第14回 ヴィクトリアマイル 予想

予想
2019/5/12 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アマルフィコースト 牝4 55.0 坂井
1 02 レッドオルガ 牝5 55.0 北村友
2 03   クロコスミア 牝6 55.0 戸崎圭
2 04 ノームコア 牝4 55.0 レーン
3 05   メイショウオワラ 牝5 55.0 秋山
3 06 ラッキーライラック 牝4 55.0 石橋脩
4 07 ミッキーチャーム 牝4 55.0 川田
4 08   デンコウアンジュ 牝6 55.0 柴田善
5 09 プリモシーン 牝4 55.0 福永
5 10   ミエノサクシード 牝6 55.0 川島
6 11 アエロリット 牝5 55.0 横山典
6 12   ワントゥワン 牝6 55.0 中谷
7 13   サトノワルキューレ 牝4 55.0 内田博
7 14   レッツゴードンキ 牝7 55.0 岩田康
7 15 カンタービレ 牝4 55.0 Mデムーロ
8 16 ソウルスターリング 牝5 55.0 武豊
8 17   サウンドキアラ 牝4 55.0 田辺
8 18   フロンテアクイーン 牝6 55.0 三浦

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
11が押し出され気味のハナで、ほとんど逃げ馬不在の状況。マイル戦としては、遅い流れになりそう。
信頼度
D
混戦
各馬の実力差は僅か。多数馬でもあり、仕掛けどころが難しい。騎手の力量も問われそう。
予想本文 

~ 人馬本命不在 ~
 ただでさえ波乱含みの傾向があるこのレース。今年はフルゲートの中、確たる本命馬が不在という状況の上、G1絶好調のルメール騎手までもが騎乗停止。さらに混迷を極める。

 超スローのある種、異様なレースとなった前走の阪神牝馬Sで、どの馬よりもよい脚色をみせていたのが、レッドオルガ。7着という着順も、タイム差はコンマ1秒差で気になるものではない。過去5勝のマイル戦、それも複勝圏パーフェクトの東京コースならやはり信頼度は高い。前走のような極端なスローにでもならない限りは、広く長い直線を突っ込んでくるはず。

 前走、圧倒的1番人気で迎えたラッキーライラックは無残な結果でレースを終えた。ただ、超スローペースの中での団子レースで、出負けしたことも響いてしまったか。一叩きを経て、今回は追い切り過程もうなるような走りを見せた。地力的にはマイル戦ならこの馬は負けられないところ。東京コースでG1ともなれば、前走のような流れにはなるまい。むしろ怖いのは後方からの差し馬か。

 早くからマイルを意識して牡馬と揉まれてきたプリモシーン。秋華賞こそ敗れはしたが、その末脚は牝馬同士なら…と十分に期待させるもの。スタートに課題が残るが、東京ならそれは多少は相殺できる。展開ひとつで混戦を切り裂く力はあるはず。

 2走前の大敗から見事に立て直したミッキーチャーム。今回の出場馬のほとんどが顔を揃えた前走の勝利は展開利があったとはいえ、大きな自信。スローの中距離馬という印象が強く、東京マイル戦にはやや不向きなイメージも、そこは名手がなんとかしそうだ。

 前走、人気を裏切り大敗したノームコアの巻き返しも怖いところ。勝ち切ることは少ないが、大レースでも常に堅実な走りをみせており、マイルにも十分な実績がある。ルメール騎手の乗り替わりは痛いが、新コンビでどこまでやれるか注目したい。

 実績的には申し分ないアエロリット。今回は他に逃げる馬がなく、この馬がレースを作る必要がある。昨秋マイルCSで大敗し、海外遠征も振るわぬ結果。さすがに少しトーンは下がるが、引き続き。

 長欠明けの前走を勝ち馬と僅差にまとめたカンタービレ。当然叩いての上積みは必至。王道ローテを歩んできた実績ある4歳馬。叩いた効果にこの鞍上。やはりマイルでも怖い存在。

 早熟疑惑が残る中での、長期休養明け。さすがにソウルスターリングは厳しい情勢も、スムーズに競馬ができれば、まだ復権の可能性はないとはいえず、波乱があるならこの馬か。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=06
→09,07,04,11,15,16
(36点)

02=09
→06,07,04,11,15,16
(36点)

さすがに混戦模様で、難解な一戦。やはり中心は阪神牝馬S組となるが、このレースが多少特殊な結果に終わっただけに、着順はあまり関係がない。そこですごい脚をみせていたレッドオルガを本命。対抗には地力的にもラッキーライラック。この2頭からの3連単マルチながし。プリモシーンの一発にも期待したい。
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