第61回 大阪杯 予想

予想
2017/4/2 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ミッキーロケット 牡4 57.0 和田竜二
2 02   アングライフェン 牡5 57.0 岩田康誠
3 03   スズカデヴィアス 牡6 57.0 藤岡佑介
3 04 ステファノス 牡6 57.0 川田将雅
4 05 キタサンブラック 牡5 57.0 武豊
4 06   サクラアンプルール 牡6 57.0 横山典弘
5 07 サトノクラウン 牡5 57.0 M.デムーロ
5 08   ロードヴァンドール 牡4 57.0 太宰啓介
6 09   ディサイファ 牡8 57.0 四位洋文
6 10   モンドインテロ 牡5 57.0 内田博幸
7 11   マルターズアポジー 牡5 57.0 武士沢友
7 12 アンビシャス 牡5 57.0 福永祐一
8 13 ヤマカツエース 牡5 57.0 池添謙一
8 14 マカヒキ 牡4 57.0 ルメール

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
H
ハイ

テンから飛ばす馬が2頭。前半は流れる傾向のコース形態からも、ハイペースが濃厚。

信頼度
B
順当
頭数少なくマギレが少ない展開。上位決着濃厚も、3連単はそれなりに難しい。
予想本文 

~ 打倒王者! ~
 今年から新設された大阪杯。名物重賞レースではあったが、まさかG1昇格になる日が来るとは思わなかった。頭数は少ないものの、年度代表馬にダービー馬も顔を揃え、G1レースとして恥ずかしくないメンバー構成となった。王者キタサンブラックはここから始動となるが、他有力馬はすでに1戦を経て、準備万端。どう迎え撃つかが見どころとなりそうだ。

 期待された凱旋門賞の敗北で、多少トーンダウン気味のマカヒキ。国内復帰戦で注目を集めた前走の京都記念ではあったが、結果は3着に終わってしまった。ただ、仕掛け所の差が影響したと感じる内容で、力負けだったとは思えない。一叩きで迎える本番としては上々と言えよう。ただ、3歳時に比べ、ややジリ脚っぽい印象を受けたため、あの驚異的な末脚が今回どこまで戻ってくるかがポイント。サトノダイヤモンドと雌雄を決するにはここは無様な競馬はできない。

 全12戦のうち、3着以下に敗れたのはダービーのたった1回だけ。さすがに王者といっていい昨年の年度代表馬キタサンブラック。当然ここも最上位格ではあるが、ぶっつけとなる始動戦。他有力馬は一度叩いて新設G1を取りに来ており、本気度では劣ると言わざるをえない。しかし、この馬の強みは先行してさらに突き放す競馬。この競馬には大崩れはない。極端なハイペースの不安はあるが、複勝圏にはやはり高確率で絡んでくるには違いない。

 昨年のほとんどは精彩を欠いてしまっていたサトノクラウンだが、香港でのG1勝利から再びの上昇ムード。特に前走、京都記念は相手が揃っていただけにお見事な内容。今回、ほぼ顔ぶれも変わらず、引き続きの鞍上であれば当然主力候補。脚質的にキタサンブラックと真っ向勝負になるのはこの馬。ハイペース予想の中、後続馬を気にしながらの王者への仕掛けは難しいが、そこはヤネ任せとなろう。

 2000mといえばやはりアンビシャス。昨年のこのレースでキタサンブラックを破っての勝利はまだ記憶に新しい。宝塚記念の大敗後は決め手を活かす戦法に変え、展開に泣かされ、勝利には及ばぬものの、安定して好成績を収めた。休養明けの前走も敗れたとはいえ、33秒の脚を使って、脚を余しながらの敗戦。先行した昨年とは違う形での連覇も見ることができるかもしれない。

 先行有利な阪神内回りも、今回は差し馬の出番がありそう。ならばステファノスが気にかかる。前走こそ案外な内容ではあったが、叩いての上積みは当然見込める。阪神の坂も苦にしない。

 4歳世代の層の厚さを証明する存在がミッキーロケット。菊花賞こそ敗れたが、典型的な夏の上り馬で古馬となってすっかり本格化。このメンバーでも侮れない存在となった。

 有馬記念の好走で一躍注目浴びるようになったヤマカツエース。阪神での好走例がないことが気になるが、本来のベストディスタンスである2000mではやはり怖い存在。状態もピークに近い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

14
→05,07,12,04,01,13
(30点)
2着ながし:
14
→05,07,12,04,01,13
(30点)
京都記念のレベルが一段高く、この上位組 VS キタサンブラックの構図。頭数も少なく荒れる要素は少ない。順当な結果が濃厚。無難に当てに行くなら、2頭軸マルチが妥当ではあるが、ここはマカヒキの3連単1着流しで勝負してみたい。配当的に許されれば2着ながしを押さえ。
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