banner
HOME 過去の予想と結果 コラム LINK  
■2003年 ■2004年 ■2005年 ■2006年 ■2007年 ■2008年 ■2009年 ■2010年

 ■ 第61回 朝日杯フューチュリティS 結果

2009年12月20日(日) / 中山 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牡・牝(混合)(指定) / オープン / 馬齢

 ■レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 8  ◎ ローズキングダム  牡2 55 小 牧  1:34.0  1
2[6] 12  ▲ エイシンアポロン  牡2 55 池 添  1.1/4   2
3[1] 2  X ダイワバーバリアン 牡2 55 蛯 名  2      5
4[2] 3     ガルボ       牡2 55 吉田隼  1/2     12
5[8] 16     ニシノメイゲツ   牡2 55 北村宏  3/4     7
6[3] 6  ○ キングレオポルド  牡2 55 柴田善  クビ    4
7[7] 14     キョウエイアシュラ 牡2 55 三 浦  クビ    9
8[2] 4     ヒットジャポット  牡2 55 江田照  アタマ  8
9[5] 9     エーシンホワイティ 牡2 55 安藤勝  3/4     11
10[7] 13     エスカーダ     牡2 55 クラス  1.1/4   15
11[4] 7     バトルレッド    牡2 55 田中勝  ハナ    16
12[3] 5  X ダッシャーゴーゴー 牡2 55 佐藤哲  ハナ    6
13[5] 10  X ツルマルジュピター 牡2 55 勝 浦  クビ    13
14[8] 15  △ トーセンファントム 牡2 55 内 田  1      3
15[1] 1     バトルシュリイマン 牡2 55 武士沢  4      10
16[6] 11  X フローライゼ    牡2 55 後 藤  1/2     14
払戻金 単勝 8 230円
    複勝 8 120円 / 12 160円 / 2 290円
    枠連 4−6 620円
    馬連 8−12 590円 / 馬単 8−12 980円
    3連複 2−8−12 1820円 / 3連単 8−12−2 6720円
    ワイド 8−12 260円 / 2−8 580円 / 2−12 810円		

 感想と言い訳?! 

 噂に違わぬ強さを見せつけ、ローズキングダムが圧勝しました。
これを書いている今日は、ラジオNIKKEI賞がありましたが新馬戦で降したヴィクトワールピサがこれまた完勝し、どうやら来年クラシックはこの2頭が主役を張っていくような気がします。

 2着に2番人気エイシンアポロンが入りました。
この馬も堂々たる非常に強い競馬をしましたが、相手が強すぎたとしかいいようがありません。
今後も安定してレースができるであろう完成度です。

 3着にはダイワバーバリアンで、これもある意味順当といえる結果でした。
期待したキングレオポルドは残念でしたが、この結果ならやはりローズキングダムの実力は信用していいといえるでしょうね



 ■ 第61回 朝日杯フューチュリティS 予想

2009/12/20 2歳オープン 馬齢 混合 指定

馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   バトルシュリイマン 牡2 55.0 武士沢 友治
1 02 × ダイワバーバリアン 牡2 55.0 蛯名 正義
2 03   ガルボ 牡2 55.0 吉田 隼人
2 04   ヒットジャポット 牡2 55.0 江田 照男
3 05 × ダッシャーゴーゴー 牡2 55.0 佐藤 哲三
3 06 キングレオポルド 牡2 55.0 柴田 善臣
4 07   バトルレッド 牡2 55.0 田中 勝春
4 08 ローズキングダム 牡2 55.0 小牧 太
5 09   エーシンホワイティ 牡2 55.0 安藤 勝己
5 10 × ツルマルジュピター 牡2 55.0 勝浦 正樹
6 11 × フローライゼ 牡2 55.0 後藤 浩輝
6 12 エイシンアポロン 牡2 55.0 池添 謙一
7 13   エスカーダ 牡2 55.0 A.クラストゥス
7 14   キョウエイアシュラ 牡2 55.0 三浦 皇成
8 15 トーセンファントム 牡2 55.0 内田 博幸
8 16   ニシノメイゲツ 牡2 55.0 北村 宏司
*騎手の赤字は乗り替わり

