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 ■ 第8回 NHKマイルカップ 結果

2003年5月11日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 小雨・良
サラ系3歳 / (混)牡・牝(指) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 16      ウインクリューガー 牡3 57 武 幸  1:34.2 9
2[2] 3  ×  エイシンツルギザン 牡3 57 横山典  1.1/4  5
3[5] 9  ×  マイネルモルゲン  牡3 57 柴田善  3/4   6
4[6] 11     ユートピア     牡3 57 安 藤  クビ  4
5[8] 17      エースインザレース 牡3 57 池 添  3/4   16
6[4] 8  ○  サクラタイリン   牡3 57 蛯 名  ハナ  3
7[7] 14      ホーマンアピール  牡3 57 田中勝  1/2   14
8[7] 15  △  ワンダフルデイズ  牡3 57 福 永  クビ  7
9[1] 2  ◎  ヒューマ      牡3 57 藤 田  クビ  2
10[8] 18      トーセンオリオン  牡3 57 オリヴ  3/4   8
11[6] 12  ▲  ゴールデンキャスト 牡3 57 武 豊  アタマ 1
12[3] 5      タイガーモーション 牡3 57 石崎隆  クビ  12
13[1] 1      ニシノシタン    牡3 57 吉 田  1.1/4  11
14[7] 13      シェイクマイハート 牡3 57 小林淳  ハナ  18
15[2] 4      クレンデスターン  牡3 57 江田照  クビ  17
16[5] 10      ジャズアップ    牡3 57 二本柳 3.1/2  15
17[4] 7      ギャラントアロー  牡3 57  幸   アタマ 10
18[3] 6      エコルプレイス   牡3 57 松 永  9   13
払戻金 単勝 16 2600円
    複勝 16 740円 / 3 390円 / 9 540円
    枠連 2−8 5480円 / 3連複 3−9−16 96490円
    馬連 3−16 17520円 / 馬単 16−3 42390円
    ワイド 3−16 4870円 / 9−16 6000円 / 3−9 2570円

 感想と言い訳?! 

 東京の新装によって、直線コースが伸びた。その影響もあったのかどうかはわからないが、全体的にスローな流れで、仕掛けが遅くなった。その隙を見事にウインクリューガーが突いたという形。ペースは速くなると読んだ私の完全な読み違いでした。まぁ、遅くなると読んでいたとしても、この結果は予想できなかったに決まっているが…。(笑)

 ゴールデンキャストは前走、追い込んで失敗しただけに、今回は前に位置するかと思っていたが、相変わらずの最後方待機策。ユタカが後ろにいれば、他馬は仕掛けにくいだろうなぁ。ある意味兄のアシストでG1、2勝目をGetできた幸四郎くんでした。



 ■ 第8回 NHKマイルカップ 予想

2003/5/11 3歳 オープン 牡57キロ 牝55キロ 指定 混合

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1   ニシノシタン 牡3 57.0 吉田豊
1 2 ヒューマ 牡3 57.0 藤田伸二
2 3 × エイシンツルギザン 牡3 57.0 横山典弘
2 4   クレンデスターン 牡3 57.0 江田照男
3 5   タイガーモーション 牡3 57.0 石崎隆之
3 6 エコルプレイス 牡3 57.0 松永幹夫
4 7   ギャラントアロー 牡3 57.0 幸英明
4 8 サクラタイリン 牡3 57.0 蛯名正義
5 9 × マイネルモルゲン 牡3 57.0 柴田善臣
5 10   ジャズアップ 牡3 57.0 二本柳壮
6 11 ユートピア 牡3 57.0 安藤勝己
6 12 ゴールデンキャスト 牡3 57.0 武豊
7 13   シェイクマイハート 牡3 57.0 小林淳一
7 14   ホーマンアピール 牡3 57.0 田中勝春
7 15 ワンダフルデイズ 牡3 57.0 福永祐一
8 16   ウインクリューガー 牡3 57.0 武幸四郎
8 17   エースインザレース 牡3 57.0 池添謙一
8 18   トーセンオリオン 牡3 57.0 オリヴァ

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
東京 1600m 芝 
新装した東京コースだが、それほど極端に変化はない。逃げ、追い込みなどの奇策が通用しにくい馬の力が素直にでるレースがみられそう。

予想ペース
ハイペース
逃げ馬はそれほどいないが、先行脚質の有力馬が揃った。ある程度落ち着くだろうが、ミドルよりやや早め。

信頼度
【D】 混戦
傑出馬不在の混戦。鞍上の腕も影響しそう。

推奨馬券
馬連 BOX+流し
2、8、12 BOX
2→流し 8→流し 押え

 予想本文 

 クラシック組有力馬が勝ちすぎたおかげで、ここNHKマイルCへの短距離路線組に傑出馬がいなくなった。過去、マル外ダービーといわれたこのレースだが、クラシックへの門戸が開かれた影響も少なからずあるといえよう。ども馬も勝ったと思えば、大敗したりでほとんど判断材料となるのは各馬1レースくらい。これでは精度の高い予想はできそうにもないが、逆に言えば面白みを増加する。

 本命にはヒューマ。マル外らしく、ずば抜けたスピードを持っており、マイル戦は初めての経験となるが、距離は間違いなくこちら向き。まだ不安定さを残す不安があるものの、うまく好位で折り合えれば、そのスピードを爆発させる事も可能。ぜひこのレースでその力の真偽を確かめたい。
不安点があるとすれば、やはりG1レベルでの戦いぶりか。

 対抗にはサクラタイリン。ややG1ではパンチ力に欠ける印象も、マイル戦のみというローテーションは好感。また安定した差し脚も信頼できる。まさに連軸にはうってつけか。前哨戦のNZTでのレースぶりで力を示し、さらに上積みが期待できる。安定性は十分。後は時計的な限界がどこまでかということが試される。

 ゴールデンキャストはここ2走案外な成績だったが、それで見限る事はできない。事実前走ではメンバー最速の上がり。一本調子な追い込み脚質が災いしているといえよう。鞍上は名手なだけにどのようなレースぶりをみせるかわからない。東京コースに変わるのもプラス要素で、ききょうSでの豪脚が再び見れるかも知れない。

 ワンダフルデイズは距離不安から人気を落としているが、この馬の力も相当なもの。マイル戦での負けは、前走以外は言い訳がつく。速い上がりがない事が欠点にはなるが、まだ見限るには少し早い。

 前哨戦NZTを見事勝利したエイシンツルギザン。その内容は非常に評価できる。かといってそれを鵜呑みにできるかといえば、微妙なところ。ある程度マークが予想される今回、前走と同じレースができるかどうかがカギ。出遅れがなければ好勝負するだろう。

 後はマイネルモルゲン。上記を含め有力とされている馬はまだ底がわからない点が魅力だが、当然G1レベルには達していない可能性もある。とするなら、重賞戦線でスピードをみせていたこの馬の浮上は当然考えられる。

 総評としては、ヒューマ、サクラタイリン、ゴールデンキャストの3頭がほんの少し抜けていると見る。ゆえに馬券的にはこの3頭のBOXとヒューマ、サクラからの流しを押えておきたい。勝負に出るなら上記3頭のいずれかからの総流しも一考の余地がある。


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