2023/11/19 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
京都 C - 芝1600ｍ
外・右回り - 良
見込み
コーナーまで余裕があり、ペースは緩みがち。だが、その分、後半の流れの緩急が大きく、4コーナーから直線に向けての攻防はシビア。内回りコースとの合流地の広い部分を活かせる差し馬に利。
馬柱
| 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 01 | ◎ | ソウルラッシュ | 牡5 | 58.0 | 替モレイラ | 先 |
| 1 | 02 | ビーアストニッシド | 牡4 | 58.0 | 替和田竜 | 差 | |
| 2 | 03 | ダノンスコーピオン | 牡4 | 58.0 | 替団野 | 追 | |
| 2 | 04 | エエヤン | 牡3 | 57.0 | Ｍデムーロ | 先 | |
| 3 | 05 | ☆ | ジャスティンカフェ | 牡5 | 58.0 | 替坂井 | 追 |
| 3 | 06 | ☆ | ダノンザキッド | 牡5 | 58.0 | 北村友 | 先 |
| 4 | 07 | △ | エルトンバローズ | 牡3 | 57.0 | 西村淳 | 先 |
| 4 | 08 | ☆ | ソーヴァリアント | 牡5 | 58.0 | 池添 | 差 |
| 5 | 09 | ○ | シュネルマイスター | 牡5 | 58.0 | ルメール | 差 |
| 5 | 10 | マテンロウオリオン | 牡4 | 58.0 | 替横山典 | 追 | |
| 6 | 11 | ▲ | セリフォス | 牡4 | 58.0 | 替川田 | 差 |
| 6 | 12 | レッドモンレーヴ | 牡4 | 58.0 | 横山和 | 追 | |
| 7 | 13 | セルバーグ | 牡4 | 58.0 | 替松山 | 逃 | |
| 7 | 14 | バスラットレオン | 牡5 | 58.0 | 鮫島駿 | 逃 | |
| 8 | 15 | イルーシヴパンサー | 牡5 | 58.0 | 岩田望 | 差 | |
| 8 | 16 | △ | ナミュール | 牝4 | 56.0 | 替ムーア | 差 |
＊◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
＊替 は騎手乗り替わり
予想ペース
| MH ミドルハイ |
外から13、14が引っ張る淀みない流れ。他馬も付かず離れずで3コーナーを下ってくる。流れはある程度早め。 |
信頼度
| C 上位互角 |
上位陣の実力差は僅か。とはいえ穴馬台頭の可能性は低く、上位陣での決着濃厚。 |
予想本文
～ 荒れるようで荒れない ～
春の安田記念と異なり、もともと固いイメージの強い秋のマイル王決定戦のマイルCS。ただ、1番人気は意外と勝利しておらず、ここ10年ではわずか2勝。その2勝もグランアレグリアの連覇なので、相当抜けた馬でないと勝ちきれそうにない。ただ、1番人気が勝てずとも馬券にはよくからんでおり、極端な穴馬台頭もない。今年もちょうどそんなメンバーが揃っており、例年どおりの傾向が続きそう。 ◎ ソウルラッシュ
多少迷いがあったが、ソウルラッシュを本命抜擢。Cコースにかわっての最内枠は活かしたい。前走でトップハンデの59キロ背負いながら復活の勝利を挙げ、その勢いのまま、今回は斤量減とモレイラ騎手がさらなる後押し。安田記念こそ惨敗も、キレのあるタイプの馬ではないので、京都外回りの方が力を発揮できるはず。京王杯AHからのローテはこのレースとの連動性的に不安なところではあるが、昨年に比べるとローテーション的にはゆとりが持てた。１週前追い切りでは一杯に追われ、併走馬をぶっちぎって終い11.0フラット。最終は馬なり調整も、完全に仕上がっている様子で、ここは勝負を賭けたい。
