banner
HOME 過去の予想と結果 コラム LINK  
■2003年 ■2004年 ■2005年 ■2006年 ■2007年 ■2008年 ■2009年 ■2010年
フェブラリーS/高松宮記念/桜花賞/皐月賞/天皇賞(春)/NHKマイルC/オークス/ダービー/
安田記念/宝塚記念/スプリンターズS/秋華賞/菊花賞/天皇賞(秋)/エリザベス女王杯/
マイルCS/ ジャパンカップ・ダート/ジャパンカップ/阪神JF/朝日杯FS/有馬記念

 ■ 第9回 秋華賞 結果

2004年10月17日(日) / 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / (混)牝(指) / オープン / 馬齢

 ■レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11  ○ スイープトウショウ 牝3 55 池 添  1:58.4 2
2[8] 16  ▲ ヤマニンシュクル  牝3 55 四 位  1/2   5
3[3] 5     ウイングレット   牝3 55 田中勝  5   10
4[1] 2  ◎ ダンスインザムード 牝3 55 武 豊  アタマ 1
5[6] 12  × ヤマニンアラバスタ 牝3 55 柴田善  ハナ  4
6[7] 15  △ レクレドール    牝3 55 小 牧  ハナ  3
7[1] 1     サイレントアスク  牝3 55 赤 木  2   17
8[8] 18     マルカフローリアン 牝3 55 川 原  クビ  16
9[3] 6  △ グローリアスデイズ 牝3 55 柴 原  アタマ 7
10[2] 4     フレンチアイディア 牝3 55 秋 山  クビ  18
11[4] 8     ヒカルドウキセイ  牝3 55 佐藤哲  1   8
12[5] 9     メイショウオスカル 牝3 55 後 藤  1.1/4  13
13[2] 3     ドルチェリモーネ  牝3 55 高 田  クビ  12
14[8] 17     アズマサンダース  牝3 55 蛯 名  2.1/2  6
15[7] 14     インゴット     牝3 55 福 永  アタマ 9
16[4] 7  × フェミニンガール  牝3 55 岩 田  クビ  11
17[5] 10     フィーユドゥレーヴ 牝3 55 熊 沢  3   15
18[7] 13     バレエブラン    牝3 55 芹 沢  2   14
払戻金 単勝 11 500円
    複勝 11 160円 / 16 320円 / 5 1280円
    枠連 6−8 990円
    馬連 11−16 2180円 / 馬単 11−16 3850円
    3連複 5−11−16 56270円 / 3連単  11−16−5 249510円
    ワイド 11−16 690円 / 5−11 5010円 / 5−16 8410円			

 感想と言い訳?! 

 いや、驚いたのはスイープトウショウの勝ちっぷり。京都の2000mを最後方から大外ブン回して差しきるなんてことはなかなかできることではありません。多少、展開も向いたのだろうが、それでもやはり強い競馬でした。
「結局、今年の牝馬クラシックはやはりこの馬が主役だったのか。」と再認識させられる結果となりました。

 一方で、どうにも裏切られた感のあるのはダンスインザムード。先行しての横綱相撲を演じながら、直線では思ったように伸びませんでした。あの桜花賞があまりにも強烈だったため、みんなこの馬に振り回された感じですね。
 
  2着だったヤマニンシュクルもG1タイトルには届かなかったが、いい競馬を見せました。さすがに力ありますね。3着のウイングレッドが大健闘で、3連単の波乱を演出。4着がダンスだっただけに苦い思いをした方も多いでしょう。
 