*間違いがあるかも知れませんので、馬券購入の際などは、
主催者側の発表にてご確認下さい。

施行コース
中山 外1600m 芝・良見込み
中山1600mはやはり内が有利。
寒波による雪も馬場は良馬場。

予想ペース
ミドルペース
先行争いはそれなりに激しさを増す。ただ距離不安の馬が前にいるため、それほど飛ばすこともなさそう。

信頼度
【B】 本命戦
上位陣は強力。
馬券的な旨味は少ない。

推奨馬券
3連単 
1-2着ながし:
1着:08
2着:06
3着:→12,15,02,05,10,11
(6点)
1-3着ながし:
1着:08
2着:→12,15,02,05,10,11
3着:06
(6点)

 予想本文 

 最近はラジオNIKKEI杯2歳Sほか、年が明けてから伸びてくる馬がクラシックに直結してくる傾向があるが、今年は来年クラシックでも期待できそうな素質馬が揃った。
見応えは十分にあるが馬券的には波乱要素も少なく、やや面白みに欠けるかもしれない。
それだけに腹をくくった絞り込みも必要。

 本命には迷いなくローズキングダム
2戦2勝の内訳はいずれも僅差ではあるが、降した相手も強かった。
新馬ではヴィクトワールピサ、続く東京スポーツ杯ではトーセンファントムを差し返しての勝利。
マイル戦は初めてとなるが、ロゼカラー、ローズバドと続く母系からむしろ長い距離の方が不安が残るくらいで全く問題はない。
むしろその母系から引き継いだ勝負根性が安定と信頼感を与える。
不安点があるとすれば、レースタイムはそれほど早いものではないという点と中山コースの相性か。
ただ、先を思えばここは3着でも許されぬレースとなろう。

 対抗にはこれも大物感漂うキングレオポルド
特に前走は窮屈な内をこじ開けてのレコード勝ちで、突き抜ける脚は素晴らしいものがあった。
大型馬なので器用さの要求される中山コースが懸念されるところだが、陣営の言葉を信じれば問題はなさそう。
まだ幼さが残る馬なので、当日落ち着きがあれば好勝負必至。

 ここ2走、ハイレベルなレースで勝ち負けのエイシンアポロン
デイリー杯ではリディルの強襲に屈したが、つづく京王杯では先週の阪神JF2着したアニメイトバイオに勝利。
早い流れでの勝利例があることは他有力馬にない大きな武器。
前走ではかなり後ろから差しきったように、先行、差しの自在性があることも好感。
調教も動いて好気配を維持。

 トーセンファントムは本命馬とも差のない地力があるものの、いかんせん外枠が痛い。
中山1600mはスタート後すぐにコーナー。その後下りに入るため、外枠は終始外を回らざるを得ない。
事実、過去を振り返っても8枠がからんだのは6年前に1度あった程度。
救いはフルゲートではない点だが、それでも大きなハンデといわざるを得ない。
ただ、それでもこの評価にしたのはやはり本命馬と同等の地力があるゆえ。
少々のハンデは問題にならない可能性も十分にある。

 ほぼこの4頭で決まる公算はかなり高いが、いかんせん2歳戦。
他馬が割り込む余地は十分にある。
その中ではやはりハイレベルのデイリー杯、京王杯でエイシンアポロンと接戦を演じた組に食指が動く。

 ダイワバーバリアンはデイリー杯で敗れた後、即座に500万条件をあっさりクリア。
決して余計な1戦だったわけではなく、収穫も多かった。
デイリー杯の4着はエイシンアポロンとはコンマ3秒差なら悲観することはない。
内枠を引けた点も大きく、中山の急坂をこなせるなら、怖い存在。

 ダッシャーゴーゴーは前走京王杯での1番人気馬。
距離的には不安は残るが、常に安定した成績を残しているだけにここでも無視はできない。

 ツルマルジュピタは前走の粘り腰に見どころ。
折り合いに難があるため、現状マイルは長いと言わざるを得ないが、うまく逃げればこのコースならあわやもあり得る。
人気がないので、波乱があるなら、この馬がからみそう。

 後はこれも穴狙いでフローライゼ
前走は期待はずれだったが、一叩きで戻せば逃げ差し自在のキレのある馬なので、怖いところ。

【馬券と総評】
ローズキングダムを中心とした戦いで、その挑戦権も概ね3頭に絞られる。
馬券はこの4頭のみで勝負してもよいところだが、2歳戦だけに波乱要素もやや警戒。
少額で穴馬4頭を加え、ローズキングダム、キングレオポルドの2頭で流したい。
2頭軸マルチが無難ではあるが、あえてローズ、キングの1、2着ながし、1、3着ながし厚めを推奨馬券とする。


BACK NEXT

▲TOP