多少迷いがあったが、ソウルラッシュを本命抜擢。Cコースにかわっての最内枠は活かしたい。前走でトップハンデの59キロ背負いながら復活の勝利を挙げ、その勢いのまま、今回は斤量減とモレイラ騎手がさらなる後押し。安田記念こそ惨敗も、キレのあるタイプの馬ではないので、京都外回りの方が力を発揮できるはず。京王杯AHからのローテはこのレースとの連動性的に不安なところではあるが、昨年に比べるとローテーション的にはゆとりが持てた。１週前追い切りでは一杯に追われ、併走馬をぶっちぎって終い11.0フラット。最終は馬なり調整も、完全に仕上がっている様子で、ここは勝負を賭けたい。
◯ シュネルマイスター
前走の毎日王冠、まともなら勝っていたのはこの馬だと誰もが感じたシュネルマイスター。直線、前をカットされ、行き場を失いながら、加速しながら外へ進路を変更。そして、ひとたび前が開くと、他馬と全く違う脚色でG前肉薄した。この末脚の凄みはさすがと唸らせる内容だった。国内マイルG1戦は6戦中5戦が3着以内。唯一の5着敗戦が昨年のこのレースというのが玉に瑕だが、昨年から舞台は京都に移った。G1連勝中の鞍上の勢いも借りて、ここは勝ち負け必至の体制。当然の1番人気ではあろうが、さすがに昨年の二の舞いは演じそうにはない。
前走の毎日王冠、まともなら勝っていたのはこの馬だと誰もが感じたシュネルマイスター。直線、前をカットされ、行き場を失いながら、加速しながら外へ進路を変更。そして、ひとたび前が開くと、他馬と全く違う脚色でG前肉薄した。この末脚の凄みはさすがと唸らせる内容だった。国内マイルG1戦は6戦中5戦が3着以内。唯一の5着敗戦が昨年のこのレースというのが玉に瑕だが、昨年から舞台は京都に移った。G1連勝中の鞍上の勢いも借りて、ここは勝ち負け必至の体制。当然の1番人気ではあろうが、さすがに昨年の二の舞いは演じそうにはない。
▲ セリフォス
昨年のこのレースの覇者、セリフォス 。その際はレーン騎手に導かれ、大外一気のすごい競馬を見せた。ただ、今年は得意の阪神コースから未経験の京都コースに戻る。昨年のような強烈な差し込みは展開的にも難しいだろう。とはいえ、安田記念では正攻法の競馬もできており、初コースとなるが、京都が駄目ということでもなさそう。ぶっつけローテもこの馬自身は苦にしないし、過去データ的にも気になる材料ではない。何と言っても最終追い切りで素晴らしい動きを見せており、今回の鞍上、川田騎手を背に、馬なりでラスト11.3。これまでの実績どおりの力を発揮しそうで、やはり有力候補の一角。
昨年のこのレースの覇者、セリフォス 。その際はレーン騎手に導かれ、大外一気のすごい競馬を見せた。ただ、今年は得意の阪神コースから未経験の京都コースに戻る。昨年のような強烈な差し込みは展開的にも難しいだろう。とはいえ、安田記念では正攻法の競馬もできており、初コースとなるが、京都が駄目ということでもなさそう。ぶっつけローテもこの馬自身は苦にしないし、過去データ的にも気になる材料ではない。何と言っても最終追い切りで素晴らしい動きを見せており、今回の鞍上、川田騎手を背に、馬なりでラスト11.3。これまでの実績どおりの力を発揮しそうで、やはり有力候補の一角。
△ ナミュール
久しぶりにこの馬らしい切れ味をみせて快勝したナミュール。春のG1 2戦では大敗を喫してしまったが、不利があってのもので力が発揮できていなかった。前走ではそれを裏付けるだけの見事な快勝劇。やはりマイルで不利なく走れれば、これくらいやれるだけの器。今回は外枠となってしまったが、ごちゃつく心配もなく、差し馬だけに競馬はしやすいはず。時計的にも上位陣と遜色なく、牡馬相手でもヒケはとらない。ただ、間隔が詰まると結果が出せていないので、今回のローテはやや気になるところだ。
久しぶりにこの馬らしい切れ味をみせて快勝したナミュール。春のG1 2戦では大敗を喫してしまったが、不利があってのもので力が発揮できていなかった。前走ではそれを裏付けるだけの見事な快勝劇。やはりマイルで不利なく走れれば、これくらいやれるだけの器。今回は外枠となってしまったが、ごちゃつく心配もなく、差し馬だけに競馬はしやすいはず。時計的にも上位陣と遜色なく、牡馬相手でもヒケはとらない。ただ、間隔が詰まると結果が出せていないので、今回のローテはやや気になるところだ。
