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 ■ 第70回 ダービー 結果

2007年6月24日(日) / 阪神 2200m 芝・右 内 / 小雨・稍重
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量

 ■レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[3] 6  △  アドマイヤムーン  牡4 58 岩 田 2:12.4  3
2[8] 17  ◎  メイショウサムソン 牡4 58 石橋守 1/2     2
3[3] 5  ○  ポップロック    牡6 58 武 豊 2      4
4[5] 9      アドマイヤフジ   牡5 58 福 永 クビ    13
5[7] 13      ファストタテヤマ  牡8 58 小 牧 1/2     16
6[4] 7  ×  カワカミプリンセス 牝4 56 武 幸 1.1/2   6
7[4] 8      インティライミ   牡5 58 佐藤哲 1/2     9
8[1] 2  △  ウオッカ      牝3 51 四 位 4      1
9[6] 12      トウカイトリック  牡5 58  幸  2      14
10[2] 4      マキハタサイボーグ せ5 58 和 田 5      17
11[8] 16      コスモバルク    牡6 58 五十冬 クビ    10
12[6] 11  ▲  ダイワメジャー   牡6 58 安藤勝 3.1/2   5
13[1] 1  ×  スウィフトカレント 牡6 58 横山典 1/2     8
14[7] 14  ×  シャドウゲイト   牡5 58 田中勝 1/2     7
15[7] 15      アサクサキングス  牡3 53 松 岡 8      11
16[2] 3      マイソールサウンド 牡8 58 角 田 1.1/2   18
17[5] 10     Bアドマイヤメイン  牡4 58 川 田 4      12
18[8] 18      ローエングリン   牡8 58 後 藤 大差    15
払戻金 単勝 6 670円
    複勝 6 190円 / 17 160円 / 5 190円
    枠連 3−8 700円
    馬連 6−17 1460円 / 馬単 6−17 3180円
    3連複 5−6−17 2720円 / 3連単 6−17−5 15570円
    ワイド 6−17 520円 / 5−6 510円 / 5−17 460円

 感想と言い訳?! 

 さすがにこの距離では自信があったかアドマイヤムーン。
正攻法で挑んだメイショウサムソンを終始マークし、見事に差しきりました。
海外での勝利が先行したが、やっと国内GTタイトルを手にすることができました。秋の天皇賞では中心馬として君臨するでしょう。

 一方で、敗れたとはいえ見事な競馬だったのはメイショウサムソン。
馬郡に沈んだ先行馬と平行して直線に入りながら、アドマイヤムーンがくればそこから持ち前の粘り腰を発揮。
自ら競馬をつくって最後は屈したが、立派な競馬っぷりでした。

 3着には少し離れてポップロック。先着2頭とは地力の差を感じたが、こちらも堅実な末脚を発揮してくれました。

 なんと1番人気になったウォッカはハンデ差活かして積極的に前に進むも、馬郡に飲まれてしまいました。
さすがに古馬GTペースでは厳しかった。ただ、この敗戦でこの馬の価値が下がるというわけではないでしょう。



 ■ 第48回 宝塚記念 予想

2007/6/24 3歳上オープン 定量 指定 国際

馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 × スウィフトカレント 牡6 58.0 横山典弘
1 2 ウオッカ 牝3 51.0 四位洋文
2 3   マイソールサウンド 牡8 58.0 角田晃一
2 4   マキハタサイボーグ セ5 58.0 和田竜二
3 5 ポップロック 牡6 58.0 武豊
3 6 アドマイヤムーン 牡4 58.0 岩田康誠
4 7 × カワカミプリンセス 牝4 56.0 武幸四郎
4 8   インティライミ 牡5 58.0 佐藤哲三
5 9   アドマイヤフジ 牡5 58.0 福永祐一
5 10   アドマイヤメイン 牡4 58.0 川田将雅
6 11 ダイワメジャー 牡6 58.0 安藤勝己
6 12   トウカイトリック 牡5 58.0 幸英明
7 13   ファストタテヤマ 牡8 58.0 小牧太
7 14 × シャドウゲイト 牡5 58.0 田中勝春
7 15   アサクサキングス 牡3 53.0 松岡正海
8 16   コスモバルク 牡6 58.0 五十嵐冬
8 17 メイショウサムソン 牡4 58.0 石橋守
8 18   ローエングリン 牡8 58.0 後藤浩輝
*騎手の赤字は乗り替わり

