第85回 菊花賞 予想

2024年
2024/10/20 3歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り

  • 見込み
スタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに、少しでも内に潜り込み距離を稼く必要がある。そのためにはスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイントとなる。当然、内枠はこの点においてかなり有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ピースワンデュック 牡3 57.0 柴田善臣
1 02   ノーブルスカイ 牡3 57.0 池添謙一
2 03   アスクカムオンモア 牡3 57.0 北村友一
2 04 ダノンデサイル 牡3 57.0 横山典弘
3 05 ハヤテノフクノスケ 牡3 57.0 岩田望来
3 06   ミスタージーティー 牡3 57.0 坂井瑠星
4 07   ビザンチンドリーム 牡3 57.0 A.シュタルケ
4 08   ウエストナウ 牡3 57.0 西村淳也
5 09 コスモキュランダ 牡3 57.0 M.デムーロ
5 10 メイショウタバル 牡3 57.0 浜中俊
6 11   ショウナンラプンタ 牡3 57.0 鮫島克駿
6 12   シュバルツクーゲル 牡3 57.0 松山弘平
7 13 アーバンシック 牡3 57.0 C.ルメール
7 14 メリオーレム 牡3 57.0 藤岡佑介
7 15   エコロヴァルツ 牡3 57.0 岩田康誠
8 16 ヘデントール 牡3 57.0 戸崎圭太
8 17 アドマイヤテラ 牡3 57.0 武豊
8 18   アレグロブリランテ 牡3 57.0 横山和生

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
MS
ミドルスロー
スタミナ自慢の10が後続に脚を使わせるように、じわじわと逃げを打つ。長距離レースとしては淀みない流れ。
信頼度
D
波乱含み
絶対的本命馬が不在。別路線組や思わぬ穴馬の台頭に要警戒。
予想本文
~ 混戦ムード?! ~
皐月賞馬、ジャスティンミラノの戦線離脱により、ダービー馬、ダノンデサイルに注目が集まるも、その信頼度はいまひとつ。かといって、ダービー、皐月賞組も上位陣が顔を揃えているわけでもなく、別路線組にもチャンスがありそうな情勢。さて、最後の一冠、「もっとも強い」のはどの馬か?
◎ アーバンシック
皐月賞、ダービーでは、追い込みで末脚勝負に徹していた アーバンシック だが、前走のセントライト記念では中団に位置し、それでも早い上がりを繰り出せたことに好感。大型馬ゆえに距離への適性や初の関西遠征等、不安点がないわけではないが、他馬も一長一短で何らかの不安点は持っている。追い切りの状態は前走よりさらなる上積みを見せており、なんといっても鞍上がルメール騎手ということもあり、ここは軸として信頼したい。スタミナも問題なさそうで脚質的に早い流れを歓迎。
◯ メイショウタバル
近年、神戸新聞杯組の連動性は今ひとつだが、血統面、展開面で利が見込めそうな メイショウタバル 。単騎逃げでの前残りが長距離戦でどこまでという面もあるが、前走のレースぶりを見る限り、ここも抵抗してきそう。皐月賞では逃げ潰れの大敗、除外や取り消しなど、なかなか父を彷彿させる破天荒ぶりも、まともに走れば結果は出している。重馬場が滅法得意で、前日の雨が残るようなら、ペース次第で勝ち負けできそう。
▲ ダノンデサイル
ダービーは究極の仕上げとまで言われたデキで見事勝利してみせた ダノンデサイル 。それだけに、今回のぶっつけローテはやはり不安要素に映る。乗り込み量も豊富とは言えず、最終追い切りは軽め。ただ、1週前の追い切りでは主戦の横山典ジョッキーを背に一杯に追われ、自己ベストの時計をマークしており、仕上げに抜かりはなさそう。皐月賞を回避しているだけにまだ実力が測りかねるところもあるが、ダービー馬として恥ずかしくないデキにはありそうだ。
△ アドマイヤテラ
外枠ではあるが、この距離で覚醒見込みがあるアドマイヤテラ。ルメール騎手は別馬を選んだものの、変わった鞍上もテン乗りとはいえ、長距離お任せの名手。春に一定の実績を残し、夏の長距離戦での連続好走。G1の舞台でも十分期待を持てる。追い切りも素軽い姿をみせており、夏を使ったため馬なりながら、ラストは11.3で締める好調さは維持。
△ コスモキュランダ
今回のメンバーなら、皐月賞2着は相当の重みを持つ コスモキュランダ 。弥生賞勝ちも相手関係を考えれば地力の高さは明白。ただ、レースぶりが後方待機する場合と、3角からの大まくりと2パターンあり、ハマれば強いが、外れると大敗もあるタイプ。前走がハマったパターンにみえたため、そこでアーバンシックに完敗の2着は微妙なところ。
☆ へデントール
1番人気を裏切る青葉賞大敗後、条件戦を連勝して立て直しをみせたへデントール 。こちらもルメール騎手に選ばれなかったクチだが、近2走の勝ちっぷりは圧勝といえる内容で、ここにきて本格化の兆し。春と異なり、前での競馬ができるようになった点にも成長を感じる。菊花賞には縁遠い鞍上ではあるが、馬自身は右回りの京都外回りは歓迎材料のはず。
☆ メリオーレム
父、シュヴァルグランで、母系からも長距離戦は得意そうな メリオーレム 。前走の神戸新聞杯は1番人気を背負うも伸びきれず敗戦。これで人気を落とした形ではあるが、それまでの堅実なレースぶりと長距離戦での力量を踏まえれば、かえって旨味が増す。直前で鞍上交代となった影響がなければ面白い存在。
☆ ハヤテノフクノスケ
穴っぽいところでは、 ハヤテノフクノスケ はどうか?まだ2勝クラスの身でのG1参戦ではあるが、ウインバリアシオンとシンボリクリスエスの血を引き、大舞台向きの血統。春にも強い相手に僅差のレースをしており、札幌での3戦で地力も強化。一発があっても驚けない。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

13
→10,04,17,09,16,14,05
(21点)
もちろん競馬に絶対はないが、常識的に追い切りでの状態をみたら、イクイノックスの本命は仕方がない。ただ、必ず勝てるかというと、断言まではし辛い特殊性が宝塚記念にはある。圧倒的な単勝人気を考えると、3連単なら2,3着でも旨味はある。ただ、2番手以下の取捨が混戦で難しい。結局のところ、もっとも堅実なラインはイクイノックスの3連単1着ながしで、各馬に流す。オッズ状況次第でダノンザキッド、ヴェラアズールとのマルチ馬券も考慮。その場合は無印馬にも手を広げたい。
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