banner
HOME 過去の予想と結果 コラム LINK  
■2003年 ■2004年 ■2005年 ■2006年 ■2007年 ■2008年 ■2009年 ■2010年
フェブラリーS/高松宮記念/桜花賞/皐月賞/天皇賞(春)/NHKマイルC/ヴィクトリアマイル/オークス/
ダービー/安田記念/宝塚記念/スプリンターズS/秋華賞/菊花賞/天皇賞(秋)/エリザベス女王杯/
マイルCS/ ジャパンカップ・ダート/ジャパンカップ/阪神JF/朝日杯FS/有馬記念

 ■ 第74回 ダービー 結果

2007年5月27日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(指定) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 3  △  ウオッカ      牝3 55 四 位  2:24.5  3
2[8] 16      アサクサキングス  牡3 57 福 永  3      14
3[7] 14  ○  アドマイヤオーラ  牡3 57 岩 田  1.3/4   4
4[6] 12      サンツェッペリン  牡3 57 松 岡  クビ    9
5[4] 8  ×  ドリームジャーニー 牡3 57 蛯 名  3/4     8
6[2] 4      ゴールデンダリア  牡3 57 柴田善  クビ    6
7[7] 15  ◎  フサイチホウオー  牡3 57 安藤勝  クビ    1
8[6] 11  ▲  ナムラマース    牡3 57 藤岡佑  クビ    10
9[8] 17  △  ヴィクトリー    牡3 57 田中勝  1.1/4   2
10[8] 18  ×  フライングアップル 牡3 57 横山典  ハナ    12
11[1] 1      タスカータソルテ  牡3 57 武 豊  アタマ  7
12[3] 6      マイネルフォーグ  牡3 57 川 田  1.1/4   18
13[7] 13      ローレルゲレイロ  牡3 57 池 添  クビ    13
14[3] 5     Bトーセンマーチ   牡3 57 内田博  ハナ    15
15[4] 7      フィニステール   牡3 57 藤 田  クビ    11
16[5] 9  ×  ヒラボクロイヤル  牡3 57 武 幸  ハナ    5
17[1] 2      ゴールドアグリ   牡3 57 勝 浦  ハナ    16
18[5] 10      プラテアード    牡3 57 北村宏  6      17
払戻金 単勝 3 1050円
    複勝 3 420円 / 16 2140円 / 14 350円
    枠連 2−8 1990円
    馬連 3−16 54470円 / 馬単 3−16 97890円
    3連複 3−14−16 248790円 / 3連単 3−16−14 2155760円
    ワイド 3−16 12900円 / 3−14 2000円 / 14−16 15140円

 感想と言い訳?! 

 レース前の様子がいつもと違う…そんな悪い予感が的中し、まさかのフサイチホウオー大惨敗。
3連単は200万馬券!!
いったいどこまで波乱が続くのでしょうか。

 ウォッカが見事に牝馬でダービーを制しました。
十分その能力があり、大して驚くことはありませんでしたが、3馬身差の圧勝劇を演じたことはさすがにびっくりしました。 (反面、敗れた桜花賞はなんだったのか…と(笑))
心配された距離も全く問題なく、インからよれずにゴールまで一直線。
やっぱり女性は強いです。(笑)

 2着にはアサクサキングス。印は打ちませんでしたが警戒していた馬の一頭でした。
まさかのヴィクトリーの出遅れで、レースの主導権を鞍上がうまくコントロールできました。
この馬も距離が心配されていましたが、すいすいと逃げ粘った。
やはりオークスやダービーなどのクラシックは、距離適性はそれほど大きな問題ではありませんねぇ。

 物議を醸したアドマイヤオーラもしっかり伸びて3着を保持。
ただ勝ち馬との差はかなり感じました。
スローペースで直線の競馬になったことが、ギリギリの距離をこなせる結果になった反面、末脚の限界値の差が露呈したとも言えます。

 問題はやはりフサイチホウオー。引っかかったことが敗因とはいえ、いくらなんでも負けすぎの感。
皐月賞と同じく後方からの位置取りでよいのに、前々の競馬になってしまい、直線での爆発力は不発に終わりました。 秋の巻き返しを期待しますが、それも厳しいものになりました。
むしろ宝塚記念に出たほうが面白いかも知れませんねぇ。



 ■ 第71回 日本ダービー 予想

2007/5/27 3歳オープン 牡57キロ 牝55キロ 指定

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1   タスカータソルテ 牡3 57.0 武豊
1 2   ゴールドアグリ 牡3 57.0 勝浦正樹
2 3 ウオッカ 牝3 55.0 四位洋文
2 4   ゴールデンダリア 牡3 57.0 柴田善臣
3 5   トーセンマーチ 牡3 57.0 内田博幸
3 6   マイネルフォーグ 牡3 57.0 川田将雅
4 7   フィニステール 牡3 57.0 藤田伸二
4 8 × ドリームジャーニー 牡3 57.0 蛯名正義
5 9 × ヒラボクロイヤル 牡3 57.0 武幸四郎
5 10   プラテアード 牡3 57.0 北村宏司
6 11 ナムラマース 牡3 57.0 藤岡佑介
6 12   サンツェッペリン 牡3 57.0 松岡正海
7 13   ローレルゲレイロ 牡3 57.0 池添謙一
7 14 アドマイヤオーラ 牡3 57.0 岩田康誠
7 15 フサイチホウオー 牡3 57.0 安藤勝己
8 16   アサクサキングス 牡3 57.0 福永祐一
8 17 ヴィクトリー 牡3 57.0 田中勝春
8 18 × フライングアップル 牡3 57.0 横山典弘
*騎手の赤字は乗り替わり

