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 ■ 第65回 桜花賞 結果

2005年4月10日(日) / 1600m 芝・右 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(指) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[8] 17  ◎  ラインクラフト   牝3 55 福 永 1:33.5 2
2[4] 7  ○  シーザリオ     牝3 55 吉田稔 アタマ 1
3[5] 9      デアリングハート  牝3 55 デムー クビ  10
4[7] 15  ▲  エアメサイア    牝3 55 武 豊 1.3/4  3
5[3] 6      ダンツクインビー  牝3 55 小 牧 3/4   14
6[4] 8      エイシンテンダー  牝3 55 武 幸 1   5
7[3] 5  ×  ジョウノビクトリア 牝3 55 横山典 アタマ 12
8[2] 3      エリモファイナル  牝3 55 岩 田 2   11
9[1] 1  △  アドマイヤメガミ  牝3 55 池 添 1/2   9
10[8] 16     Bモンローブロンド  牝3 55 佐藤哲 クビ  15
11[1] 2      ペニーホイッスル  牝3 55 柴田善 1/2   8
12[6] 11      ライラプス     牝3 55 藤 田 1.1/4  6
13[8] 18      ショウナンパントル 牝3 55 吉田豊 クビ  7
14[7] 14  △  アンブロワーズ   牝3 55 四 位 1   4
15[6] 12      カシマフラワー   牝3 55 松 永 ハナ  17
16[5] 10      テイエムチュラサン 牝3 55 田 嶋 2   18
17[2] 4      マイネコンテッサ  牝3 55 松 岡 クビ  16
18[7] 13  ×  フェリシア     牝3 55  幸  5   13
払戻金 単勝 17 460円
    複勝 17 190円 / 7 170円 / 9 490円
    枠連 4−8 650円
    馬連 7−17 1220円 / 馬単 17−7 2550円
    3連複 7−9−17 8440円 / 3連単  17−7−9 36790円
    ワイド 7−17 510円 / 9−17 1690円 / 7−9 1630円			

 感想と言い訳?! 

 ラインクラフトが福永騎手の意地をみせた勝利だった。
比較的、前めの位置からの横綱相撲の形で粘るデアリングハートを差し、シーザリオの猛追もかわした。
懸念された気性の悪さも、あまり心配なかったようだが、距離伸びるオークスでは、若干の不安も残した。
しかし、短距離ではこの馬の世代一番の力を証明できた。

 むしろ強さを印象づけたのはシーザリオかもしれない。
かなり後方まだ下がらされ、直線では掲示板すら危ういと思わせたが、大外を回ることなく、じっとインを待ち、空いた所をしっかりと伸びてきた。こちらは距離延長は歓迎の口なので、次走のオークスではかなりの人気を集めそうだ。

 3着に粘ったのがデアリングハート。やはり外国人ジョッキーがすんなり先行すると怖い。直線早めに先頭に立ち、鞍上の豪腕をもってして「あわや」の場面を演出。
金星といっていいだろう



 ■ 第65回 桜花賞 予想

2004/4/10 3歳牝馬オープン 55キロ 指定

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 アドマイヤメガミ 牝3 55.0 池添謙一
1 2   ペニーホイッスル 牝3 55.0 柴田善臣
2 3   エリモファイナル 牝3 55.0 岩田康誠
2 4   マイネコンテッサ 牝3 55.0 松岡正海
3 5 × ジョウノビクトリア 牝3 55.0 横山典弘
3 6   ダンツクインビー 牝3 55.0 小牧太
4 7 シーザリオ 牝3 55.0 吉田稔
4 8   エイシンテンダー 牝3 55.0 武幸四郎
5 9   デアリングハート 牝3 55.0 デムーロ
5 10   テイエムチュラサン 牝3 55.0 田嶋翔
6 11   ライラプス 牝3 55.0 藤田伸二
6 12   カシマフラワー 牝3 55.0 松永幹夫
7 13 × フェリシア 牝3 55.0 幸英明
7 14 アンブロワーズ 牝3 55.0 四位洋文
7 15 エアメサイア 牝3 55.0 武豊
8 16   モンローブロンド 牝3 55.0 佐藤哲三
8 17 ラインクラフト 牝3 55.0 福永祐一
8 18   ショウナンパントル 牝3 55.0 吉田豊
*騎手の赤字は乗り替わり

