第37回 フェブラリーS 予想

フェブラリーS
2020/2/23 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ブルドッグボス 牡8 57.0 和田
1 02 アルクトス 牡5 57.0 田辺
2 03 ワイドファラオ 牡4 57.0 福永
2 04   タイムフライヤー 牡5 57.0 フォーリー
3 05 インティ 牡6 57.0 武豊
3 06 ミッキーワイルド 牡5 57.0 北村友
4 07   ヴェンジェンス 牡7 57.0
4 08   キングズガード 牡9 57.0 秋山
5 09 サンライズノヴァ 牡6 57.0 松山
5 10   ノンコノユメ セ8 57.0 真島大
6 11   モジアナフレイバー 牡5 57.0 繁田健
6 12 モズアスコット 牡6 57.0 ルメール
7 13 デルマルーヴル 牡4 57.0 Mデムーロ
7 14   ミューチャリー 牡4 57.0 御神本
8 15   ケイティブレイブ 牡7 57.0 長岡
8 16   ワンダーリーデル 牡7 57.0 横山典

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
昨年の再現を狙う05。当然ペースは落としてくる。ただ、他馬もそれはわかっているので…
信頼度
C
混戦
チャンピオン級が不在で、小粒感は否めないメンバー構成。ペースや展開、鞍上の手腕などの他要素の影響も大きそう。
予想本文 

~ 再沸騰、怪物の血 ~
 クリソベリル、ゴールドドリーム、オメガパフュームらが不在。ちょっと寂しい今年最初のG1レース。そんな中、いまひとつ調子のでなかったモズアスコットがダート転向の初戦で結果を出した。ここ次第では種牡馬評価も変わってくる。

 前走だけでの判断は危険ではあるものの、モズアスコットはそれに目をつぶってでも…と思わせる好内容での前走勝利。初のダート重賞で、自分の競馬をしたコパノキッキングを差し切り、時計的にも非常に優秀。たった一戦でも東京コースでの実績は大きい。マイルはもちろんこなすし、スタートの芝コースもありがたい。

 秋以来の競馬となるが、アルクトスはこの舞台設定は4戦無敗。東京コースでの群を抜く実績はやはり安心感がある。相手は強くなるが、それでもこのメンバーなら安定したレースが期待できそう。大型馬だけに仕上がりが気になるところだが、追いきりを見る限りは大丈夫のようだ。

 すでに古豪の域に入ってきたサンライズノヴァ。強敵のいないここは大きな顔ができそう。それに加え、今の状態の良さ。一時調子落ちがあったのが、近走は復活を十分感じさせる内容。休養明けにも不安はなく、この舞台の実績もピカイチ。

 昨年の覇者、インティ。さすがに昨年の勢いには陰りも、秋のチャンピオンズCの3着は立派。その時の先着馬がいないここなら。前走では控える競馬を試み、ここも必ずしもハナを切るとも限らぬが、やはりこの馬は逃げてこその気がする。

 上記インティの出鼻をくじいてハナに立つとしたらワイドファラオ。得意のマイルに戻った明け4歳馬。今年の飛躍への伸びしろには期待感あり。前走からの斤量減も大きい。一変があっても驚けない下地がある。

 前走大敗で評価を落としているが、ミッキーワイルドはまだ見限れない。このコース、条件に実績があり、一発の怖さがある。

 デルマルーヴルは早い時計の実績がない。その点は大きな割引も、逆にそれ以外は卒なくこなしており、大敗もない。混戦になれば目も出てくる。

 穴で一考したいのがブルドックボス。今回地方馬も多数参戦している中、最内のこの馬がもっとも気になる。高齢馬でも侮れない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=02
→09,05,03,06,13,01
(36点)

12=09
→02,05,03,06,13,01
(36点)

おそらく1番人気という点は歓迎しないが、やはりモズアスコットに逆らえない。前走内容だけで…でのリスクは十分許容できるほどインパクトのある内容だった。加えてメンバー的にも比較的恵まれた今回、派手な大敗はイメージしにくい。やはりこの馬を中心に勝負したい。問題は相手だが、絶好の条件のそろったアルクトス、地力信頼できそうなサンライズノヴァから3連単マルチながし。
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