2020/6/7 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | △ | ダノンプレミアム | 牡5 | 58.0 | レーン | 先 |
2 | 02 | ▲ | ダノンキングリー | 牡4 | 58.0 | 替戸崎圭 | 先 |
3 | 03 | ☆ | ノームコア | 牝5 | 56.0 | 横山典 | 差 |
3 | 04 | クルーガー | 牡8 | 58.0 | 石橋脩 | 先 | |
4 | 05 | ◎ | アーモンドアイ | 牝5 | 56.0 | ルメール | 差 |
4 | 06 | △ | インディチャンプ | 牡5 | 58.0 | 福永 | 先 |
5 | 07 | ペルシアンナイト | 牡6 | 58.0 | 替田辺 | 差 | |
5 | 08 | ケイアイノーテック | 牡5 | 58.0 | 替津村 | 追 | |
6 | 09 | ☆ | アドマイヤマーズ | 牡4 | 58.0 | 川田 | 差 |
6 | 10 | ミスターメロディ | 牡5 | 58.0 | 北村友 | 先 | |
7 | 11 | ○ | グランアレグリア | 牝4 | 56.0 | 池添 | 差 |
7 | 12 | セイウンコウセイ | 牡7 | 58.0 | 内田博 | 逃 | |
8 | 13 | ☆ | ヴァンドギャルド | 牡4 | 58.0 | 岩田望 | 差 |
8 | 14 | ダノンスマッシュ | 牡5 | 58.0 | 替三浦 | 逃 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
これといった逃げ馬が不在で、スローは濃厚。上がりは相当に早くなる可能性あり。 |
信頼度
B 軸不動 |
本命馬の安定感には一定の信頼。脇も有力馬が固め、波乱は考えにくいがヒモ穴の突っ込みは要警戒。 |
予想本文
~ 打倒アーモンドアイ ~
前走も圧勝し、圧倒的人気が予想されるアーモンドアイ。出走頭数は14頭ながら、うちG1馬は11頭と超豪華メンバー。すなわち打倒女王へ本気のメンバーが揃ったと言える。同じ舞台ながら前走よりはるかに骨っぽいメンバーを相手に女王がどう立ち回るかが見どころ。
アーモンドアイにとって、前走はある種、勝って当たり前の前哨戦。本来、海外で活躍するはずだったが、思わぬ形での国内専念。そこで巡ってきた史上最多8冠を目指すにあたって、一叩きで万全の体勢に望む。とはいえ、それほど甘いメンバーではない。不利があったとはいえ、前年は敗戦を喫したいわくつきの舞台でもあり、ここはすっきりと勝利しておきたいだろう。前走と同じレースができれば何ら不安はない。今の東京では、怖いのはスタートで後手を踏むことだけ。この馬としては珍しい中2週のローテも前走楽勝のため、そう気にならない。
前走、決してベスト距離ではないスプリント戦で、強烈な末脚を披露したグランアレグリア。前が止まっていたのは事実だが、その末脚には戦慄を覚えた。今回、相手が揃っているのは承知の上で、それでもこの馬に期待せずにはいられない。気性的な難しさはあるものの、本来マイルがベスト。後方からの競馬では届かない可能性もあるが、この馬も並の馬ではないはず。明け4歳の勢いも買い。
ダノンキングリーはやはりその安定感を買いたい。昨秋のマイルCSこそ5着に敗れたが、クラシックを含めて、大レースで常に上位の安定勢力。前走など、思わぬ形で逃げることとなったにもかかわらず、3着に粘ってみせた。今回は待ちに待った大得意の東京を舞台に、内枠も引けた。以前の相方も復帰し、G1馬11頭を相手に無冠のこの馬が挑む。
昨年のこのレース大敗後、未勝利であることが気にかかるダノンプレミアム。海外含むG1 3連戦をすべて上位入線しているのだから、本来文句はないはずなのだが、アーモンドアイ、インディチャンプ両馬にそれぞれ力負けした2着は少々苦しい。ただ、今回は鞍上変わって新味が出る可能性もあり、昨秋のデキにあれば好勝負するはず。
やはり国内マイルG1連覇の実績は素直に尊重したいインディチャンプ。前走も危なげなく勝利し、非常に順調な仕上がりを見せている。昨年アーモンドアイを破ったことを含め、その実力はこの評価には見合わないが、アーモンドアイの人気を考えると、この馬に来られると馬券的につまらなくなる側面も。それゆえ、謙虚な印となったが、取り立てて欠点は見当たらない上、意欲的な追いきりを消化し、万全の体勢で臨む。
前々走、富士Sで大きく株を落としたアドマイヤマーズ。しかし、続く海外遠征となった香港マイルCで、インディチャンプを押しのけての勝利。マイル戦では力のあるところを証明した。一流馬古馬が揃う今回、改めてこの馬の地力が試される。
前走、マイラーズCで、派手に出遅れたヴァンドギャルド。しかし、最後方から大外猛追を見せた内容は、ここでもハマれば面白いと思わせるに十分。無欲の突っ込みが怖い。
ノームコアは前走、アーモンドアイにはまるで敵わなかったとはいえ、昨年チャンプの貫禄を見せつける3着。東京マイル戦ではしっかり走ることを印象づけた。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 05=11 →02,01,06,09,13,03 (36点) 05=02 |
アーモンドアイにとって、確かに前回より楽な相手ではない。それでもアクシデントがない限り、ちょっと負ける姿は想像できない。こういう時に波乱は起きるものでもあるが、頭固定は致し方ないだろう。問題は相手探しとなるが、上位陣の地力は互角。ちょっと穴馬介在の余地はなさそうだが、それでもヒモ穴には注意しておきたい。馬券はもちろんアーモンドアイから。推奨はマルチ馬券としているが、頭固定でグランアレグリアとダノンキングリーを相手としての流しが本線。 |