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
阪神 1600m 芝・良見込み
直後、コーナーの阪神マイル。
内枠の馬にはごちゃつく危険性。

予想ペース
ミドルペース
先行組と差し組の枠順がきれいにかたまった。
このレースにしては落ち着いた形にはなりそう。

信頼度
【C】 混戦
まだ幼い3歳牝馬戦。
極端な穴馬には厳しいが、
上位陣も過信はできない。

推奨馬券
馬連 流し
17→7 厚め
17→15、1、14、13、5
3連単 2頭軸マルチ
17=7→15、1、14、13、5

 予想本文 

 昨年の段階では、この馬が間違いなく今年の牝馬戦線の主役であろうと思わせたラインクラフトではあるが、肝心のG1での敗北で、にわかに群雄割拠状態にまでに発展してしまった。
この時期での実力の優劣は難しいが、やや小粒の感もあるも、それなりに無敗馬も揃い、盛り上がりはあるだろう。
 
  本命には割引きを感じながらも、ラインクラフト。
やはりこの馬の単純な地力は、この中では抜けているといわざるを得ない。短距離では随一の存在であろう。
問題は難しい気性にある。
前走も力任せにねじふせたとはいえ、終始頭を上げる競馬。さらにG1という大舞台で、距離も伸びるのは歓迎しづらい状況。当日の入れ込み具合は大きなチェックポイントとなる。
それでも力的に連、3着には食い込む可能性は高い。

 対抗にはシーザリオ。
本命のラインクラフトとは違い、こちらはオークスまで視野にいれることができる完成度の高さ。
アドマイヤフジと比較される寒竹賞を出すまでもなく、前走の楽勝ぶりには奥の深さを感じた。
鞍上の乗り替わりと、この距離への不安で本命を譲ったが、ここで好勝負ができるなら、先がぐっと開けてくる。

 上記2頭は地力だけで勝負できる背景があるが、その他の馬には気性はもちろん、鞍上の手腕や、展開等にも恵まれる必要があるかもしれない。
 
  そこで3番手にはエアメサイアを抜擢。
図抜けた力は感じないが、すべてにおいての好バランスを評価したい。レースセンスも素晴らしく、極端なムラを感じない。 おそらく鞍上の思うとおりに動いてくれるだろう。

 一方でアドマイヤメガミは出遅れ癖がネック。それが解消されてくれば、相当の破壊力を秘めているとみている。最内枠は微妙ではあるが、一旦最後方に下がってからの突っ込みに出られると展開次第で一発も。
 
  アンブロワーズも前走に余裕を感じた。前走以上の上積みはかなりあるとみていい。ここは勝負にくるし、マイル戦なら相当の力の持ち主。無視はできない。
 
  馬連ならともかく、3連単勝負ならなかなか無視しにくい無敗馬のエイシンテンダーと、馬券的に旨味のあるライラプスがいるが、ここはあえて、穴馬では少々遊んでみたい。
休養明けではあるが、安定した成績を残しているフェリシアと、良馬場で化けそうな気配のあるジョウノビクトリア。 ひとまず、この2頭を挙げておく。
 
【馬券総評】
  なかなかの混戦模様で絞りにくいが、やはり馬連では、ラインクラフトかシーザリオを中心に据えるのがいいだろう。 できるだけ手広くいきたい。
3連単では絞り込みが難しいが、ラインクラフトとシーザリオの2軸マルチがベストといったところか。
オッズ次第だが、穴馬のフェリシアとジョウノビクトリアはライラプス、ジョウノビクトリアに差し替えて、当てにいってもいいかもしれない。


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