第65回 朝日杯フューチュリティS 予想

予想
2013/12/15 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
スタートすぐのコーナー。その後は長い下り。先行激化必至だが、最後には急坂。差し馬有利には違いないが、直線は短く、外も回れぬジレンマを抱える。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベルカント 牝2 54.0 武 豊
1 02   テイエムキュウコー 牡2 55.0 三浦 皇成
2 03 アトム 牡2 55.0 川田 将雅
2 04 マイネルディアベル 牡2 55.0 M.デムーロ
3 05 × サトノロブロイ 牡2 55.0 松田 大作
3 06 アジアエクスプレス 牡2 55.0 R.ムーア
4 07   エルカミーノレアル 牡2 55.0 川須 栄彦
4 08   ニシノデンジャラス 牡2 55.0 田辺 裕信
5 09 × ツィンクルソード 牡2 55.0 福永 祐一
5 10   グリサージュ 牝2 54.0 江田 照男
6 11 × ショウナンアチーヴ 牡2 55.0 後藤 浩輝
6 12   アポロスターズ 牡2 55.0 勝浦 正樹
7 13 プレイアンドリアル 牡2 55.0 柴田 大知
7 14 ウインフルブルーム 牡2 55.0 和田 竜二
8 15   ハイアーレート 牡2 55.0 吉田 豊
8 16   ショウナンワダチ 牡2 55.0 北村 宏司

*騎手の赤字は乗り替わり

予想ペース
MH
ミドルハイ
短距離路線組がカギ。特に最内01が逃げる展開も、スピードで押し切るか、距離を考慮で控えるかの鞍上の判断に依存されそう。
信頼度
D
混戦
若駒のレースだけに材料が乏しい。無敗の人気馬も少なく、どの馬にもチャンスはありそう。
予想本文 

 牝馬が参戦するという一風変わった今回の朝日杯フューチュリティS。しかも重賞勝ち馬もその牝馬のうちの一頭。無敗馬も少なく、いささかG1と呼ぶにはいささか興を削がれるメンバーではあるが、ここから出世してゆく登竜門であるこも相違ない。

 一抹の不安を抱えつつも、安定感を買ってアトムを本命。地力的には他馬とも差を感じないが、トータルバランスが優秀。前走のデイリー杯では、先行するホウライアキコを捉えきれずの敗戦だが、レコード決着のもの。中団中目から差せる脚質でもあり、勝ち負けはともかく、上位好走する可能性はかなり高そう。

 金髪で大流星という派手な出で立ちのウインフルブルーム。一生懸命に走るタイプだが、反面、行きたがるところがある点が気に掛かる。控える競馬も可能なはずだが、G1の舞台でどこまで我慢してレースできるかが最大のポイントとなりそう。坂のある阪神コースでの実績が光るし、地力は高いものがあると感じる。

 ダート戦からいきなりの芝転向となるアジアエクスプレス。十分芝もこなせる走法ではあるが、やはりこればかりは実際走ってみないとわからない。ここまでの勝ちっぷりがすごいので、それゆえに大きな期待感と逆に怖さも残る。しかしオッズ的には勝負していいだけの旨味はあるとみる。

 このレースとの連動性が高い東スポ杯組。このレースを2着したプレイアンドリアルはレベル的にはこのメンバーでトップといってもよいだろう。敗れたとはいえ、先団から速い脚を繰り出し、レコード決着のクビ差。地方馬であるヒケ目が感じさせない内容だが、その1戦のみで背負う人気の高さを嫌い、やや控えめな評価とした。

 各馬の力関係が均衡してるなら、騎手の技量大きくなってくる。ならば、M.デムーロ駆るマイネルディアベルがクローズアップされてくる。鞍上だけでなく馬の方も軽視はできず、6戦と多いキャリアの中、着々と地力強化を感じる足跡。

 他馬も展開ひとつといったところだが、まだ底みせていない感のあるツインクルソード、中距離ローテに好感もてるサトノロブロイ、距離不安も安定した末脚のあるショウナンアチーヴをヒモ候補に加えておく。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着流し:

03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)

2着流し:
03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)
今回のメンバーで2頭軸固定は難しい。安定感を買ってアトムを本命とはしたが、対抗馬の固定ができそうにない。堅くいくならアトムを頭とした3連複馬券が適当だろう。ただ、それでは得られる利も少ないので、個人的には3連単、アトムからの1、2着ながしで勝負したい。
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