2010/10/31 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
東京 B - 芝2000m
左回り - 稍重
見込み
外枠不利のコース形態からもパワー型の先行馬に利。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ショウワモダン | 牡6 | 58.0 | 柴田 善臣 | 差 | |
1 | 02 | ○ | ブエナビスタ | 牝4 | 56.0 | C.スミヨン | 差 |
2 | 03 | ジャガーメイル | 牡6 | 58.0 | D.ホワイト | 差 | |
2 | 04 | × | エイシンアポロン | 牡3 | 56.0 | 蛯名 正義 | 先 |
3 | 05 | オウケンサクラ | 牝3 | 54.0 | 北村 宏司 | 先 | |
3 | 06 | × | スマイルジャック | 牡5 | 58.0 | 三浦 皇成 | 差 |
4 | 07 | × | ペルーサ | 牡3 | 56.0 | 安藤 勝己 | 差 |
4 | 08 | シルポート | 牡5 | 58.0 | 酒井 学 | 逃 | |
5 | 09 | トウショウシロッコ | 牡7 | 58.0 | 吉田 豊 | 差 | |
5 | 10 | ◎ | シンゲン | 牡7 | 58.0 | 藤田 伸二 | 差 |
6 | 11 | アクシオン | 牡7 | 58.0 | 武 豊 | 追 | |
6 | 12 | ▲ | アーネストリー | 牡5 | 58.0 | 佐藤 哲三 | 先 |
7 | 13 | ヤマニンキングリー | 牡5 | 58.0 | 吉田 隼人 | 差 | |
7 | 14 | △ | ネヴァブション | 牡7 | 58.0 | 後藤 浩輝 | 先 |
7 | 15 | スーパーホーネット | 牡7 | 58.0 | 藤岡 佑介 | 差 | |
8 | 16 | △ | キャプテントゥーレ | 牡5 | 58.0 | 小牧 太 | 先 |
8 | 17 | コスモファントム | 牡3 | 56.0 | 松岡 正海 | 先 | |
8 | 18 | × | アリゼオ | 牡3 | 56.0 | 福永 祐一 | 先 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M ミドル |
スタート直後の位置取り争いは厳しくなりそう。 だが、直線見越して早めには動きたくもなく、道中で落ち着くか。 |
信頼度
C 実力伯仲 |
この距離、このコースの得意そうな馬が揃った。 見応えのあるレースに期待。 |
予想本文
秋の天皇賞といえばやはりウォッカの印象が強く、ターフを去ってしまった寂しさも感じる。
だが、今回のメンバーは2000mという絶妙な中距離レースにふさわしいメンバーが揃ったといえよう。次世代の女傑、ブエナビスタが格的には主役だろうが、一筋縄ではいかないくせ者が顔を並べる。
休養明けにも関わらず、ドリームジャーニーをクビ差凌ぎきったシンゲンの状態を昨年以上と見る。昨年は期待されながらも5着に敗れたが、それが骨折の影響だったのかは本当のところはわからない。
ただ、やはりこの馬にとって、このレースは距離といい、左廻りといい、最も向く舞台。
もう7歳ではあるが、遅咲きの血統で今こそ最も充実期。
パワー型の走法のため、馬場の渋化もおそらく影響は受けにくいはず。
一叩きを経て、飛躍のレースとしたい。
近年は牝馬であることはもはやハンデではないが、休養明けに加え、騎手の手替わり。
今回、はじめてブエナビスタを無印にしようかとまで悩んだ。
しかし、その調教過程を見て、やはりこれ以上印を下げることはできなかった。
むしろ、休養前よりもよい状態かもしれないほどの仕上がり具合。
気になるのは馬場と、展開が先行有利になった場合だが、もともとキレ味が武器なだけに東京コースは申し分ないはず。
その相殺を踏まえると、やはり上位から外れるというのは少し考えづらい。
本来なら、本命まで考えていたアーネストリー。
どうにも宝塚記念でノメっていた事が気になって、良馬場でないと強気になれない背景がある。
だが、一方で先行脚質であるがゆえ、今回は東京コースでも有利となる可能性があることも見逃せない。
札幌記念からの直行は予定通りで、順調そのもの。
やや出世が遅れたが、この馬も今が充実期でG1の一つや二つは獲れる器。
とにかく馬場さえ戻れば、死角はなくなる。
シンゲンやブエナビスタ級以外では差し馬には辛く、先行有利になる展開が予想される。
ならば、キャプテントゥーレの粘り込みは怖い。
とにかく、先行しての渋とさは驚異的。
昨年と全く同じで朝日杯を1着してのローテーションでここに望む。
昨年はここで大敗してしまったが、今年のメンバーと展開なら一波乱起こせるかもしれない。
同様の理由でネヴァブション。
善戦はできるのだが、もうひとつ足りないというイメージの強い馬だが、昨年よりは随分調子はいい。勝ちきるのは難しいかもしれないが、うまくハマれば連下に怖い存在。
3歳勢はやや評価を下げたが、逆に無視もできない存在。
その中ではエイシンアポロンを最上位にしたい。
その理由はいうまでもなく、弥生賞でみせた不良馬場への適性。
無論、毎日王冠での2着もここでの通用の下地を裏付けるもの。
外枠が何より痛いアリゼオだが、毎日王冠の勝利馬はとにかくこのレースとの連動性が高い。
行きたがる気性の馬が、うまく折り合って中団からレースを進め、勝利できたことは大きな収穫。
位置取りと折り合いさえつけば、好勝負はできるはず。
3歳で地力が最もあるのはペルーサであろうことに異論はない。
前走は痛恨の出遅れがあったが、あれがなければ…という点も理解できる。
しかし、ダービー時もそうだったが、どうもこの馬は人気先行してしまうようで、現時点で単勝4番人気というならやはり躊躇してしまう。
それでも連下には加えておくべき1頭ではある。
もう一頭だけスマイルジャックを挙げておく。
前走を見る限り、ちょっと足りない気もするが、東京巧者の叩き2走目だけに一応警戒。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単
軸2頭マルチ: 10=02 →12,16,14,04,18,07,06 (42点) BOX: 10,02,12,16,14 (60点) |
やはり当日の馬場が気に掛かる。 それによっては、もう少し絞りこんでもよいのだが、現時点ではやや手広く。 シンゲン、ブエナビスタの3連単2頭軸マルチが基本線。 ただ、これらの軸2頭も共に3着以下の可能性もないわけではない。 点数が増えてしまうが、可能であれば、高配狙いのBOX馬券も持っておきたい。 |