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 ■ 第12回 NHKマイルC 結果

2007年5月6日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 雨・稍重
サラ系3歳 / 牡・牝(混合)(指定) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14     ピンクカメオ    牝3 55 内田博  1:34.3  17
2[5] 10  ○ ローレルゲレイロ  牡3 57 藤 田  1/2     1
3[8] 18     ムラマサノヨートー 牡3 57 小林淳  1/2     18
4[6] 12     シベリアンバード  牡3 57 田中勝  アタマ  15
5[6] 11     トーホウレーサー  牡3 57 四 位  1.1/4   7
6[8] 17  △ ダノンムロー    牡3 57 武 豊  ハナ    9
7[7] 15     ハイソサエティー  牡3 57 柴 山  1.1/4   10
8[3] 5  × マイネルシーガル  牡3 57 後 藤  2.1/2   6
9[8] 16  △ シャドウストライプ 牡3 57 安藤勝  クビ    5
10[7] 13  ▲ ダイレクトキャッチ 牡3 57 北村宏  ハナ    4
11[1] 1  × アサクサキングス  牡3 57 武 幸  1/2     3
12[2] 3  ◎ オースミダイドウ  牡3 57 岩 田  クビ    2
13[5] 9     ワールドハンター  牡3 57 蛯 名  3/4     13
14[4] 8     ゴールドアグリ   牡3 57 安藤光  クビ    12
15[1] 2     マイネルレーニア  牡3 57 松 岡  1/2     11
16[2] 4     マイネルフォーグ  牡3 57 川 田  アタマ  14
17[3] 6  × イクスキューズ   牝3 55 横山典  ハナ    8
18[4] 7     キングスデライト  牡3 57 長谷川  1/2     16
払戻金 単勝 14 7600円
    複勝 14 1910円 / 10 200円 / 18 3900円
    枠連 5−7 1440円
    馬連 10−14 30800円 / 馬単 14−10 85620円
    3連複 10−14−18 1221770円 / 3連単 14−10−18 9739870円
    ワイド 10−14 7840円 / 14−18 58890円 / 10−18 16990円

 感想と言い訳?! 

 払い戻し額を一桁間違えてしまうくらいびっくりの大波乱。
勝ったピンクカメオはまだ頭にありましたが、3着のムラマサノヨートーには、出走していることすら忘れていたくらいでした。
フルゲートの最低人気とブービー人気がからめば、当然この払い戻しにも納得がいきます。

 ピンクカメオの直線は見事でした。このレースは牝馬に有利ともいえます。
この時期、牡牝の差は早熟な分、むしろ牝馬が上回るところに斤量差の2キロはおいしい。
ですが、イクスキューズの結果を考えると、それだけが理由ではないでしょう。
当日の雨をものともしなかった走りは見事でした。
内田騎手の好騎乗も光って、G1初制覇です。

 2着死守は1番人気ローレルゲレイロ。さすがにこの距離では自分の競馬ができる。
他の有力馬が惨敗しているだけに面目躍如か。
ただ、直線では勝ったと思われただけに、なかなか勝ちきれない宿命は今後もつきまといそうです。

 ムラマサノヨートーの3着は説明がつきません。(笑)
内の混戦を割っての好走で、騎手、馬場、展開すべての条件が向いた上にこの馬の勝負根性が活きたのでしょう。

 本命に推したオースミダイドウは、やはり気の悪さを出して惨敗。
このレースではやはり差しで勝負したかったところでしたが、前に行かざるを得ませんでした。
それでも、もう少し好走できると思っていただけに残念です。



 ■ 第12回 NHKマイルC 予想

2007/5/6 3歳オープン 牡57キロ 牝55キロ 混合 指定

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 × アサクサキングス 牡3 57.0 武幸四郎
1 2   マイネルレーニア 牡3 57.0 松岡正海
2 3 オースミダイドウ 牡3 57.0 岩田康誠
2 4   マイネルフォーグ 牡3 57.0 川田将雅
3 5 × マイネルシーガル 牡3 57.0 後藤浩輝
3 6 × イクスキューズ 牝3 55.0 横山典弘
4 7   キングスデライト 牡3 57.0 長谷川浩
4 8   ゴールドアグリ 牡3 57.0 安藤光彰
5 9   ワールドハンター 牡3 57.0 蛯名正義
5 10 ローレルゲレイロ 牡3 57.0 藤田伸二
6 11   トーホウレーサー 牡3 57.0 四位洋文
6 12   シベリアンバード 牡3 57.0 田中勝春
7 13 ダイレクトキャッチ 牡3 57.0 北村宏司
7 14   ピンクカメオ 牝3 55.0 内田博幸
7 15   ハイソサエティー 牡3 57.0 柴山雄一
8 16 シャドウストライプ 牡3 57.0 安藤勝己
8 17 ダノンムロー 牡3 57.0 武豊
8 18   ムラマサノヨートー 牡3 57.0 小林淳一
*騎手の赤字は乗り替わり

