banner
HOME 過去の予想と結果 コラム LINK  
■2003年 ■2004年 ■2005年 ■2006年 ■2007年 ■2008年 ■2009年 ■2010年
フェブラリーS/高松宮記念/桜花賞/皐月賞/天皇賞(春)/NHKマイルC/オークス/ダービー/
安田記念/宝塚記念/スプリンターズS/秋華賞/菊花賞/天皇賞(秋)/エリザベス女王杯/
マイルCS/ ジャパンカップ・ダート/ジャパンカップ/阪神JF/朝日杯FS/有馬記念

 ■ 第48回 有馬記念 結果

2003年12月28日(日) / 2500m 芝・右 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (混)(指) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 12  ○  シンボリクリスエス 牡4 57 ペリエ  2:30.5 1
2[3] 3      リンカーン     牡3 55 武 豊  9   4
3[2] 2  ▲  ゼンノロブロイ   牡3 55 柴田善  3/4   3
4[1] 1      ツルマルボーイ   牡5 57 横山典  1/2   6
5[5] 5      ウインブレイズ   牡6 57 木 幡  クビ  10
6[4] 4      ダービーレグノ   牡5 57 蛯 名  3/4   12
7[6] 7      チャクラ      牡3 55 後 藤  1.1/4  8
8[5] 6  ◎  タップダンスシチー 牡6 57 佐藤哲  1.1/4  2
9[8] 11      アグネスデジタル  牡6 57 四 位  アタマ 7
10[7] 9      ファストタテヤマ  牡4 57 安 田  7   11
11[6] 8  ×  ザッツザプレンティ 牡3 55 安 藤  1.3/4  5
12[7] 10      アクティブバイオ  牡6 57 武 幸  大差  9
払戻金 単勝 12 260円
    複勝 12 120円 / 3 230円 / 2 170円
    枠連 3−8 1060円 / 3連複 2−3−12 1720円
    馬連 3−12 1290円 / 馬単 12−3 1980円
    ワイド 3−12 490円 / 2−12 300円 / 2−3 680円		

 感想と言い訳?! 

 もう、ぐうの音も出ない完敗です。完全にペースの読み違えでした。それがすべてです。もともと何頭か引っかかるかも?との懸念はありましたが、あれほど早くなるとは意外でした。タップダンスシチーはそんな流れでも対応できますが、ペースより皆に早くこられるのが堪えました。一方で、シンボリクリスエスには最高の流れで、ああなれば楽勝するのは当然かなぁとも思います。

 このレースの影の責任者が引っかかったアンカツ騎手なら、影の主役は武豊騎手。見事にペリエのエスコート役を務めました。ペリエ騎手はどうも武豊騎手がいないと力を発揮できないみたい…。(^^;

 これで、今年一年の中央競馬はおしまいです。総体的な感想は、ヒシミラクルにやられ、シンボリクリスエスに振り回され続けたといった印象ですかね。(笑)ちょこちょこ当たってはいますが、大きく勝てない一年でした。



 ■ 第48回 有馬記念 予想

2003/12/28 3歳以上オープン 定量 指定 混合

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1   ツルマルボーイ 牡5 57.0 横山典弘
2 2 ゼンノロブロイ 牡3 55.0 柴田善臣
3 3   リンカーン 牡3 55.0 武豊
4 4   ダービーレグノ 牡5 57.0 蛯名正義
5 5   ウインブレイズ 牡6 57.0 木幡初広
5 6 タップダンスシチー 牡6 57.0 佐藤哲三
6 7   チャクラ 牡3 55.0 後藤浩輝
6 8 × ザッツザプレンティ 牡3 55.0 安藤勝己
7 9   ファストタテヤマ 牡4 57.0 安田康彦
7 10   アクティブバイオ 牡6 57.0 武幸四郎
8 11   アグネスデジタル 牡6 57.0 四位洋文
8 12 シンボリクリスエス 牡4 57.0 ペリエ

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
中山 内 2500m 芝・重見込み
騎手にとって、最も難しいコースのひとつ。小回りで5回のコーナーをこなす必要がある。また、天候が雪で、あまり良い馬場は見込めない。

予想ペース
スローペース
逃げ馬不在で、このコース。必然的にスローペースになるのは必至。追い込み馬は苦しい戦い。

信頼度
【C】 上位互角
器用な馬と速い馬の戦い。

推奨馬券
馬連 BOX
2、6、8、12 BOX

 予想本文 

 有馬記念というのは、元来先行馬が有利。それは内回りコースで行われる中山競馬場の2500mという設定がそうさせる。コーナーを5回も回るのは騎手にとっては至難のワザ。ましてや今回も逃げ馬が不在。スローペースの可能性はかなり濃厚で、奇しくもジャパンカップと同じ展開が予想される。しかしそれはこのレースで引退する1番人気馬シンボリクリスエス陣営は百も承知のはず。同じ撤を踏むまいとなんらかの対策を講じるはずで、その当たりが予想のポイントになりそう。

 それでも本命にはタップダンスシチー。昨年の有馬記念でも押したように、この馬の身上は平均ペースでの先行脚質。今回はハナをとる可能性が高いが、内ラチ沿いを無駄なく走れるという点はこの上なく有利。当然今回はマークされ、後続に早めに仕掛けられるだろうが、それでもこの馬の粘り腰は脅威。

 シンボリクリスエスも黙ってはいまい。完全に負けパターンだった前走でも3着と一応の形をつくったあたりはやはりただ者ではない。引退レースで目一杯に仕上げられ、有力先行馬をマークしながら進めば、大敗は考えられない。ただ、この馬の本来の良さは長い直線での一瞬の切れ味。この馬向きのレースではないことは確かで、その点で、タップダンスに印を譲った。

 騎手の乗り替わりが心配な面もあるが、ゼンノロブロイにも底知れぬ脅威はある。ジャパンカップを見送ってここに備えたのは好感が持てる。気性がものすごくいい馬なので、小回りコースも無難にこなせるだろう。とにかくこのレースは我慢のレース。いかに折り合いをつけるかがポイントとなるだけにスムーズに競馬ができるのは大きな強み。菊花賞で敗れはしたが、現3歳世代ではおそらく最強であろうその力を見せつけてほしい。

 ザッツザプレンティは菊花賞馬。さらにジャパンカップでも好走を見せ、改めてこの馬の強さを見直した。この馬もこのレース向きで、スタミナには自信がある。ローテがキツイことと、気性に少し難があるので、その当たりがマイナスになるが、うまく展開を味方につければ、好勝負できそう。

 有馬記念というわりに頭数が少なく、印を付けるのはこの4頭まで。強いていえば、チャクラやアクティブバイオなどがこのレース向きといえ、穴を挙げるならこの2頭になる。しかし馬連ということならば、やはり印をつけた4頭の争いになるのが濃厚。堅めの馬券になるが、高配当を狙うなら、3連複や馬単に頼らざると得ないとみる。


BACK 2004年

▲TOP