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 ■ 第21回 フェブラリーS 結果

2004年2月22日(日) / 1600m ダート・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (混)(指) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  ◎  アドマイヤドン   牡5 57 安 藤  1:36.8 1
2[1] 1      サイレントディール 牡4 57 ペリエ  1/2   3
3[8] 15  X  スターリングローズ 牡7 57 福 永  クビ  9
4[1] 2      ミツアキタービン  牡4 57 東 川  1/2   12
5[4] 8      ブルーコンコルド  牡4 57 松 永  1/2   10
6[8] 16      タイムパラドックス 牡6 57 柴田善  1/2   4
7[2] 3      イーグルカフェ   牡7 57 岡 部  3/4   8
8[2] 4  X  ユートピア     牡4 57 四 位  1.1/4  2
9[4] 7  ▲  ノボトゥルー    牡8 57 武 豊  1.1/2  5
10[6] 12      ブイロッキー    牡4 57 中 舘  ハナ  16
11[7] 14  △  ストロングブラッド 牡5 57 横山典  1/2   7
12[5] 9      トーシンブリザード 牡6 57 石崎隆  ハナ  13
13[3] 5  ○  シャドウスケイプ  牡5 57 江田照  1.3/4  6
14[3] 6      ハタノアドニス   牡8 57 内田博  ハナ  15
15[7] 13      ヒューマ      牡4 57 藤 田  1/2   11
16[6] 11      ノボジャック    牡7 57 ヒュー  3   14
払戻金 単勝 10 130円
    複勝 10 110円 / 1 200円 / 15 500円
    枠連 1−5 520円 / 3連複 1−10−15 4920円
    馬連 1−10 570円 / 馬単 10−1 710円
    ワイド 1−10 310円 / 10−15 890円 / 1−15 3040円			

 感想と言い訳?! 

 アドマイヤドンが勝つには勝ったんですが、肝心のヒモがいけません。サイレントディールがこの大一番で控える競馬を試みるとは思いもしませんでした。前走までの大敗が、かえって思い切った作戦変更に功を奏したのかも知れません。あんな騎乗をされては、2着は当然でしょう。とはいえ、よく内を割ってこれたと思いますが、そこは鞍上が鞍上ですからね。それにしてもペリエ騎手には毎度驚かせられます。

 アドマイヤドンは圧倒的な単勝支持率の割に接戦でしたが、単騎になるとソラを使う、この馬の特性を考慮した騎乗で、見た目以上に圧勝だったと言えます。横綱相撲で終始余裕が感じられました。

 2着以下は予想通りの混戦でしたが、スターリングローズの3着は立派でした。それにしてもシャドウスケイプは一体どうしたんでしょうか?もう少し好戦できると思ったのですが…。



 ■ 第21回 フェブラリーS 予想

2004/2/22 4歳以上オープン 定量 混合 指定

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1   サイレントディール 牡4 57.0 ペリエ
1 2   ミツアキタービン 牡4 57.0 東川公則
2 3   イーグルカフェ 牡7 57.0 岡部幸雄
2 4 × ユートピア 牡4 57.0 四位洋文
3 5 シャドウスケイプ 牡5 57.0 江田照男
3 6   ハタノアドニス 牡8 57.0 内田博幸
4 7 ノボトゥルー 牡8 57.0 武豊
4 8   ブルーコンコルド 牡4 57.0 松永幹夫
5 9   トーシンブリザード 牡6 57.0 石崎隆之
5 10 アドマイヤドン 牡4 57.0 安藤勝己
6 11   ノボジャック 牡5 57.0 ヒューズ
6 12   ブイロッキー 牡7 57.0 中舘英二
7 13   ヒューマ 牡4 57.0 藤田伸二
7 14 ストロングブラッド 牡5 57.0 横山典弘
8 15 × スターリングローズ 牡7 57.0 福永祐一
8 16   タイムパラドックス 牡6 57.0 柴田善臣

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
東京 1600m ダート・良見込み
直線長く、一介の短距離馬ではキツイ。ゴール前での底力必須。

予想ペース
ミドルペース
内枠利して1がハナ切る。競りかける他馬の動向により、ペースは変わる。

信頼度
【B】 軸不動
本命仕上がり良好。

推奨馬券
馬連 流し
10→5、7、14、4、15

 予想本文 

 いくら休養明けとはいえ、普通に走ればアドマイヤドンが勝てるメンバー構成。アクシデントでもない限り、アドマイヤドンは連は確実と言えよう。問題はヒモ争いで、展開次第でどうとでもなるだけにそのあたりが予想を困難にさせる。ただ、例年の傾向通りなら、長い直線の東京コースではやはり差し馬が圧倒的に有利。人気を背負ったサイレントディールの実力は認めながらも、それゆえに本命馬アドマイヤにマークされるとみて、展開的にはサイレントをかわしたアドマイヤに襲いかかる差し馬を中心に考えたい。

 アドマイヤのヒモ争いの中、その筆頭にはシャドウスケイプを挙げる。マイルの実績に乏しいが、南部杯の大敗は追い込み馬に不利な小回りコースだったと言い訳がきく。問題はペースがそれほど速くなるかどうかという点だが、追い込みに徹するという単純な戦法ゆえに逆に迷いが少ないともいえよう。

 ノボトゥルーはもう8歳。年齢による衰えは否めないが、このメンバーなら鞍上と過去の実績からも無視はできない。安定した差し脚があるのも強みで、問題は距離といったところか。

 ストロングブラッドは地方での好戦が目立ち、こういうタイプの馬はこのレースでは通用しない傾向がある。ただ中距離がこなせることと、ハイペースでも対応できる点を評価した。マイルは不得手だが、東京1600mという舞台で見直してみたい。

 ユートピアは一時の不振から、持ち直した感のある前走の内容。先行脚質という点が引っかかるものの、本来ならこのメンバーでは十分に主力クラスのはず。無視するわけにはいかないだろう。

 あと面白そうなのはスターリングローズ。前走だけではまだ見限れないところがあるだけに、今回人気を落とすようなら是非狙ってみたい。一発の怖さは十分秘めていると言えよう。

 総評としては、完全にアドマイヤドンのヒモ争いとみるも、いかんせん休養明けだけに、一応予断は許されない。それでも仕上がりを見る限りでは不安点はなさそうで、この馬の頭は仕方がないところか。前述したように、サイレントディールが人気的に2番手候補なのだろうが、あえてここは外して勝負する。馬券的にはアドマイヤの馬連流し。対抗格以下は、オッズしだいで変えても良いような混戦。手が広げられるようならブルーコンコルド、タイムパラドックスらも注意が必要。


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