予想本文
あっという間に2003年秋G1戦線の始まりです。ほとんど誰も見ていなくて、かつちっとも当たらない(笑)予想を書くことに意味があるのか?と自問しつつも、何とか当たるようになるまで、頑張りますのでよろしくお願いします。
さて、一発目はスプリントG1、スプリンターズS。春の高松宮記念と異なり中山の急坂は一概に先行有利をいえない熾烈な戦いが期待できます。しかしいかんせんメンバーが寂しい。これといったスターホース不在の既成勢力での争いとなります。ならば、ビリーヴの軸は外しにくい。ここのところ以前のような安定感は見られないとはいえ、スプリント戦はさすがの強さ。行く馬には行かせて先行できる点も強みで、連軸には最有力候補となる。
そのビリーヴに前走土をつけたテンシノキセキ。この馬にはずっと以前からスプリントG1をねらえる器と見ていたが、ようやくここにきて本格化の兆しを見せ始めた。前走のビリーヴとの勝負はまだ決着がついたとは言えない。果たしてこのG1の舞台でどこまで踏ん張れるか、その力強さを問われる。スピードに関しては超一級品で、内枠を利しての先行がうまく決まればすんなり勝利してしまうかも知れない。前走を勝ったことによるマークがどれほどのものかにも影響を受けるか?
デュランダルは末脚にはもの凄いものがある。きっちりと33秒台の脚を使える点は素晴らしい。ただ1200mというレースは最後方のレースはかなり展開利がないと厳しい。先行激化がなればその末脚が炸裂するも、今回のメンバーで飛ばし屋がいない。ただ他有力馬がすべて先行することが利点になる。
アドマイヤマックスにはこの距離は忙しすぎる。典型的なマイラーとみているが、前走では一応の形を作った。その上にこの鞍上ではさすがに無視はできない。
おもしろい所でイルバチオ。デュランダルと同じく追い込み馬だが、ここに来ての後藤騎手乗り替わりは新味を出す可能性は十分。まだG1レベルとなるとどうかの疑問が残るが、抑える必要はある。後は気性的にこの距離が向きそうなハッピーパスを一考。
基本的にはビリーヴVSテンシノキセキのセントウルSの再戦模様。ただ本命ビリーヴは前のテンシノキセキと後ろの有力馬の両方を気にせねばならず、その辺りを安藤騎手がどう導くかがカギとなる。オッズがどうなるかが微妙だが、圧倒的に人気がかぶらない限りはこの馬の連軸は仕方がない。
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