■　第54回　安田記念　結果

　完膚無きまでの大ハズレです。(;´Д`)
よりによって外しにいった２頭、ツルマルボーイとテレグノシスのワンツーになりました。
あまりに安易すぎてかえって選びづらかった２頭です。
安藤騎手は今本当に乗れています。大舞台の活躍は武豊騎手を上回るほど。
馬も偉かったが、外を回らなかった騎乗は見事としかいいようがありません。

　ツルマルボーイは悲願のG1ホースになりました。お母さんのツルマルガールはサッカーボーイ産駒で、私も大好きだった馬なので、馬券は外しましたが、チョッピリうれしいです。

　テレグノシスもきっちりと東京コースで差し込んできました。ただ大外を回った分、ツルマルボーイには後れをとってしまいました…。秋の天皇賞に出てくれば面白い存在となりそうです。

　本命に推したローエングリンはまたしても少し足りなかった。一旦は先頭には立ったんですがさすがにキツかった。思い切った脚質転換にちょっと期待したんですが…。

　それにしても、ローエングリン、ウインラディウスが1、2番人気とは誤算でした。てっきりツルマルだとばかり思っていましたので、完璧にウラ目です。申し訳ない…。

　■　第54回　安田記念　予想

　３歳クラシック戦線の充実ぶりに比べ、最近これといった馬が出てこない短距離組。デュランダルがいない今、その傾向にされに拍車がかかり、この安田記念においてはどんぐりの背比べといった感は否めない。当然予想的にも難解で、どの馬にもチャンスがあるだろう。問題はペースと展開で、テンに早い馬が揃っており、さらに東京コースとくれば、差し、追い込み馬に有利と思われるが、今週からはAコースの使用で、内の芝は絶好。また逃げ馬陣営も逃げ切り勝ちは難しいのは承知しているはずで、必ずしも追い込み馬に歓迎な超ハイペースが望めるかどうかは疑問が残る。
　
　 本命にはやや迷いは生じるものの、ローエングリンの実績を買いたい。マイル戦での実績は申し分ない。しかし昨年はこの安田記念で惨敗。その原因はあきらかで、その先行脚質によるもの。今回は内の芝がいいとはいえ、思い切った逃げには打てないだろう。前に他馬を見ながらの競馬ができれば好結果を生む可能性は高い。そこでの鞍上の手替わりは魅力。
　
　 対抗にはウインラディウス。ここ最近の充実ぶりはめざましく、33秒台の末脚があるのは大きな武器。ただ東京マイル戦のハイペースでもその末脚が使えるかどうかがカギとなり、そこを外国人ジョッキー特有の豪腕ぶりに託すことになる。
　
　 ファインモーションは休養明け。調教もイマイチ。本来なら本命候補でもこれでは少し推薦しにくい。しかし格を問えば、ここでは胸を張れる。もともと鉄砲が利き、戦績もマイルで良績。牝馬でもマイル戦なら通用するケースは多く、状態さえよければ十分勝負になる。
　
　 大敗はしないものの、今ひとつ波に乗れないバランスオブゲームだが、東京マイル戦には向くと思われる。これといった武器がない分、相手なりに走るしぶとさを持っており、このメンバーなら連下に十分計算がたつ。
　
　 さらにマイソールサウンドとメイショウボーラーにも注意したい。マイソールサウンドは、大舞台で力不足を露呈してきたが、今回はメンバーは手薄。東京コースは初めてだが、案外向く可能性も秘めている。メイショウボーラーは不利な逃げを強いられる可能性が高いが、３歳馬ゆえの軽ハンデは無視できない。もともとマイル能力は相当に見込んでいるだけに、油断は禁物。
　
　 今回は有力どころのツルマルボーイとテレグノシスを見送った。もちろん十分すぎるほどの可能性はあるが、正直手が回らないといったところ。ツルマルボーイはいくら安藤騎手とはいえ、テン乗りでうまく乗れるかという点と、前走に少しモノ足りなさを感じた。テレグノシスも前走は秀逸ではあったが、それだけでここを安心できる材料にはなり得なかった。外国馬に関してはたしかに不気味ではあるが、流し馬券を買う場合の押さえ程度に留めたい。
　
　 どの馬にもこれといった強調材料に乏しく、一応、上位BOX馬券での勝負が妥当。流し馬券ならローエングリンから、外国馬をも含めた手広い勝負をオススメする。