■　第23回　フェブラリーS　結果

　メイショウボーラーが予想以上に飛ばして、かなり早い流れになりました。
満を持してのカネヒキリの圧勝で、シーキングザダイヤは力負けの感。
それでもこの２着は立派に責務を果たしたといえるでしょう。
カネヒキリもこれで胸を張ってドバイにいけます！

　３着にはユートピアが頑張り、オッズに色をつけてくれました。
しっかり、３連単押さえてたのですが、予想では挙げきれませんでした。
なんか、最近このパターンばかりで、申し訳ありませぬｗ
（３連単用に印、増やそうかしら。。。？）

　■　第23回　フェブラリーS　予想

2006/2/19　４歳以上オープン　定量　混合　指定

　一見、地味そうに見えて、かなりの見応えのありそうな好メンバーがそろった今年最初のG1レース。
トライアルで有力馬が負けたことも目立ち、現在の好調馬がそのまま勢いを駆るか、実績馬の巻き返しがあるか、はたまた休養明けの本命馬か、予断を許されない一戦となる。
　

　本命には若干の迷いもあったが、カネヒキリで引き続き。ぶっつけ本番という点が気にならないわけでもないが、仕上がり順調で、本来、この距離の方が向きそうだし、同条件の武蔵野Sでの猛追を考えると1番人気であっても逆らう要素は少ない。

　なかなか勝ちきれないシーキングザダイヤだが、近走の安定感は信頼に足る。距離への融通性を見せた分、マイルへの適性が下がっていないかの懸念はあるが、東京コースに戻って鞍上の追いが冴えるはず。連軸候補としてのこの評価。

　本来なら本命に推そうとも考えたサンライズバッカス。前走の敗戦は完全に前がつまっての敗戦で、オッズ的には旨味がある。東京のマイル戦という舞台設定も手伝い、確実な差し込みが期待できる。ただここに来ての鞍上の手替わりがどうにもひっかかりを覚えたので、カネヒキリに本命は譲った。

　ブルーコンコルドは逆に前走の敗戦がよくわからない敗戦。少しずぶくなってきて忙しい距離は向かなくなってきたのかもしれない。ならばここで見直しの手。相手も強化されるので地力の底が問われる一戦となる。

　ダート無敗のタガノゲルニカ。５連勝であっという間に重賞ホースまで駆け上がった。さすがにここは相手も揃うがその勢いを買ってみたい。前走ほどゆったりとしたペースにはならないため、先行してどこまで粘れるかがポイント。

　根岸Sを勝ったリミットレススピード。その末脚はここでも脅威。ダート転向後、好調なヴァーミリアンもまだ見限れない。

【馬券と総評】
　 休養明けのカネヒキリに各路線からのトライアル組が挑む構図。新旧織り交ぜたバラエティ豊かなメンバーで、予想の絞り込みは非常に難しい。ここで挙げなかった馬にも十分チャンスがあり、タイムパラドックスやメイショウボーラーの実績馬の巻き返しも十分に考えられる。

　結果的に無難な予想になってしまったが、カネヒキリを本線に据えた。一応はカネヒキリからの流しを推奨。ただし、馬連ならボックス馬券勝負もおもしろいだろう。３連単は手広く行く必要があるので、２頭軸マルチ流し。カネヒキリの相手は安定感のシーキングザダイヤか、一発要素のあるサンライズバッカスかは好み次第。