■　第64回　オークス　結果

　「ぐわぁぁぁ！！」って叫んでました。レース中。「3着にぃ！！３着にぃぃ！！」って叫んでました。
そう。推奨どおり、3連複で勝負していたのです。本心的にはスティルインラブで馬連流し勝負をしたかったんですけど、どうしても「1着3着！」って絵が浮かんでビビッてしまいました。まぁ、3着には来るだろうと踏んでたアドマイヤ…。ホント私が３連複買うとロクなことがありません…。

　もう、レース前から終わってましたね。馬券は午前中で買っていたんですが、パドック観た瞬間、ダメだと確信しました。あれほどイレこんでいては…。そしてトドメの出遅れ…。予想本文でも書きましたが、今の東京コースでは最後方は絶対に届きません。上がりはメンバー最速ではなかったのかなと感じるような追い込みは見せてましたが…。

　2着にも後藤騎手乗り替わりのチューニーで、ショックはさらに大！普通に万馬券取り逃してしまいました。
レース結果の感想としては、ヤマカツリリーの奮闘が意外でしたねぇ。後はピースオブワールドの惨敗か。思った以上の大敗でした。次走で巻き返しはあるのでしょうか…。

　■　第64回　オークス　予想

　2歳Sチャンピオン、ピースオブワールドの参戦で、俄然予想が難しくなったオークス。1600mの桜花賞を中心とした短距離戦線から、一気に距離が伸びることもその一端となる。

　無難な予想になるが、本命にはアドマイヤグルーヴを置く。熱発や裂蹄など、あまり歓迎しない噂が飛び交う元になったのが、最終追い切りの軽さ。入れ込みも懸念されているだけに、巷で言われるほど絶対視はできないが、それでも中距離を中心に使われ、ここを最大目標にしていたのは明らか。桜花賞での追い込みは出遅れたおかげともいえるが、一応速い脚を使える事を証明した。今回も位置取りが微妙なところになるが、極端に後方でなければ、まず大丈夫だろう。

　悩みに悩んで本命は譲ったが、スティルインラブもヒケはとらない。揉まれても平気な根性と、気性が大人なのは、このレースではかなりの武器。安定した末脚もあり、なんら欠点が見つからない。問題はただ一つの未知数な点…、つまり距離だ。2400ｍがこの馬にとって長いのは陣営も認めているところであり、その点だけが引っかかる。

　他のトライアルレースを見た限り、桜花賞組に匹敵する強力な馬は出てこなかった。上記の本命2頭はやはり群を抜いており、一角崩しがあるとすれば、やはり距離への適性度。父トニービンというメモリーキアヌはこの東京2400ｍはまさにうってつけの舞台となる。

　後はやはり伏兵の域を出ないが、ポップコーンジャズとセンターアンジェロの距離が伸びて変わりそうな馬と、しっかり仕上げてきた無敗馬ピースオブワールド。そして馬体が増えた際のチューニーあたりを穴候補に挙げておく。

　2着馬に意外な馬が来て、しばしば波乱となるオークスだが、今年は桜花賞組が有力とみる。さらにそこでの上位馬、アドマイヤとスティルの一騎打ちが濃厚と見て良いだろう。しかしどちらにも穴がないとはいえず、そのあたりが馬券的に難しくなる。本来ならもっと印をつけていいピースオブワールドは、やはり休養明けという点を割り引いた。おそらく仕上がりは万全と見るも、いきなりのこの距離には疑問符が残る。しかし力は間違いなくこの世代トップクラスであり、無視するわけにもいかなかった。

　馬券はやはりアドマイヤグルーヴとスティルインラブ。この2頭の一点勝負か。あるいはこの2頭を軸とした流しの３連複が旨味があるとみる。