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
東京 1600m 芝・稍重見込み
当日の天気が下り坂。
どこまで馬場が持ちこたえるかも大きなポイント。

予想ペース
ミドルペース
何が何でもハナという馬がおらず、東京コースという点からも落ち着いた流れが予想される。

信頼度
【D】 混戦
軸馬不在の混戦模様。

推奨馬券
馬連 流し
3→10、13、17、16、5、1、6
3連単 2頭軸マルチ
3=10→13、17、16、5、1、6

 予想本文 

 最近は外国馬の勢いもなくなって、若干地味な印象もあるこのレース。意外にも桜花賞組の回避が多発し、微妙なメンバー構成で、かなりの混戦が予想される。
確たる本命馬不在で、どの馬にもチャンスはありそうな一戦。

 2歳から3歳の時期での休養は非常に大きなハンデ。それを承知の上で、やはりこのメンバーならオースミダイドウを本命に据える。昨年朝日杯の1番人気。フサイチホウオーと並んで本年のクラシックの主役と噂されていた馬。ただ、この時期の骨折による5ヶ月の休養はやはり大きい。また朝日杯で気性の悪さを出して先行せざるを得なかった。その気性の悪さが鉄砲が効くというメリットとなるが、逆に不安点でもある。

 マイルではローレルゲレイロは堅実。比較的先行脚質なだけに、最後にはどうしてもかわされてしまうが、他馬と違って、もともとがここを目標としてきた馬。それでも皐月賞では見せ場のある6着。このメンバーなら胸を張れる。

 ダイレクトキャッチも休養明けになるが、フサイチホウオーとのクビ差2着の前走が光る。東京コースの実績もあり、安定した末脚を持っているだけに、仕上がり次第の面はあるが、当時のデキにあれば、能力上位。

 初の距離にはなるが、ダノンムローの末脚は脅威。追い込み脚質だけに、不利の少ない外枠を得て、このコース設定は絶好。後は直線でいつものような末脚を発揮できるかがポイントになる。

 同様にシャドウストライプも末脚自慢の馬。前走は敗れたとはいえ、最速の上がり時計を叩きだし、東京コースなら…とおもわせる内容だった。特に芝が不向きとも思えないので、期待も高まる。

 マイネルシーガルの前走は距離的なものとだけでは片付けにくい。それでもこの距離の方が適していることは事実。あまり切れる脚はないので、中段やや前よりの位置で流れに乗れれば、チャンスはありそう。

 アサクサキングスもこの距離で見直したい。もちろん敗れた2000m戦では、相手強化だったことが主な敗因ではあるが、このメンバーなら、期待も持てる。

 牝馬代表としてはイクスキューズ。このメンバーで桜花賞5着は威張れる実績。斤量が軽くなる分有利な点はある。前走のように積極的に前を伺うよりもやはりこのレースでは後方待機からキレに賭けるのが得策か。

【馬券と総評】
  今回は確たる本命馬不在の大混戦といえる接戦が予想される。それだけに展開一つの面はあるが、東京コースでのマイル戦と考えれば、一応差し馬に分がありそう。
それでもオースミダイドウを本命に据えたのは、やはり地力の差を考慮した。休養明けゆえ、大敗も考えられるが、勝ちきれないまでも上位には顔を出しそう。

 馬連なら、BOX馬券に食指が動くが、あえてオースミダイドウと心中するのもおもしろい。それだけに相手を手広く勝負できる。その場合はここに挙げなかったが、マイネルレーニア、マイネルフォーグ、ゴールドアグリ、ワールドハンター、トウホウレーサーまでは押さえたい。

 3連単はオースミの軸1頭マルチで勝負したいところだが、手広く買えないだけに、安定感のあるローレルゲレイロとの2頭軸マルチが妥当か。


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