予想本文
荒れる牝馬戦と違い、堅い印象のある朝日杯FSではあるが、今年はやや混戦模様。
逃げ馬が多く、ハイペースが予想されるものの、逃げたくて逃げている馬は少なく、馬自身の成長や展開によっては大きく脚質を変えてくる可能性もある。一番人気が予想されるペールギュントも絶対視されているわけでもなく、不確定要素も多い。
そんな中で本命にはマイネルレコルトを思い切って抜擢。前走は出負けが響いて、一番人気には応えられなかった。しかし、安定した末脚を持つ馬で、ひと叩きされた今回は、巻き返す可能性は十分。ペースも早くなることもこの馬には歓迎になりそうだ。
エイシンヴァイデンの安定感も信頼できそう。先行脚質なので、ハイペース必至の今回では強気にはなれないが、追える鞍上を得て期待感は高まった。6月デビューで早熟タイプの馬ではある。
こういう馬がこのレースに絡むことは少ないが、大きく負ける姿も想像しにくい。
一番人気はこの馬であろうペールギュント。ここ2走の重賞で見せた末脚は強烈だった。今回はさらに展開が向くことが予想されるが、なんせ追い込み馬だけに絶対視も難しい。ハマれば圧勝も期待できるが、中山コースでその強烈な末脚を持てあます可能性も残されているのも否めない。
ディープサマーの前走には、敗れたとはいえ見どころがあった。2000mをこなした事は一介の短距離ホースではないところを証明したといえ、マイル戦になる今回は要警戒だろう。
穴の域でマルカジークとマイネルハーディ。ともに末脚自慢で、名手が騎乗。
後方からの思い切った戦法が予想され、こうなるとやはり無視するには怖すぎる。
ストーミーカフェの地力は素晴らしいが、いかんせんまだ競馬ができてない。無論今回で大きく変わる可能性はあるが、人気を背負っているので、今回は見送りたい。
【総評と馬券】
上位レベルの馬は混戦模様。基本的には差し馬が中心になる。馬券は本命からの馬連流し。
できればBOX馬券も押さえておきたいところ。
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