2013/11/10 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
京都 B - 芝2200m
外・右回り - 良
見込み
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | △ | オールザットジャズ | 牝5 | 56.0 | M.バルザロ | 差 |
1 | 02 | ▲ | ディアデラマドレ | 牝3 | 54.0 | 藤岡 康太 | 追 |
2 | 03 | ○ | メイショウマンボ | 牝3 | 54.0 | 武 幸四郎 | 差 |
2 | 04 | ミッドサマーフェア | 牝4 | 56.0 | 福永 祐一 | 差 | |
3 | 05 | ホエールキャプチャ | 牝5 | 56.0 | 蛯名 正義 | 先 | |
3 | 06 | ハナズゴール | 牝4 | 56.0 | 武 豊 | 差 | |
4 | 07 | アロマティコ | 牝4 | 56.0 | 三浦 皇成 | 追 | |
4 | 08 | × | マルセリーナ | 牝5 | 56.0 | M.デムーロ | 差 |
5 | 09 | ◎ | ヴィルシーナ | 牝4 | 56.0 | 岩田 康誠 | 先 |
5 | 10 | エディン | 牝4 | 56.0 | 藤田 伸二 | 逃 | |
6 | 11 | タガノイノセンス | 牝6 | 56.0 | 幸 英明 | 先 | |
6 | 12 | セレブリティモデル | 牝3 | 54.0 | 松田 大作 | 追 | |
7 | 13 | レインボーダリア | 牝6 | 56.0 | 柴田 善臣 | 差 | |
7 | 14 | △ | デニムアンドルビー | 牝3 | 54.0 | 内田 博幸 | 差 |
7 | 15 | スピードリッパー | 牝5 | 56.0 | 秋山 真一郎 | 差 | |
8 | 16 | セキショウ | 牝3 | 54.0 | 吉田 豊 | 先 | |
8 | 17 | トーセンアルニカ | 牝3 | 54.0 | 池添 謙一 | 先 | |
8 | 18 | ラキシス | 牝3 | 54.0 | 川田 将雅 | 差 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS ミドルスロー |
10、16の先行争い。スロー二なりがちなレースだが、今回は例年とは異なる速めの流れ。 |
信頼度
D 波乱内在 |
3歳同世代間でも混戦気味の勢力図に古馬を含めた新勢力が加わる。古馬陣の調子も今ひとつつかめず、波乱要素内在。 |
予想本文
3歳馬か、古馬か。エリザベス女王杯は常にそれがテーマなるが、牝馬戦ゆえに古馬の力量が判別しづらいという難しさがある。ただ、最近はそれでも地力差が結構明確であったため、予想もしやすく平穏傾向が続いた。しかし今年は古馬陣も3歳勢も微妙な力関係。一筋縄ではいかない雲行きだ。
牝馬が牡馬と対等に渡り合えるようになってきた時代。一昔前ならいざ知らず、ヴィルシーナの最近の成績は気にならないわけではない。いくら牡馬一線級相手とはいえ、着順的には大敗している点はいささか不安。しかし、前走京都大賞典に限っては、むしろ好感持てる内容だった。ゴールドシップが大敗する異質なレースとなった中、先行しながらも簡単に引き下がらずしっかりと粘ってみせていた。地力の高さを窺える内容で、過去連対を外していない牝馬同士のここ舞台なら大いに胸を張れる。前走の敗戦は、わずかとはいえ人気集中にも待ったをかける効果も期待できる。3歳馬と違い、ここを目標として仕上げてきた古馬の地力をここは本命として信頼したい。
オークス、秋華賞の2冠を完勝といっていい内容で勝利。その実績の割に今ひとつ信用を得られていないメイショウマンボ。派手なレースぶりからも圧倒的1番人気かとも思いきや、その座は危うい状態。そういう意味では、今回も引き続き狙う旨味は残っている。だが、さすがに状態については秋華賞がピーク。ここは現状維持に努める仕上げだけに上積みは見込めない。それでもこのメンバーなら地力上位で主力を担う一翼ではあろう。斤量の恩恵もあるので、一概に3歳馬は不利ともいえない。
既存の実績馬以外に条件級を連勝してきた上がり馬の参戦も目立つ今回のレース。その中でもディアデラマドレは、すでに時計的な裏付けがあり、かつ33秒の末脚を持つ。G1レースであっても通用の下地があるといえよう。ここでもかなり高い比率で、上位に差し込んできそうだ。ただ、このエリザベス女王杯は、京都外回りであっても、追い込み馬にあまりやさしくない。前にいる馬も早い脚を使ってくるので、これまでのように楽に突き抜けるという形までは高望みかもしれない。
本命馬と同じく京都大賞典組のオールザットジャズが、狙いとして面白い。京都大賞典が異質なレースで、そこでの着順がある程度度外視できるのは前述の通り。元々かなり攻め駆けする馬ではあるが、調教であれだけのパフォーマンスをみせられるとさすがに食指も動く。特別切れる脚がある印象はないが、牝馬戦なら堅実でしぶといタイプ。どちらに転ぶかはわからないが、この鞍上変更も一興。
G1レースを2戦ともメイショウマンボに攫われた格好のデニムアンドルビー。ローズSでの先着を出さずとも、そもそも1番人気はこの馬。おいしいところを持って行かれてしまったとはいえ、同等の能力を有することは言うまでも無い。ただ、ここでしっかりリベンジしていかないと、差は大きく開いていく。上述の僚馬、オールザットジャズに調教で大きく離される結果とはなったが、自身の形は維持しておりそれがレース上での優劣にはつながらない。調子的にはまずまずとはみているが、問題はやはりスタートからの位置取りだろう。もう少し前であの脚が繰り出せたら、復権はかなり近づくはず。
距離的、年齢的にかなり見限っているマルセリーナをもう一度だけ買ってみたい。鞍上を意識したことも多分にあることは否めないが、前走にも見応えはあった。同レースの勝ち馬ホエールキャプチャは今回、やはり距離が理由で有力馬ながら無印にしている。個人的にはこのマルセリーナもほぼ同評価。ならば人気的にも穴馬としてこちらを抜擢してみる。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単
軸1頭マルチ: 09 →03,02,01,14,08 (60点) |
結果的に無難な予想順位になってしまったが、波乱要素はそれなりに高い。やはり、古馬、3歳のそれぞれの代表馬、ヴィルシーナとメイショウマンボは頭一つ評価が高くなった。穴馬介在の可能性も高いので、馬券的にはこの2頭軸のマルチを手広くとも思ったが、それほど配当期待できそうもないので、ヴィルシーナの1頭軸マルチながしで、逆にヒモを絞ってみた。 |