  まぁ、だいたい実力馬が上位にくる結果で、スムーズなレースではなかったでしょうか。



 ■ 第9回 秋華賞 予想

2004/10/17 3歳牝馬オープン 馬齢 混合 指定

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1   サイレントアスク 牝3 55.0 赤木高太
1 2 ダンスインザムード 牝3 55.0 武豊
2 3   ドルチェリモーネ 牝3 55.0 高田潤
2 4   フレンチアイディア 牝3 55.0 秋山真一
3 5   ウイングレット 牝3 55.0 田中勝春
3 6 グローリアスデイズ 牝3 55.0 柴原央明
4 7 × フェミニンガール 牝3 55.0 岩田康誠
4 8   ヒカルドウキセイ 牝3 55.0 佐藤哲三
5 9   メイショウオスカル 牝3 55.0 後藤浩輝
5 10   フィーユドゥレーヴ 牝3 55.0 熊沢重文
6 11 スイープトウショウ 牝3 55.0 池添謙一
6 12 × ヤマニンアラバスタ 牝3 55.0 柴田善臣
7 13   バレエブラン 牝3 55.0 芹沢純一
7 14   インゴット 牝3 55.0 福永祐一
7 15 レクレドール 牝3 55.0 小牧太
8 16 ヤマニンシュクル 牝3 55.0 四位洋文
8 17   アズマサンダース 牝3 55.0 蛯名正義
8 18   マルカフローリアン 牝3 55.0 川原正一

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
京都 内 2000m 芝・良見込み
ごちゃつきのある内回りコース。スムーズな競馬を心がける必要がある。

予想ペース
ミドルペース
出来れば前に行きたいのが全体の気持ち。スローにはなりにくい。

信頼度
【C】 上位混戦
少なからず運の要素も求められる混戦模様。

推奨馬券
馬連 BOX
2-11-16-6-15 BOX
2→11、16、6、15、7、12

 予想本文 

 オークス馬、ダイワエルシエーロが回避。その影響のあるなしに関わらず、今年の3歳牝馬戦線は混戦ぎみ。さらに春を越しての秋を迎えて、京都内回りの2000m。これを予想しろというのが難しい。ダンスインザムードが主役を張りつつも、何が起こるかはわからない不安定要素があるといえるだろう。
 
  それでもやっぱりこの馬が中心にならざるを得ないのがダンスインザムード。絶対の本命だったオークスを落とした事で、評価が下がったのは否めないが、力上位であることは誰しも認めるところ。今回は2000mでこの馬の競馬ができるはず。海外遠征の影響もプラス方向に考えていいと思われ、さしたる強力馬が見あたらない今回は、その安定感は信頼を増す。とはいえ、油断は禁物で枠順は決して恵まれたとは言えないだろう。
 
  スイープトウショウにも同じような危うさがある。スピードは信頼できるものの、2000mという中距離はかえって危険の方が大きい。それを踏まえながらも対抗格に推したのは、やはり前走に成長をみることができたから。スタートの悪癖は直ったとは言えないが、少しはましになった。不器用な追い込み脚質から、安定した差しに脚質を変化させつつある途上と見ている。この距離は危険とも書いたが、一方でスピードでなんとかなる距離でもあるだけに、うまく立ち回れば、本命馬を抜き去るシーンを見ることもあり得るかもしれない。
 
  トライアルを顧みるに、概ね春の実力馬がそのまま今回も有力になる様相を呈してきた。ならば、ヤマニンシュクルはすでに去年の今頃には頭角を現し、その後ずっとこの世代を代表してきただけに、この馬の実力を軽視はできない。G1にはあと一歩足りない印象もあるが、今回も入着以上の好勝負は期待していいだろう。
 
  一方でレグレドールは、夏の上がり馬になる。前走のローズSは安藤騎手の手綱さばきに助けられた。それでもローズSの勝利したことは過去のデータからみても、十分な力のある証。今回鞍上は変わるとはいえ、兄ステイゴールド並みに相手なりの好走ができると見る。
 
  同じくローズS組のグローリアスデイズも不気味。奥行きある血統は、この当たりから本格化の兆しも考えられる。現状2000mはベストの距離と考えられ、十分に警戒範囲内。
 
  ヤマニンアスパラダもずっと今年の3歳牝馬戦線の主力級。この距離では少し忙しいかもしれないが、このメンバーなら圏内だろう。フェミニンガールは展開次第でおもしろい。唯一の外国産馬。スピードならヒケはとるまい。
 
  相対的には混戦ムードではあるが、ひとまずダンスインザムードの主役は変わりなし。対抗格もスイープトウショウと、オークスと同じ見解。春勢力の勢いに陰りなしとみる。ただし、突出した2強ではないので、できればBOX馬券での押さえは必要かもしれない


BACK NEXT

▲TOP