第71回 桜花賞 予想

予想
2011/4/10 3歳牝馬オープン 55キロ 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
湿気は残るがほぼ良馬場。
阪神単独開催が続くが、先週からBコースで、時計はそれなりに出る。
直線坂があるとはいえ、極端な追い込み馬には厳しい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   フォーエバーマーク 牝3 55.0 吉田 豊
1 02 デルマドゥルガー 牝3 55.0 内田 博幸
2 03   カフェヒミコ 牝3 55.0 柴田 善臣
2 04 ダンスファンタジア 牝3 55.0 横山 典弘
3 05   マルモセーラ 牝3 55.0 田中 健
3 06   ハブルバブル 牝3 55.0 藤田 伸二
4 07   エーシンハーバー 牝3 55.0 武 豊
4 08 マルセリーナ 牝3 55.0 安藤 勝己
5 09   ラテアート 牝3 55.0 松岡 正海
5 10   スピードリッパー 牝3 55.0 蛯名 正義
6 11   サクラベル 牝3 55.0 吉田 隼人
6 12   ウッドシップ 牝3 55.0 藤岡 佑介
7 13 ライステラス 牝3 55.0 四位 洋文
7 14   メデタシ 牝3 55.0 浜中 俊
7 15 フレンチカクタス 牝3 55.0 北村 宏司
8 16 ホエールキャプチャ 牝3 55.0 池添 謙一
8 17 トレンドハンター 牝3 55.0 岩田 康誠
8 18   マイネショコラーデ 牝3 55.0 和田 竜二

*騎手の赤字は乗り替わり

予想ペース
MH
ミドルハイ
それなりに先行馬が揃い、早めの流れ。好位で流れに乗りつつ、終いがバテない結局は地力が問われる。
信頼度
D
主役不在
レーヴディソールと外国人騎手の不在で一気に混戦模様に。
波乱も一応、、頭に置いておきたい。
予想本文 

 今年の牝馬戦線は間違いなくレーヴディソールが主役だったはず。
ここに来ての戦線離脱はかなり大きい。
他馬との実力差がかけ離れていた感があっただけに残されたメンバーでの桜花賞は混戦と考えざるを得ない。

 移動が手軽になった最近ではそれほど関東馬、関西馬の意識は薄れつつあるものの、桜花賞といえば関西馬が独壇場だったレース。
昨年のアパパネがそうだったように、最近は早め入厩が当たり前になり、今年も見渡せば関東馬が主力を形成している。
他の特徴といえば、外国人ジョッキーがいないことと、ディープインパクト産駒が目立つというところか。そして、何より昨年の阪神JFの1~3着がすべて芦毛馬…。
そう思うと、主役はいなくとも、注目に値する一戦となりそう。

 関西馬だからというわけでないが、本命にはマルセリーナを推す。
まだ、実績不足と思われる状況での2番人気はいささか人気しすぎの感もないわけではない。
しかし、他馬がほとんどレーヴディソールと勝負付けがすんでしまっただけに、期待感が違う。
いずれもスローの流れでの末脚とはいえ、34秒フラット以下の脚があるのは魅力。
年明け2戦を消化し、トライアルを使わず直行も好感。
調教過程も素晴らしく、早い流れに戸惑わなければ、長い阪神の直線で切れ味を発揮するはず。
シンザン記念では後の重賞ホース、レッドデイヴィスとオルフェーヴルの差のない3着。
相手は骨っぽいが、この馬が気後れする必要はどこにもない。

 レーヴディソールがいない以上、やはりホエールキャプチャが中心とはなるだろう。
前もよし、差してもよしの自在性のある脚質で、常に安定した成績。
阪神の外回り1600mならまず大崩れはないだろう。
どっしり構えていれば問題ないとはいえ、これまでチャレンジャーの立場からマークされる側になる。また、影響度は少ないだろうが外枠もあまり歓迎とはいえない。
とはいえ、各メンバーを見渡して最も死角が少ないことも事実だ。

 3番手あたりで少し冒険してデルマドゥルガー
前走のクイーンCの末脚に目を引いた。
今回、人気を背負っているダンスファンタジアをより後ろの位置からあっという間に交わしての3着。しかも決してスムーズな展開ではなかった。
右回りの方が向くようで、直線ある阪神でペースが上がるとなれば、あの末脚には警戒すべき。

 レーヴディソールに2連敗だが、決して大負けしなかった点を評価してのライステラス
特に前走チューリップ賞では4馬身もちぎられてしまったとはいえ、他馬に負けなかったことは地力を証明できた形。
成績と同じく、常に安定した末脚を発揮できる事が大きな武器。
鞍上の手替わりが、良くも悪くも不確定要素。

 トレンドハンターは前走が強い内容。外枠だが、底知れぬ魅力に溢れる。
一方で、前走だけでは評価しきれぬ部分もあり、あまりに人気するようなら敬遠したい。

 地力はあるとみているダンスファンタジア
だが、どうにもポカが多い。良血ゆえに人気も背負っているので、あまり食指は動かない。
ただ、大駆け要素はある上に、圧勝した赤松賞の鞍上に戻ることも怖さに拍車をかける。

 フレンチカクタスも侮れない一頭。
距離がやや不安要素ではあるが、状態よく堅実でレース上手。
どんな展開でも自分のレースはこなすだろう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

1・2着ながし:
1着→08
2着→16
3着
→02,13,17,04,15
(5点)

1・3着ながし:
1着→08
2着
→02,13,17,04,15
3着→16
(5点)

1・2着ながし:
1着→16
2着→08
3着
→02,13,17,04,15
(5点)

 大本命の不在で風雲急を告げる桜花賞となったが、それでも有力馬はある程度しっかりした実績を残している。
◎~△で挙げたマルセリーナ、ホエールキャプチャ、デルマドゥルガー、ライステラスらは頭ひとつ抜けているように思える。
もちろん、人気面や不安定要素から評価を下げたとはいえ、トレンドハンター、ダンスファンタジア、フレンチカクタスらも差はほとんとないと言っていいほど僅か。

 問題は軸で、マルセリーナとホエールキャプチャには迷ったが、マルセリーナの頭で勝負したい。
マルセリーナとホエールキャプチャの1・2着ながしの裏表、1・3着ながしの3連単の少数点数に絞り込み。

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