劇。噂通り長距離への高い適性が証明された。高速馬場の京都競馬場で同じ競馬ができるかには不安を残すが、その地力は無視できず、相手候補には加えておきたい。
☆ マイネルエンペラー
日経賞勝ちからの マイネルエンペラー は、やや実績的に地味に映るが、長距離戦での安定したレースぶりには信頼がおける。先行タイプで大崩れの可能性も低く、紐候補としてはやはりこの馬も考慮にいれておきたい。京都コースにも一定の実績があり、G1の舞台でどこまでの力を発揮できるか、人馬ともども注目してみたい。
☆ ビサンチンドリーム
菊花賞は5着ながら惜しい競馬だった ビサンチンドリーム 。前走のサウジでの勝利も見る限り、長距離での適性は高そう。京都の馬場に合うかはわからないが、ここで思わぬ好走を見せてくる可能性は十分に考えられる。海外レース明けで軽めの追い切りも軽快な動きからも好調さはうかがえる。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

06
→09,13,15,08,05,11,14
(21点)
実績的にまだ物足りないものがあるものの、強い4歳世代代表、へデントールの死角はほぼない。稀代の名手を背にした点も大きく、人気でもこの馬を中心視。ただ、以下は混戦模様でどの馬が絡んでもおかしくなく、このところ固い結果が続くG1戦でも、多少の紐荒れは期待したい。一応、馬券的には3連単は難しそうで、へデントールの3連複1頭軸ながしを本線としたい。
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