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
阪神 内2200m 芝・稍重見込み
例年とかわらぬ内回りコース。ほぼ良馬場予想も、天候は微妙。

予想ペース
ミドルペース
逃げる9、14を18、16が追いかける。
逃げ馬は少ないながらも、早めの流れ。

信頼度
【D】 実力伯仲
伏兵馬と呼ぶ馬不在。
どの馬にもチャンスはある。

推奨馬券
馬連 流し
17→5、11、2、6、7、14、1
3連単 2頭軸マルチ
17=5→11、2、6、7、14、1
17=11→5、2、6、7、14、1

 予想本文 

 夏前という時期が影響しているのか、前期のG1総決算グランプリとしては例年寂しいメンバーになりがち。
しかし今年は各方面からすばらしいメンバーが揃った。
  梅雨どきとあって天候の不安はあるが、好レースを期待したい。

 粒ぞろいのメンバーだけに、本命候補には迷いがあるが、メイショウサムソンの格を重んじたい。
昨秋のふがいなさから人気を落とし、出直しをはかる年だった。
相手弱化とはいえ、大阪杯、天皇賞春の連勝は胸を張れる実績。
中距離には自信があり、前後をみながら進めることのできる位置取りもとれる。
切れる脚がないのが弱点ではあるが、阪神内回りコースで、さらにペースも上がりそう。
それほど大崩れの心配はなさそう。

 地味な印象のあるポップロック
海外参戦が多く、そこでの敗戦があるが、国内レースでは堅実な成績。
中長距離専科で自在性を備える比較的本命馬と似たタイプ。
切れ勝負になると分が悪いので、やはり前々の競馬が要求される。

 距離不足がささやかれながらの有馬記念で接戦の3着、前走の安田記念では貫禄勝ち。
昨年このレースは4着ではあったが、昨年よりも充実した形で今年も参戦。
ダイワメジャーはもはや距離うんうんを問う馬ではない。
追い比べのしぶとさは前記2頭にもヒケをとらない。

 通常このレースの3歳牝馬の参戦は考えられない。
同じ様に牝馬の勝利が考えられないダービー制覇したウォッカが、さらなる挑戦。
下手をすると古馬の沽券にかかわる。
簡単に勝たせてはくれないだろうが、さすがに51キロでは脅威の対象。
3戦連続33秒台の脚は古馬にもいない。
古馬G1級のペースで、同じ様な脚が披露できれば、勝利も十分にあり得る。
気性面ではまだ幼い面があるだけに、スムーズなレースを心がけたい。

 後方からの破壊力ならアドマイヤムーンも負けてはいない。
意図的に中距離のみのローテーションで、この距離は京都記念の勝利で自信を持っての参戦。
守備範囲の距離でさえあれば、国内、海外を選ばず、ペースも不問。

 牝馬ではウォッカが注目を集めるが、カワカミプリンセスも不気味。
前走の大敗で評価を落とし気味ではあるが、休み明け2戦目で立て直しが恐い。

 逃げて持ち味発揮のシャドウゲイトもしぶとい。
楽に逃がすと大変なことにはなりそう。

 前走には見どころがあったスウィフトカレント
混戦になれば、競馬上手だけに上位に顔出す可能性も。

【馬券と総評】
  格馬それぞれの路線で好走例。
いずれも負けず劣らずの好メンバーで、混戦模様。
レース展開の予想が肝となるが、ここのところのG1レースは前残りが目立つ。
とはいえ、今の阪神コース開催は差しが決まっており、天候まで考慮すれば一概にどちらが有利とも言い難い。
ウォッカやアドマイヤムーンなどの切れタイプの馬より、メイショウサムソン、ダイワメジャーらの、渋といタイプを上位評価した。

 馬連ではメイショウサムソン流しと上位ボックス。
3連単はサムソン−ポップロックのマルチ2頭軸流し。
余裕があれば、サムソン−ダイワメジャーマルチ2頭軸流しも押さえたい。


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