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 ■ 第21回 マイルCS 結果

2004年11月21日(日) / 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ◎  デュランダル    牡5 57 池 添  1:33.0 1
2[8] 15      ダンスインザムード 牝3 54 ルメー  2   4
3[4] 8  ×  テレグノシス    牡5 57 横山典  1.1/4  5
4[2] 4      マイネルソロモン  牡4 57 小 牧  3/4   9
5[5] 10      プリサイスマシーン 牡5 57 藤 田  1/2   12
6[6] 12  ×  アドマイヤマックス 牡5 57 武 幸  クビ  6
7[6] 11  ○  メイショウボーラー 牡3 56 福 永  1   7
8[5] 9  △  バランスオブゲーム 牡5 57 田中勝  1/2   8
9[3] 5  ▲  ファインモーション 牝5 55 武 豊  1/2   2
10[7] 13      マイネルモルゲン  牡4 57 後 藤  ハナ  13
11[1] 2      フォルクローレ   牝5 55 佐藤哲  アタマ 14
12[8] 16      ロードフラッグ   せ7 57 松 永  1.1/4  16
13[3] 6      マイソールサウンド 牡5 57 本 田  1/2   11
14[2] 3      ラクティ      牡5 57 ロビン  2.1/2  3
15[1] 1  ×  ギャラントアロー  牡4 57  幸   1/2   10
16[7] 14     Bナイトフライヤー  牡5 57 柴 原  3/4   15
払戻金 単勝 7 270円
    複勝 7 130円 / 15 200円 / 8 290円
    枠連 4−8 870円
    馬連 7−15 1050円 / 馬単 7−15 1590円
    3連複 7−8−15 3330円 / 3連単  7−15−8 13280円
    ワイド 7−15 470円 / 7−8 610円 / 8−15 1340円			

 感想と言い訳?! 

 デュランダルがさすがのキレ味を披露した。これだけコンスタントに追い込めるのは、素晴らしいとしかいいようがない。 昨年はまだ穴馬の域だったが、今年、主役に堂々と応えたことで、名実ともに短距離王といえるだろう。
騎手の池添くんも一皮剥けて、一流ジョッキーの仲間入り…。

 2着はまたしてもダンスインザムード。これだけ強い競馬ができるのに、どうしてあんな負け方するのか理解に苦しむ。 (しかも自分が印つけたときばっかり…(^^ゞ )
デュランダルにはかなわなかったが、3歳牝馬がこれほどの成績を残せるのは相当な力を内在している証。

 3歳牝馬があれほど頑張ったことを思えば、メイショウボーラーには少々がっかり。ファインモーションもまたいつもの悪い癖を出して惨敗。私もすっかり惨敗です。(笑)



 ■ 第21回 マイルCS 予想

2004/11/21 3歳以上オープン 定量 指定 国際

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 × ギャラントアロー 牡4 57.0 幸英明
1 2   フォルクローレ 牝5 55.0 佐藤哲三
2 3   ラクティ 牡5 57.0 ロビンソ
2 4   マイネルソロモン 牡4 57.0 小牧太
3 5 ファインモーション 牝5 55.0 武豊
3 6   マイソールサウンド 牡5 57.0 本田優
4 7 デュランダル 牡5 57.0 池添謙一
4 8 × テレグノシス 牡5 57.0 横山典弘
5 9 バランスオブゲーム 牡5 57.0 田中勝春
5 10   プリサイスマシーン 牡5 57.0 藤田伸二
6 11 メイショウボーラー 牡3 56.0 福永祐一
6 12 × アドマイヤマックス 牡5 57.0 武幸四郎
7 13   マイネルモルゲン 牡4 57.0 後藤浩輝
7 14   ナイトフライヤー 牡5 57.0 柴原央明
8 15   ダンスインザムード 牝3 54.0 ルメール
8 16   ロードフラッグ セ7 57.0 松永幹夫
*騎手の赤字は乗り替わり

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
京都 外1600m 芝・良見込み
春の安田記念と異なり、比較的安定。マイル巧者を素直に信頼していいが、最近は荒れ模様。

予想ペース
ミドルペース
内枠ギャラントアローがレースを引っ張る。マイル戦にしては落ち着いた流れ。

信頼度
【C】 一強+混戦
デュランダルが頭ひとつ。

推奨馬券
馬連 流し
7→11、5、9、12、8、1

 予想本文 

 最近の荒れ傾向と外国馬の参戦もあって、ひと昔前のように堅いレースとは言えなくなってきたマイルCS。
短距離、長距離問わず、色々な路線からのバラエティ豊かな構成となった。
とはいえ、デュランダル以外は今ひとつ、これといった馬が少なく、混戦模様は否めない。

 そんな中、やはりデュランダルの存在は目立つ。前走はかなり厳しい展開だったにも関わらず、見事な末脚を披露した。
あの競馬を見せられては、少々の不利では動かない本命だろう。今回も決して楽な展開は望めない。差し馬が揃い、ペースは去年ほど速くはならない。圧倒的な一番人気で、ある程度自分で動く必要もあり、勝ちきるにまで至るかどうかは微妙。だが、大人になり、随分自在性も兼ね備えつつある現状では、その期待に応える可能性は高い。

 デュランダルが頭ひとつ抜けており、それ以下は混戦模様と言わざるとえない。そこで3歳馬メイショウボーラーの勢いを買いたい。古馬初対戦の安田記念では力不足を露呈したが、秋を迎え、ひとまず格好をつけた前走。相手は強力だが、今回は展開が味方する。本命デュランダルをはじめ、差し馬が揃ったので、持ち前のスピードで上位進出は可能と判断。
 
  ファインモーションは古馬になっても力を見せている。ここでもその貫禄は十分。順調ならまず好戦できるだろう。しかし、この馬には気性的な難しさがあり、大敗する危険も多分にはらんでいる。人気も背負い、休養明け。そのあたりで少々強気にはなれないが、あっさり勝ってしまう光景も容易に想像できる。

 バランスオブゲームが今回はおもしろそう。先行脚質なので積極的なレースを心がければ、後続が届かないケースはありうる。去年のこのレースや安田記念でも、上位に頑張った実績もあり、決してマイル戦が不得意ではない。前走での大敗で人気も落とし気味で旨味はたっぷりある。
 
  アドマイヤマックスもマイルでは安定した実績。ただ、どうも勝ちきれなかったが、それだけに前走の勝利は大きい。兄、武豊からの乗り替わりになる弟がどういう騎乗をみせるかは、なかなかの見どころになる。今回は時計もかかりそうで、勝利するチャンスも十分にあるだろう。
 
  テレグノシスも引き続き警戒が必要。デュランダルと同じ脚質で、さらに後方から行く可能性もあり、情勢は厳しい。東京コース巧者だが、今回は右回りとはいえ、広い京都の外回り。その影響はあまり気にしなくてもよいだろう。しかし、問題はやはりその追い込み脚質だろう。騎手の手替わりでそのあたりがどう変わるかがポイント。
 
  3連単や3連複を考慮するなら、最内枠を引いたギャラントアローにも注意が必要。ペースの速い短距離戦より、マイルあたりの方がこの馬のレースはしやすい。競りかけてくる馬もいない今回、不気味な存在となる。
 
  総評としては、展開不向きとはいえ、デュランダルの本命は仕方なし。馬連勝負なら流しで十分だろう。ただ相手には手広くいく必要もあり、ファインモーションとの組み合わせは押さえ程度に考える必要がある。3連単の場合は難解になる。対抗にメイショウボーラーを持ってきたが、その場合はデュランダルとファインモーションとの流しの方がいいかも。


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