△ エルトンバローズ
4連勝中の新星エルトンバローズ。特に前走の毎日王冠勝ちは2着にソングライン、3着にシュネルマイスターと2頭のG1馬だっただけに価値は高い。ただ相手にはまだ余力があり、展開に恵まれたのは確か。そのため、あまりに人気になるようだと割引が必要だが、未勝利から一気にここまで上り詰めた力は軽視できず、人馬ともの勢いは買いたい。マイル戦は得意で、レース上手。勝ちきれるかに疑問は残すも連下争いには加わってきそう。
4連勝中の新星エルトンバローズ。特に前走の毎日王冠勝ちは2着にソングライン、3着にシュネルマイスターと2頭のG1馬だっただけに価値は高い。ただ相手にはまだ余力があり、展開に恵まれたのは確か。そのため、あまりに人気になるようだと割引が必要だが、未勝利から一気にここまで上り詰めた力は軽視できず、人馬ともの勢いは買いたい。マイル戦は得意で、レース上手。勝ちきれるかに疑問は残すも連下争いには加わってきそう。
☆ ジャスティンカフェ
ハマれば怖いジャスティンカフェ。前走は見せ場なく敗戦も、得意のマイル戦に戻って見直したい。追い切りの状態もまずまずで、このレース向きの長くいい脚を使えるタイプ。ゲート難があり、追い込み一手の不安定さはあるが、坂井騎手に替わって、違った一面を引き出せればちょっと面白そう。
ハマれば怖いジャスティンカフェ。前走は見せ場なく敗戦も、得意のマイル戦に戻って見直したい。追い切りの状態もまずまずで、このレース向きの長くいい脚を使えるタイプ。ゲート難があり、追い込み一手の不安定さはあるが、坂井騎手に替わって、違った一面を引き出せればちょっと面白そう。
☆ ダノンザキッド
大敗した宝塚記念からのぶっつけとはなるが、ダノンザキッド も仕上がりよく侮れない。ホープフルS馬ゆえに、中距離のイメージも強いが、過去2年のマイルCSでは3着、2着と好走している。今年は京都に変わってしまうため、阪神巧者ぶりこそ発揮できないが、追い切りでは好調であることが伺え、激走もありえそうなムード。
大敗した宝塚記念からのぶっつけとはなるが、ダノンザキッド も仕上がりよく侮れない。ホープフルS馬ゆえに、中距離のイメージも強いが、過去2年のマイルCSでは3着、2着と好走している。今年は京都に変わってしまうため、阪神巧者ぶりこそ発揮できないが、追い切りでは好調であることが伺え、激走もありえそうなムード。
☆ ソーヴァリアント
中距離タイプではあるが、前走でマイル戦にも一定の目処を立てたソーヴァリアント。時計的な限界はあるが、右回りで京都外回りコースならば通用しそう。キレこそないが、持続的な脚が使えるので、スローでの瞬発力勝負とならない限り、食い込んでくる余地はある。
中距離タイプではあるが、前走でマイル戦にも一定の目処を立てたソーヴァリアント。時計的な限界はあるが、右回りで京都外回りコースならば通用しそう。キレこそないが、持続的な脚が使えるので、スローでの瞬発力勝負とならない限り、食い込んでくる余地はある。
馬券と総評
| 推奨馬券 | 総評 |
|---|---|
| 3連単 軸2頭マルチ： 01＝09 →11,07,16,05,06,08 （36点） 01＝11 |
エルトンバローズらがいるものの、おおむね昨年、主力を努めた馬同士の再戦ムード。その実力差は少なく、軸馬選定には悩むところだったが、内枠と強力な鞍上を得たソウルラッシュを本命。条件的にもここは初G1タイトルへの絶好のチャンスと見る。相手はやはり人馬ともに安定感抜群のシュネルマイスターとセリフォス。この2頭を複軸に3連単2頭軸マルチ。ヒモはある程度、実力馬に絞り、固めどころを厚めに勝負したい。 |
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