第86回 菊花賞 予想

予想
2025/10/26 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り
  • 稍重
    見込み
スタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに、少しでも内に潜り込み距離を稼く必要がある。そのためにはスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイントとなる。当然、内枠はこの点においてかなり有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   コーチェラバレー 牡3 57.0 西村淳也
1 02   アマキヒ 牡3 57.0 戸崎圭太
2 03   ライトトラック 牡3 57.0 和田竜二
2 04   ヤマニンブークリエ 牡3 57.0 横山典弘
3 05 ジョバンニ 牡3 57.0 松山弘平
3 06 ミラージュナイト 牡3 57.0 藤岡佑介
4 07 ショウヘイ 牡3 57.0 岩田望来
4 08   レクスノヴァス 牡3 57.0 横山和生
5 09 エネルジコ 牡3 57.0 C.ルメール
5 10   ジーティーアダマン 牡3 57.0 北村友一
6 11 マイユニバース 牡3 57.0 武豊
6 12 ゲルチュタール 牡3 57.0 坂井瑠星
7 13 アロンディ 牡3 57.0 団野大成
7 14   エキサイトバイオ 牡3 57.0 荻野極
7 15 エリキング 牡3 57.0 川田将雅
8 16   ラーシャローム 牡3 57.0 岩田康誠
8 17   レイヤードレッド 牡3 57.0 嶋田純次
8 18   レッドバンデ 牡3 57.0 佐々木大輔

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
10と11の隣同士の逃げ馬。どちらが先手にせよ、長丁場ではペースは緩む。後続馬は早めの仕掛けで、最後はスタミナ、パワーを備えた持続力ある末脚が問われる。
信頼度
D
混戦
春の実績馬も抜けた存在はおらず、上がり馬も未知の面が多く、一筋縄ではいかなそうな長距離レース。
予想本文
~ 気になるのは雨 ~
ダービー、皐月賞の上位馬が揃って不在。実績的には小粒なメンバー構成も、「強い馬」が勝つ菊花賞。これから飛躍を遂げる勝ち馬が誕生する可能性も十分。気になるのは当日の天候。秋雨前線の影響でいつ一雨あるかわからない状況。長距離レースだけに馬場の状態も十分考慮したい。
◎ ゲルチュタール
出世レースの日本海Sを制した ゲルチュタール を本命視。条件戦上がりだが、2勝馬クラスも揃う中、3勝クラスをしっかり勝利しているだけに、今回のメンバーでは気後れする必要はない。重賞の青葉賞でも、今回人気するであろう、エネルジコと好勝負しており、下地もある。長くいい脚をつかえる先行馬で、スタミナも十分。鞍上も主戦の坂井騎手で、重馬場もこなす。長丁場向きで、今回は真価が問われるが、大崩れする可能性は低いとみて、馬券の軸に据えたい。
◯ エネルジコ
関東からの刺客、 エネルジコ 。ちょっと重馬場に不安は残るが、なんといっても鞍上は長距離レースでは圧倒的に信頼できるルメール騎手。その鞍上が素質を認めた馬で、ダービーに出ていれば、好勝負もあったかもしれない。休養明け、復帰戦は古馬混合の新潟記念。ひとまず2着にまとめ、早めの栗東入り。その後追い切りでは、終い11秒台連発で、明らかに状態は上向きの最高潮。同世代のこのメンバーなら、やはり主役級だろう。
▲ マイユニバース
前走の逃げが圧巻の マイユニバース 。2500mの中山を大きく逃げて、十分引き付けた後、突き放したのは見事な勝ちっぷり。長距離適性を有することは明らかで、魅力的な価値っぷりを評価したい。鞍上もペース判断に長ける盾男、武騎手。幸四郎厩舎との兄弟制覇にも意欲があるだろう。控える競馬もできるので、今回の動向は読めないが、レースのペースを握るのはこの馬かもしれない。
△ エリキング
骨折明けで挑んだ皐月賞を惨敗、しかしダービーでは復調を感じさせる5着の エリキング 。夏を越して挑んだ神戸新聞杯では、ダービー3着馬を相手に、上がり32.3の鬼脚を繰り出し快勝。G1級の能力を十分に感じさせる内容。飛びの大きい馬で、雨が気になるが、極端な重馬場でなければこなせそう。ただ、後方からの末脚勝負にかける馬なので、長距離ではコース取りは難しいところも。
△ ジョバンニ
ダービーではリキんでしまったが、皐月賞は不利を受けながらも4着の ジョバンニ 。秋初戦は神戸新聞杯で、3着に敗れたが、相手を考えれば上々の結果。長距離適性には疑問が残るが、先行してのしぶとさはこのレース向きでもある。相手なりにレースはしてくれそうで、人気的に旨味もあり、押さえておきたい。
☆ ショウヘイ
ダービー3着で、実績的にはもう少し評価してもいい ショウヘイ だが、結構人気が高いので今回は押さえまで。安定した先行力があり、京都新聞杯馬で京都外回りコースもお誂え向き。ただ、主戦騎手が安定せず、岩田望来はテン乗りとなる点は気になる。
☆ ミラージュナイト
いかにも長距離適性がありそうという点では、やはり ミラージュナイト 。春も、若駒S、すみれSとリステッドレースを好走。夏の札幌で2連勝を遂げ、さらなる成長を遂げた。このメンバーでもやれる可能性は十分。
☆ レクスノヴァス
穴ではこちらも長距離適性の強い レクスノヴァス 。母系から重馬場は得意そうで、当日雨の影響を受けるようなら、面白みも増す。スタミナは折り合い面も不安はなく。時計的なところがクリアできれば、激走も。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

12
→09,11,15,05,07,06,08
(21点)
条件戦経由と春の実績馬、神戸新聞杯組とセントライト記念組、なかなか能力比較が難しい中で、雨の長距離戦。正直どの馬にはチャンスがありそうに見える。騎手の力量もウエイトを占めるだろう。その点ではエネルジコの1番人気はもっともだが、ここは安定した先行力を持つ、ゲルチュタールを軸に馬券戦略を組み立てたい。手広く考える必要はあるが、同馬からの3連複ながしをベースとする。
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