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
東京 2400m 芝・良見込み
雨の影響が心配されたが、良馬場見込み内外の有利不利のない好シチュエーション。

予想ペース
スローペース
皐月賞と同じく逃げ馬不在のスローペースだが、ある程度のペースアップはありそうな背景。

信頼度
【C】 ヒモ混戦
軸不動も相手には優劣つけがたい要素あり。

推奨馬券
馬連 流し
15 → 14、11、17、3、9、8、18
3連単
1着-2着流し:
15 → 14 → 11、17、3、9、8、18
1着-3着流し:
15 → 11、17、3、9、8、18 → 14

 予想本文 

 競走馬にとって一生に一度の競馬の祭典、日本ダービー。
サンデーサイレンスが不在になってから、その血を受け継ぐマル父馬の躍進がめざましい。
このダービーでも、見渡せばジャングルポケット、アグネスタキオン、タニノギムレット…と近年のダービーの有力馬たちを父に持つ仔が並ぶ。
決して見ることのできなかった世代間での代理対決は競馬ファンの心を躍らせる。

 そのダービーの前走、皐月賞では本命馬の仕掛け遅れで、大波乱の結果。
それまで安定した成績を残してきた馬がことごとく大敗。
決して力負けとはいえない面もあるが、暗雲が漂ったことも確か。
それに別路線組が加わり、混戦模様に拍車をかける。
 
  圧倒的人気が予想されるが、それでもフサイチホウオーの軸は不動。
前走は中山2000mで後方からという厳しいレースだったが、それでも勝ち馬にハナ差まで追い詰めるという結果。
それまで無敗とはいえ、接戦の内容から懐疑的だった者の目も覚まさせた。
今度はレースのしやすい東京コース。2度の失敗は許されないところ。

 アドマイヤオーラは不可解な鞍上の乗り替わり。
まさか当代一の騎手が変えられるというのだから、勝負の世界は厳しい。
ただ、それだけに前走は不完全燃焼だったとも言える。
収穫といえば、本命馬より後ろでは届かないということがわかったということくらいか。
その辺りをプレッシャーのかかる代役となった岩田騎手がどう汲むか。別の意味でも注目となる。

 別路線組に食指が動かなかったわけではないが、やはり皐月賞戦前の力関係を信頼したい。
思わぬ大敗を喫したナムラマースだが、前走の展開では武器である息の長い末脚は活かせなかった。
東京コースにかわってその点に期待がかかる。
だが、前走はそれでももう少しやれたはずの面もあり、過信は禁物。
前走より前の競馬が必須条件にはなるが、もつれれば面白い存在。

 波乱の皐月賞を制したヴィクトリー
調教過程の不安がなければもっと人気もしたであろう実力馬で、その勝利に何の疑問もない。
前走に展開利があったことは事実だが、だからといって今回無視できる存在ではない。
東京コース、他馬のマークと、厳しい材料があることは否めない。
それでもやはり前走同様、逃げ馬は不在で、さらに本来逃げにこだわる馬でもない。
また距離の延長は望むところだけに、前々で競馬ができれば今回もチャンスは十分。

 ビワハイジ以来の牝馬のダービー挑戦となったウォッカ。その意気やよし。
今年の牝馬のレベルは高く、事実今年のNHKマイルCはピンクカメオが制した。
この時期の牡牝の差はわずか。斤量の恩恵も踏まえれば、ここでも十分通用の下地。
問題はやはり距離。
オークスでも不安になるこの問題は「切れ」で勝負する牝馬にとってはやはり大きな壁となる。

 別路線組ではヒラボクロイヤルが注目を集める。
前走青葉賞では東京コースを活かした見事な直線一気。
近走の充実ぶりは目覚ましく、ステイヤー的要素を感じさせる戦績。
好走条件は揃っているが、前走の上がりではまだこのレースでは一歩足りない。
ナムラマースに完封された毎日杯からも、この評価どまりとした。

 前走はかなりの不利があったと思われるドリームジャーニーも警戒は必要か。
距離に不安はあるが、末脚の安定感はいうまでもない。

 同様にフライングアップルも前走だけでは見限れない。
過去有力馬と凌ぎを削って安定した成績を残しているだけに3連単の対象範囲には入ってくる。

【馬券と総評】
  人気でもフサイチホウオーが中心。
前走で見せた凄みは今回大きな追い風となる。
ただ、それ以下は混戦模様と言わざるを得ない。
実力的にはアドマイヤオーラが一歩抜けている感がある。
馬連なら、フサイチホウオーから手広くで問題はなさそうだが、3連単は難しい。
ここは決め打ちで、フサイチホウオーの1、2着ながしか、フサイチが頭のアドマイヤとの1−2着ながし、1−3着ながしが妥当。


BACK NEXT

▲TOP